老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

蜥蜴

2015-05-14 09:39:25 | 俳句

 蜥蜴がとんだ。
山の辺の径を散歩していると、目の前を蜥蜴がとんだ。
高い所から、低い所へ飛び降りたのではない。
15~20センチくらいで茶色。普通、いつも目にしている蜥蜴。
目にも止まらぬ速さですーっと、目の前をとんだ。
せいぜい20~30センチの長さだが。。。。
驚いた。蜥蜴がとぶのを見るなんて初めて。
向こうも私の足音に驚いて、火事場の馬鹿力ならぬ、渾身の力で
危険を察して逃げたのだと、思うのだが?
着地するや草むらの中に姿をあっと言う間もなく隠した。

   ☆ 蜥蜴と吾どきどきしたる野原かな   大木あまり

 瑠璃色の蜥蜴を目にする。
これは、子供の頃はこんな色なんだって。
この蜥蜴を見ると、茶色に育った蜥蜴より、いやだ。
きれいと言うより、ねとねと感が残る。時々、切れた尻尾が
動いているのも目にする。爬虫類は苦手だ。

   
   ⛅   蜥蜴とぶあらまままま草むらへ   

コメント
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