老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

    ヨット

2019-06-06 16:50:11 | 俳句

     

 

暑い。

毎日の挨拶が暑いですねで、はじまる日々がきた。

涼しい俳句を! ここは四国の「最北端」の岬から見える、庵治町の沖にヨットが。かなり早い速度で島を過ぎって行った。

 

     ☆     日に灼けていよいよ白きヨットかな    櫂

 

     ☆     沖に出て揺るるヨットの静かさよ    櫂 

 

湘南に住む師もヨットを楽しんでいるようだ。夏本番、ヨットのレースに臨む事もあらかしら。

ヨットはいつも、海と波と格闘をしているであろうが、物音の無い静けさの海を遠くからみるばかり。 

 

     ☆     求婚の返事来る日をヨット馳す    池田幸利

 

石原裕次郎の世界になった。じっとしていられなくて、ヨットを繰る。風の音、波の音、つかのまの期待と不安のない交ぜの心。大きな自然の懐に身をゆだねるしかない。

 

 

     ✈     軒昂に昭和の吾ら蛍狩る

友人から誘われて 蛍狩りに行くことになった。皆、平成の昔の昭和に生まれ想い出話に花を咲かせつ、蛍を見にゆく意見がすぐにまとまった。

 

   

 

コメント
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