Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

特報~福田内閣総理大臣辞任に思う事

2008-09-02 23:45:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!2008=平成20年9月も拙日記を宜しくお願い致します。今夜は最初から、決して芳しいとは申せない記事となってしまいますが、懲りずにご一読下されば幸いです。以下、些か伝言調となる事をご容赦下さる様・・・。

前略、福田内閣総理大臣閣下。此度は内閣総理大臣を辞任なされるそうで、大変お疲れ様でした・・・と申したい所ですが、正直やや問題が多い様な気が致しますが如何なものでありましょうか?

内閣総理大臣。確かに我国々政の最高責任者として、大変な激務であろう事は察せられます。だからこそ我々国民は相応の敬意と、その地位に恥じない待遇を認め、尊重しているのであります。
野党第一党、民主党代表の小沢一郎さんは大変剛腕な方だそうで、閣下もその為に政局運営には相当なご苦労を強いられた事を素直に、率直に認めたく思います。民主党以外にも、野党の中には明らかに不健全な勢力もおり、それらへの対応はそれは常人では到底叶わない体力と精神力が強く求められる事でしょう。

しかしながら政治家、それも国政の最高幹部たる内閣総理大臣はその道のプロ中のプロ。ご自身の持てるあらゆる力を尽くして我国の内外の難題に当たると言うのが筋ではないでしょうか。閣下は官僚の世界も熟知していらす由。そうであれば、弊害の目立ち始めたこれまでの官主導の政治体制を覆し、政治主導に変えて行く端緒を作る絶好の機会だった事をお見逃しになるはずはありませんよね。そうした下地をお持ちになりながら結局はそうした改革に結びつけられなかった。これでは閣下は結局「官僚のポット(ロボットの意)」と揶揄されても仕方がないと思いますが如何でしょうか?

思えば閣下は今夏、北海道にての所謂「洞爺湖サミット」を催されました。一応の意義はあったと思いますが、独自のカラーが出なかったのが課題だとは良く伺う所です。
つい先月の内閣改造にしても、ご自身のカラーやスタイルが今一つ出ていなかった様な気がする。遅くはありませんから、格下だなどとバカになさらずに、賛否はあれど独自のスタイルで突き進む東京都知事、石原慎太郎さんのあり様を少しはご参考になされては如何でしょうか?
ただでさえ国際社会よりは、我国の政治は「顔が見えない」などと揶揄されております。これで後任の内閣総理大臣人事に手間取り、政治の空白が長引けば我国の対外信用は失墜し、金融面で不利な立場に立たされたり、食糧や原材料などで高い買付けを迫られるなど、国際社会にて益々追い詰められ、国民生活を圧迫する事になりかねません。

世間は閣下の此度のご行動を、敵前逃亡と見なしている様な気が致します。これは正直仕方がないのではないでしょうか。打つべき手は全てご実行になったのかも知れないが、それにしてもご表明は唐突で、我々国民が得心できるご説明がなされていない。これでは「はい、そうですか。お疲れ様です」などと簡単に受け容れる訳には到底参りません。

此度の件についてのご説明と、今の我国における「政治の空白」を最小限に抑え込む努力を国民に示す事が、政治のプロたる閣下の誠意ある姿勢であると思うが如何でしょうか?
単に今の状況を改善できないから辞める、では何の解決にもならない事は、小学生の子供達でも分る事でしょう。完璧にできるとは到底思えないが、任期最後のお仕事として、その辺りは我々国民が理解できる形できちんと見通しをつけた上でのご降板をして頂きたい。それができて初めて我々は閣下に対し「お疲れ様でした」と頭を下げて申し上げる事ができるのであります。草々・・・*(日本)*

コメント
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