Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「故郷の悲劇」に思う事

2004-01-11 22:53:00 | インポート
先日、私の生まれ故郷、愛知県豊川市内にて、6歳の女児が継母に虐待の末、死に至らしめられる悲劇が発生致しました。やり切れない思いと共に、なぜこの様な事態が生じたか、私の見方を記したいと思います。
亡くなった女児は、父親の前妻の子であった為、継母の愛情を十分受けられなかった事、後に生まれた実子にかまった為、継母が腹を立て、凶行に及んだ事が指摘されています。又、女児の姉も同様に虐待被害に遭っていた様です。
再婚と言う家族関係の複雑さもさる事ながら、私は容疑者の継母が、子供の行動の特性を良く理解していなかったのではないかと思います。私自身も覚えがありますが、弟妹が生まれると、母親はどうしてもそちらの育児に重点が行き勝ちになる。そうすると年長の子は、母親の注意を自身に向けようと、弟妹にかまう様にどうしてもなる由です。私も幼少時、後から生まれた妹にかまったものでした。それで叱られもしましたし、きょうだいで喧嘩も1度や2度は経験しました。ですが今はお互いの良き理解者として、時に漫談を交えながら適当に距離を置き、上手に付き合っているつもりです。まあ両親も真面目に暮らしてくれたから、今一応順調なのかも知れませんが。
事によると、効率と利便性ばかりを追求し過ぎた戦後のあり様が、こんな事件を生んだのかも知れません。こんな事は今回を最後にして欲しい、と願うばかりですが。
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