線状降水帯が発生し、大雨警戒レベル4で避難指示が出ている当地。
でも普段通り飲食店はやってるし、クルマも普通に走ってる。
どこに避難すればいいのか分からない。
そんな人が多いんじゃないかな。
本当はこれではいかんのですが、本当に危機が迫ったときにどうするのか。
危機管理意識が乏しい…と思うのであります。
宍道干拓地は宍道湖の水位より低いので、54ha余りの農地へ降った雨をポンプで強制的に排水しなくてはならない。
排水池には大量の雨で溢れんばかり
写真の左側にあるのがポンプ小屋。
37KWのポンプで300Φの配管で宍道湖に排水しますが、いかんせん空から降ってくる雨水の量が多すぎて排水が追いつかない。
手前が300Φの配管、奥側が800Φの配管
昔は800Φの配管で排水してたが、駆動用のエンジンが壊れたため今は使われていない。
300Φと800Φとでは流量が何倍違うのだろう。
おそらく10倍近く違うんじゃないかな。
警報級の大雨になると300Φでは小さすぎる。
元の800Φの配管はまだ生きているので、新しいポンプを設置する話もあるのですが…
3,000万円くらいかかるらしいので、話がなかなか前に進まないのでした。
もうこれ以上の雨はいりません。
災害にならないことを願うしかないのであります。