Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

新型肺炎問題 感染の危険個所を復習してみた

2020-03-07 19:52:41 | 社会・経済

これからもう暫く、中国大陸発、新型コロナ・ウィルス肺炎感染懸念の事共をメインに拙ブログ記事を進めなければならなそうなのは、少々気が滅入る。しかしながら、当地愛知の感染者数は北海道に次ぐ全国第 2位。60人超の感染者中には、その経路が判明しない各位も現れ始めた。つまり、更なる警戒を要するのは事実だろう。

これを受けて 我国政府も、かねて保守側メインで強い要望の出ていた 中国大陸と感染者急増中の大韓民国からの入国大幅規制に踏み切った様だ。本当は先月初に最初の機会があった様で 早めに決定されるべきだったが、経済面での対中依存がかなりの割合に上る事と、今春予定だった習 近平(しー・じんぴん)同国々家主席の国賓来日々程への配慮から 踏み込んだ規制を執れなかったのではとの見方もある。そうした事に留意するも、安倍政権の規制判断を 一応は評価するものだ。

3/9から新たな規制が実施されるが、中韓両国の発行済み査証(ビザ)の効力停止や検疫法の規定による 我国入りに際し、同両国の全旅客が医療施設や政府指定施設にて原則 2Wの隔離を経て入国許可をする方針。更に航空旅客は入国地を成田の新東京か、又は関西の各国際空港のみに限定され、船舶の旅客は上陸を禁じられる由。規制レベルは、先日中国大陸から表明されたのとほぼ同レベルで、同国の反応は概ね冷静な受け止めの様であるのに対し、我国の規制が先行した大韓民国では反発が大きくある様だ。

これはしかし、冷静に見て参ると 百歩譲っても韓国側の主張を真に受ける訳には参るまい。既報の様に、同国内の感染者は 同国有数の大手宗教組織での集団感染もあって、数千人規模に達し、犠牲の各位も我国より多い。国際レベルの常識からしても、今回我国の一段の規制強化は妥当なものだろう。韓国側も相互主義原則に照らして、我国向けに同レベルの規制強化に踏み切る様だが、冷静に「どうぞどうぞ」と言える位の落ち着いた受け止めが大事と心得る。

昨日は又、旧民主党政権下で制定の「新型インフル等対策特別措置法」の、今回感染症適用につき、小幅な法改正を含めた適用のあり方が議論されもした。これに際し、安倍総理が主要野党 5党と法改正に向けての党首会談を持ったのも、一定評価するものだ。中には現行法の適用さえ快く思わぬ日共、社民の様に会談そのものが無意味無価値だった勢力もありはするも、主要な立憲民主、国民民主の両党から一応でも協力を取り付けたのは、成果とみて良いだろう。

前述法制については、野党勢力が主張する様に、新感染症等にも一定は対応する事から 改正そのものはせず、解釈運用の見直しで乗り切るのも方法としては有りかも知れない。前述の二野党を筆頭に、改正を見送る代わりに解釈運用を 基本政府与党に任せる言質を取れば、この事共に関する国会での追及をかわす事もできよう。又 現行法下での対策は、間を置かずに迅速にできる利点もある。安倍総理には、法改正を視野に入れるのは良いが、現行法でスピード感を持って乗り切るやり方も選択肢に加えて頂きたいと拙者などは思うものだ。

随分と記事が脱線してしまった。手短になるかもだが、本題です。此度の新型肺炎は、主に感染者が触ったり手を掛けたりなどした箇所から広まる接触感染と、至近距離で会話などをした時に、唾液などがかかったりする事で伝わる飛沫感染が伝播の双璧とされる。もう一つ、感染者が咳(せき)やくしゃみなどをした直後に、飛び散った唾液や体液などがかかる事による 所謂エアゾール感染もあり得はするが、主な要注意経路は前述の 2パターンだろう。

専門家会議によれば、感染リスクが高いのは、公園などの野外よりは 閉鎖され換気の不十分な建物内や地下街だとされる様だ。具体的には、一定数以上の人数が同室で過ごす 屋形船などを含む宴会施設、カラオケ・ボックスや床面積が広くても大勢が大声を上げたりする、音楽グループなどの公演が多いライヴ・ハウスなど。又 既に一部から懸念の出ているパチンコ店舗や、個人スペースが確保されているとはいえ、機密性の高いネット・カフェ、不特定多数がサポート機器に触れる機会多いスポーツ・ジムなども加えるべきだろう。

拙的には同様の理由で、所謂「クラブ」と呼ばれるダンスやパフォーマンスのできる 大勢を収容可能な店舗施設も該当すると思われるが。クラブは 一部から違法薬物売買の温床となっている懸念も表され、又 近年まで深夜営業が規制されていたものだが、その撤廃を煽ったのは社会民主党。この一事を見ても、同党がいかに日本及び日本人の利益に立脚しない勢力であるかが分かると心得るものだが。

以上、とりとめのない事を記して参ったが、行政側に早い的確な対応を強く求める一方で、やはり「自らは、自らで守る」心がけも必要と心得る。要するに日本人は、此度の様な疫病が広がる事を想定する事なく、危機的な向き合いについての修練(スキル)が不足のまま今回の様な事態を迎えてしまった不幸もあると、拙者は感じるものだ。

特に 先年の麻疹(はしか)や風疹の流行を見ても分かる様に、我国成人男子共の防疫意識はこれまで低く、途上国並みかそれ以下だったと思う。此度の新型肺炎懸念で 少しはそうした防疫意識が高まる事を望みたいが、何せ経験値が平均して低いだけに 直ぐは無理だろう。そも、街へ出てみると、相変わらず咥え煙草で歩いている男達が結構おり、そうした姿が見られなくなる時、ようやく防疫意識が定着するのかも知れない。今回画像は、少し前に捉えた JR名古屋駅東口の様子を。以下に、関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3760.html

コメント (4)
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