老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

しりとりインターネット句会

2015-05-22 20:54:28 | 俳句

 一と月くらいになるかしら。
しりとり句会に参加。
楽しい。パソコンの前で、封筒回しのように三分くらいで、思いついた句を作くる。
最後の文字に、繋いだり、一句の中から、言葉を取り出して次の一句を作ったり。
最初に席題を出されたり。
自分だったらとても、思いつかない言葉が出されて、これがいい。


 昨日 今日の投句   

  🌻  先客の席に残り香冷房車
  🌻  縷紅草少女マニキュア薄く塗り
  🌻  既視感や木間すかしの夏の海
  🌻  笛鉦太鼓はぢける阿波の盆踊り
  🌻  遍路笠忘れてありぬ冷房車
  🌻  百足逃がしてなんと夜の長いこと
  🌻  空豆やかはらぬ妻の片えくぼ
  🌻  水中花ネオン明滅してをりぬ
  🌻  緑陰に待ちをる雨乞神事かな
  🌻  夜遊びの猫なめくぢを付け戻る
  🌻  退屈な雨麦茶でも沸かそうか
  🌻  お祭りの斎王さまは晴れ女
  🌻  小箪笥に古い眼鏡や梅雨籠

有難い、管理者の方々。思いがけない句が作れました。

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姫  ねこ

2015-05-22 09:29:27 | 俳句
  

姫は ラグドール  で14才くらい。
わが家の女主人。わが家で君臨している。夫婦でお猫様にかしずいている。
  先日、隣のどら猫に襲われた。よほど、ひどくやられたらしく元気を無くし、
2~3日心配させられた。 が今は餌も普通に食べるし、家の中を歩きまわる。
やれやれと思っていたが、ひとりでは外に出なくなった。
窓辺で外を見ている。窓を開けてやる。外には出ず窓辺から踵を返しどこかへ
行ってしまう。
洗濯を干していると、庭へ草を食べに出てきて私の周りをうろうろとしている。
が、私が部屋に戻れば、ついて帰る。
苦い喧嘩の傷あとが心に残っついるいらしい。庭が怖いのだ。
2階のべランダには出る。コロコロとでんぐり返り、そのうち本当に無防衛な
姿で寝転がっている。余りにも、可笑しい姿だし、恥ずかしい姿だ。
猫に言っても、意に介さない。世の猫好きな人には、お腹まるだし、足と手を
開いたこの格好は何とも言い難い、愛しい仕草なのだ。
私だって御多分に盛れない。

    ☆ 猫の足音がしないのが淋しい   尾崎放哉

    ★ 朝の花まぶしく猫は窓枠に   石田波郷

 餌は食べたか? うんちはきれいか?心配したり、笑わせられたり、 姫 には
人生を充分に楽しませてもらい癒されている。
早く、庭に出れるようになって欲しい。

   🍺  お喋り猫ビールをなめてみてみるか

   🍺  猫ねまる涼しい風の筋にかな





    













  
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