老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

花言葉

2015-05-18 09:11:37 | 俳句
  後20メートルも坂を登ればわが家。辺りにいい匂いがする。
お隣のK家の石垣の上から、忍冬の花が垂れ下がって咲いている。たくさん。
昨年は無かった。昨年は道を隔てた向かいのM家には、垣を越えて
ほんの少し咲いていた。それが今年は見えない。理由はともあれ。。。。
 赤い二センチくらいの筒状の莟が開くと、あの赤は全く消えて白い
五弁の花がさく。それが日がたって銀色に変化する。
ゆえに金銀花の名前もある。

   ☆  灯をこぼし香を点じたり金銀花    見市六冬

花の付け根を吸うと甘いので 吸葛 の名前も付いた。
子供のころ、遊びの中で、友達と吸ったこともある。

   ☆  すいかづらすすればほのと恋心    赤沼俶子

 忍冬は、葉は冬も枯れないので( にんどう )の名でとおつている。
散歩の時一、二輪咲いているのを見かけることがある。

   ☆  忍冬花のこぼせる言葉かな    後藤比奈夫


 忍冬の花言葉は、 愛の絆  献身的な愛
忍の字から、耐え忍び献身的に愛を尽くす女の姿の花言葉かと思われる。  
が、花の姿から愛の連想は(私)浮かばない。甘い液が出るからって、
絆はどうだろうか?大人の愛に疎い凡人の私に、めくるめく口づけに
結びつかない。。。。。
だから、面白く、いい句もできないか。
  
   💛  すいかづら一番星をみいつけた   
   
  
   



 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする