Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

特報~社会保険庁 遂に終焉へ

2005-01-29 23:39:00 | インポート
昨日、内閣官房長官の私的懇談会「社会保険庁のあり方に関する有識者会議」にて、同庁の現状存続は極めて困難との判断が出されました。これにより健康、労働の両保険や各種年金の総合管轄組織である社会保険庁は将来へ向け、消滅の道を辿る事が確実となりました。
同庁は最近の報道でご存知の様に、競争入札によらない、所謂随意契約による各種機器備品納入を巡る汚職事件や贈与などの不祥事を起こし、更に不正な資金の多額留保も発覚した模様。これにより有識者懇談会は「現状組織での改革は無理」との止むを得ぬ判断が大勢となるに至った様です。
思えば有効利用の期待できそうもない健保及び年金保養施設の建設、過剰とも言える職員向け福利など、決して有益かつ明朗とは言えない資金使途も目立った同庁だったと思います。決算などの会計資料も他の象徴や特殊法人同様、極めて不透明だったのではないでしょうか。
将来像は未だ模索中、近い将来は独立行政法人化や都道府県単位の業務組織に再編する案などが出され、行く行くは完全民営化の構想もある様ですが、組織の形はどうあれ、血税と同じく被保険者たる勤労者の血と汗の結晶である納付保険料が確実に医療及び年金給付や社会福祉の増進の為だけに使われる事と、決して省庁の利権を生む温床となる事のない様強く求めたい所です。*(注意)*




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