Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

我国要人の訪中再開は「ドサクサ紛れ」か

2024-07-22 22:54:06 | 国際・政治
内外で、大きな問題が相次いだ。まず 注目される今秋の米合衆国大統領選に臨む予定だった J・バイデン現大統領が、一転撤退を表明。細かい言及は控えるも、やはり 80歳超の高齢への不安が増大した所が大きかった様だ。

後継米民主党大統領候補には K・ハリス現副大統領が指名される公算大の由。同国初の 女性にして非白人副大統領。歴史的意義はあるも まだ顕著な実績が見られない所もあって、大統領選には役不足との見方も多くある様だ。ライバルの立場たる 共和党候補の D・トランプ前大統領などは「ハリスになら勝てる」などと露骨な表明とか。まぁここは、同盟国の国民として「正しく静観」する事としたい。

もう一つは、今日早朝 当地愛知・蒲郡市内にて生じた、東海道新幹線の重大な線路支障。始発前の線路整備に臨んでいた保線車両に 後続の資材輸送車両が衝突して双方が脱線。残念ながら関係者 2名が負傷された様だ。一言のお見舞いを。

その上で、首都圏と中京及び関西圏を結ぶ大動脈の停止は遺憾極まる事態。運営を担う JR東海社には 万を超える内外の旅行者各位への影響を重く受け止め、事故の精緻な検証と 再発防止へ向けた厳しい措置の断行を願いたい。やきり原因の一端は、この所多くの業種で指摘される 人員不足によるものではないか。そうした所の改善にも 実施に向けた強い姿勢を示すべきだろう。

その他にも 内外に諸問題が山積している訳だが、世間の目がそちら方面へ行っている間に 我国政界人複数の訪中が目立つ様になってきたとか。「ドサクサ紛れ」の印象付き纏う所。中共政府の関係と 必要な往来が欠かせぬは認めるも、よく言われる「日本は圧せば屈する」様な不良姿勢を晒す真似だけはしないで貰いたいのも事実。以下 今日の産経新聞ネット記事を引用して、みて参る事に。

「与野党幹部らが相次ぎ訪中 自民・森山 裕氏や(立憲民主)・海江田万里・衆院副議長、政治交流が再起動」

日本の閣僚や(国会)議員の中国(大陸。以下 中国と略記の場合も。)訪問が相次いでいる。武見敬三・厚生労働相は 同相として約 6年ぶりで訪中したほか、7/22には自民党幹部や衆院副議長がそれぞれ中国要人と会談した。

新型コロナ・ウィルス禍を機に細っていた日中間の政治往来が起動しつつあるが、東京電力・福島第 1原発処理水の海洋放出を受けた中国の日本産水産物の輸入停止など 課題は山積している。

武見氏は 7/17~19に訪中した。日本の閣僚による訪中は、昨年 4月の 林 芳正外相(当時)以来。武見氏は 北京で中国の保健衛生当局トップの 雷 海潮(らい・かいちょう)・国家衛生健康委員会主任や、北京市トップの 尹力(いん・りき)市共産党委員会書記(党政治局員)と会談した。

7/22には 自民党の森山 裕・総務会長が北京で、中国共産党の対外交流部門、中央対外連絡部(中連部)の 劉 建超(りゅう・けんちょう)部長と会談した。同席者によると 森山氏は「協力分野では 具体的な成果を挙げることが重要だ」と訴え、日本産牛肉の対中輸出再開に協力を求めた。劉氏は「日中がすべきことは対話を推進することだ。中国も 日本側との意思疎通を重視している」と述べ、日中与党交流協議会の年内開催を準備していると説明した。

同日には 海江田万里・衆院副議長が北京で 中国の立法機関、全国人民代表大会(全人代)の幹部と会談。日中関係筋は「中国側が 日本との対話に対し、以前より積極姿勢を見せている」と指摘する。中国の経済成長が鈍化する中、日本からの対中投資を必要としていることも 中国側の背中を押しているもようだ。

一方 日中間には(前述原発)処理水海洋放出に関する中国側の対応のほか、新型コロナ禍で停止された日本人による 15日以内の短期滞在時の査証(ビザ)免除措置の再開、スパイ容疑による邦人拘束といった課題があり、森山氏も劉氏に こうした問題について提起した。日中関係を巡る緊張は続いており、課題解決には時間がかかるという見方が強い。(引用ここまで)

少し前にも 河野洋平・元官房長官率いる政財界訪中団の報を聞いた。福島原発処理水の件や 一抹の疑念あるスパイ容疑で拘束続く邦人解放の為の訪中なら理解するが、一方で「圧せば屈する」印象を持たれかねない 媚中的志向の連中も複数訪中している様だ。

経済面で相当に往来が必要な所はあろうが、向き合いを誤れば 直ぐに露骨に我国側に踏み入ってくるのも事実。かねて問題の 沖縄尖閣界隈への中国船艇による領海侵犯複数に加え、我国が排他的経済水域EEZ を主張する沖ノ鳥島近くの海域にも 公海とはいえ海底資源調査の可能性有る船舶を差し向けていたとされる。

それに加え、我国内で設置を認知した 太陽光パネルもその多くが中国大陸製で、その再処理でも毒性のあるものが一部で見つかった由。今後必要となる 太陽光パネルのリサイクルに際しては、中国大陸メーカーの含有物情報の多くが伏せられている為 大変支障がある様だ。こうした情報をも開示させる様 中共政府に強い申し入れや働きかけをする為の訪中なら良いのだが。

改めて、ある程度の日中関係上 本当に必要な用務や目的の為の訪中ならまだよしだが、中には媚中的な意図でのそれもなくはないのではないか。我国政財界人訪中の動きはまだ続くだろうが、我々国民は そうした所も注意して見守るべきと心得るがどうか。今回画像も振り返り恐縮。昨年初夏、当地北郊・一宮市内の JR東海道本線にて 北陸方面と名古屋を結ぶ特急「しらさぎ」の様子を。北陸新幹線の福井・敦賀延伸に伴い、現在は走路短縮の模様。
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