キャラメルに再会した。
なんだかもうやたら懐かしい。
森永ミルクキャラメル
タテ10センチ、ヨコ5センチほどの黄色い箱。
一番上のところにトレードマークのエンゼル。
今年で生誕100年にもなるそうな。
とりあえず懐かしのキャラメルの箱を開けてみましょう。
赤い帯封を切る。
中箱に手をかける。
オォッ、そうだった、中箱はスライド式であった。
引き出し式なのであった。
引き出しをスルスルと引っ張るとギッシリ並んだ12粒。
そうか12粒であったか。
12粒の一粒一粒が包装されている。
デパートのおねえさんが、箱型のものを包装紙で包装するときのように、キチンと折りたたんである。

右に開き左に開き、上に開き下に開き出てきました本体が。
側面を刃物で切ったようなやや乱暴な切り口。
口に入れてみましょう。
オッ、なんだか物足りないような甘味とミルク味。
そうだったんだ、これだった、これがキャラメルの味だったんだ。
遠足のお伴に必ず持っていった当時としては貴重な甘味だったのだ。
一粒口に含めば長持ちさせようと、噛まずに我慢するのだが、ふと気がつくといつの間にか噛んでいる。
あぁいかん、噛んじゃた。
今度こそは噛まずに持ちこたえるぞ、と思うのだがふと気がつくとまた噛んでいる。
懐かしのキャラメルに、オジさんは涙しそうになったのだった。
なんだかもうやたら懐かしい。
森永ミルクキャラメル
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タテ10センチ、ヨコ5センチほどの黄色い箱。
一番上のところにトレードマークのエンゼル。
今年で生誕100年にもなるそうな。
とりあえず懐かしのキャラメルの箱を開けてみましょう。
赤い帯封を切る。
中箱に手をかける。
オォッ、そうだった、中箱はスライド式であった。
引き出し式なのであった。
引き出しをスルスルと引っ張るとギッシリ並んだ12粒。
そうか12粒であったか。
12粒の一粒一粒が包装されている。
デパートのおねえさんが、箱型のものを包装紙で包装するときのように、キチンと折りたたんである。
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右に開き左に開き、上に開き下に開き出てきました本体が。
側面を刃物で切ったようなやや乱暴な切り口。
口に入れてみましょう。
オッ、なんだか物足りないような甘味とミルク味。
そうだったんだ、これだった、これがキャラメルの味だったんだ。
遠足のお伴に必ず持っていった当時としては貴重な甘味だったのだ。
一粒口に含めば長持ちさせようと、噛まずに我慢するのだが、ふと気がつくといつの間にか噛んでいる。
あぁいかん、噛んじゃた。
今度こそは噛まずに持ちこたえるぞ、と思うのだがふと気がつくとまた噛んでいる。
懐かしのキャラメルに、オジさんは涙しそうになったのだった。