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老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

 モンテ クリスト伯

2017-08-10 00:32:23 | 俳句
       

図書館で本を借りた。
暑い時は家で本でも読んで過ごすにかぎる。

図書館で目に止まったのが、「モンテ クリスト伯」日本の名では「巌窟王」
懐かしい題名の本だ。中学生の頃の愛読書だ。

うんと昔の五十年も昔「嵐が丘」「「アンネの日記」「友情」「赤と黒」
もう少し子供の時は「小公子」「小公女」「若草物語」「赤毛のアン」「二人のロッテ」、、、と夏休みはこんな本を読んでいた。

あれやこれと思い出しながら、モンテ クリスト伯を借りて、今読んでいる。

> 主人公エドモン・ダンテスが無実の罪で監獄に送られ、そこで長い年月を過ごした後、脱獄して巨万の富を手にし、モンテ・クリスト伯爵を名乗って自らを陥れた者たちの前に現れ、復讐する物語である。

> 収監された、牢内で知り合ったファリア神父の、、、、
ここらあたりから復習劇も面白くなってくる。

> モンテクリスト島の財宝を手に入れたダンテスは、収監される前から現在までの出来事を独自に調査し、自分を罪人に陥れた、ダングラール、フェルナン、ヴィルフォールがそれぞれ財産や地位を手に入れ今や時の人となっていることを知る。そして9年にわたる準備の末、イタリアの貴族モンテ・クリスト伯爵を名乗って仇敵の三人に近づき、富と権力と知恵を駆使した復讐を開始する。

まるで 子供の頃にかえったように、ワクワク ドキドキ しながら、本に夢中になっている。
「本ばかり読んで ちっとも勉強をしない」と文句を言っていた母のことを思い出しながら、あらすじを思い出しながら、読みふけっている。
頭の中よ若がえれ、夢や希望を持っていた青春よもう一度なぞと、(挫折と蹉跌)の方の割合が多かったのを忘れてもいるが、図書館でめぐりあった、本を読んでいる。

お風呂の中で夏休みは合唱コンクールの練習に明け暮れた夏休みのことを思い出しコンクールの課題曲を歌ってみた。
毎年、参加をしていたので、課題曲、自由曲とずいぶんと曲数があったが全部歌うことが出来た。ソプラノのパートもアルトのパートも。


     ★    さるすべり友と母校で待ち合わす

     ★    夏休み百葉箱のぽつねんと
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台風 一過

2017-08-09 10:44:19 | 俳句
      

台風で、二~三日 散歩が出来なかった。
近くの松原に面した、海水浴場へ歩きに行く。
砂浜を、海水浴に来ている人を見ながら、散策をするが、さすがに昨日まで荒れていた海へ来ている人は 指で数えることができるほどである。

貸しボートも浮き輪も閑古鳥がないていて、なんとも淋しい浜辺である。

     🌊    台風の去る浜に止るリヤカー

砂地を歩くと靴の中に砂が入って歩きにくいこと。
台風の名残りの強い風に幾たびか帽子を飛ばされる。

     👒    夏帽子さらう深くて青い空

     ⛵    松の枝木っ端に野分去りにけり


 
ワンピース(あぱっぱ)が仕上がった。

        
     
今月に入って、私の誕生日を迎えた。
夫が何か プレゼント と言ってくれたので、洋服の生地やへ連れて行ってもらう。
車に乗れない私は行きたい生地屋があってもそうそうには行けない。
その日は生地屋の梯子をする。
涼しそうな、アッパッパの生地と他にも2~3点買う。
これで 又 時間潰しをすることができる。

靴以外はお手製の服で間に合わす。
(自慢か? フランス、イタリー スイス製の生地は 高級生地専門店で、。ほんとうはこれの在庫を沢山持っている。見て楽しむのも趣味の内 )
夏は何回も汗をかいて着替えるから、洗濯の利く木綿地が一番良い。

      🎐    目を閉じる夏の海風くる部屋に

      ⛵    海の家窓窓窓を開け放ち

      ★    海の家ひよいと馴染みの銀行員

      ✈    雲の峰おだやかな波の音のして
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こんな日はお裁縫

2017-08-07 17:24:44 | 俳句
       

横殴りの雨。
我が町にも、土砂災害に注意をするようにと、有線放送や、携帯電話に、災害メールがひっきりなしに送られてくる。

我が家はおかげで、窓を強く打つ雨くらい。

朝から、家で着る ワンピースの製作にかかっている。
雨のおかげで、幾分か涼しいので、ミシンを踏んでいても、しのぎよい部屋の環境。


       

四五日前に仕上げた、ワイドパンツ。
厚めの麻100%の生地。
張りはあるが、皺になりやすい。麻はすべてだ。
穿きやすくウエストはゴムを入れている。
写真に写すと、見た目が悪いが、穿くと 自分で云うのもおこがましいが、デパートで吊っているパンツと比べても遜色はない。  (#^.^#)

さてワンピースも上手くしあがるとよいのだが、、、、


    👖    早く去れ颱風とてもお腹へる

    👩    画面には故郷襲ふ出水川


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哀れな 姫 の姿

2017-08-06 09:51:05 | 俳句
      

姫が手術を終えて無事に家に帰って来た。

病院に迎えに行く。
医師が姫の入っている檻から、私に出して下さいと云う。
スタッフが近寄るだけで、「フゥー フゥー」と威嚇をするらしい。
檻の扉を開いて「姫 おりこうだったね」と私が声をかけると、静かにしている。
手を伸ばして、入り口の方に引き寄せると、されるままに 私に抱っこをした。

術後の治療は私に抱かれたまま、おとなしく、医師にされている。
時々、唸るが「姫 おりこう おりこう」と声をかけると、じっとして治療をされる。

腫瘍が大きく、傷口もそれなりに大きい。
傷あとをなめないように、ラッパのようなプラスチックの器具を顔に。
これを嫌がって、帰りの車の中では、しきりに外そうとしたのだけれど、家に帰ると慣れもあるのか、おとなしくしている。

玄関に入ると一目散にトイレに。
水を飲んで餌にむしゃぶりつく。
病院で缶詰を少し食べましたと言ってくれたのだけれど、なれぬ場所で食欲もわかなかったのか、家では食べるは食べる。
ひもじかった、我慢をしていたと背中が語っている。
よかった。
一晩中 、猫は私に甘えて傍から離れようとしない。気になって寝れなかった。

     

     🐠    夜明け待ちうねりとなりて蝉の声

     🐠    じーんと蝉耳の奧射す声もあり

     🐠    凌霄花より朝の光の射し初めて    

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木を見て森を見ず

2017-08-05 10:54:19 | 俳句
      
      ダムの下に広がる公園


木を見て森を見ずとは、物事の一部分や細部に気を取られて、全体を見失うこと。
安倍政権の発足。
見慣れた顔ぶれで、お友達内閣からは少しUターンをしたのかな。
女優さんが政界に進出をやって、華やかな演出 に華を添えることまあるけれど、今回はそれも無かった。

私なぞは、テレビを観て、テレビのニュースに踊らされて、本質を見失っているのかも知れないと思うことはしばしばある。

俳句は17文字の中に小さな宇宙を詠み込む。
私は深く鋭く考えるのが苦手な直情型の人間である。政治のことも、右か左で良し悪しを決めてしまう。
俳句を作る時と同じく、死ぬまでの推敲を抜かして安易に妥協をしているのである。

籠池 と 加計 と 昭恵 と 稲田朋美 と で生理的に 安倍政権に「負」のレッテルを貼ってしまった。
今もこの思いには違いない。いくら、内閣の顔ぶれを変更しても、
「雀 百まで 踊りを忘れず」
安倍の心根は変わるはずがないと思っている。
庶民の前に反省をしたふりをして、胸の奧では 舌 を出してへらへらとしているとしか思えない。

しかしながら、冷静に考えてみれば、安倍すなわち自民党の政治も悪かったとばかりは言えないのではないかとも思える。

「木を見て 森を見ず」
加計と籠池と、でしゃばりの傾城の女二人を除くとそこそこの政治をやったと 森全体として総括することも大切ではないかとも考えるのである。
(安倍に権力に忖度をする腰抜けの政治家官僚もあえあれと云えば哀れ)

世間の賢い市民は、世論調査で剣を振ることしか政権に対する意識を示すこたはできない。
賢い人達の今後の、調査結果に期待を寄せている。一に注目をしている。


     🏆    足元でじゃれる猫ゐぬ夜の秋

     🏆    ぽってりと真昼の凌霄かずらかな

     🎐    沖縄の風呼ぶガラスのドアーベル
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