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Happy-sanな日々をご紹介するブログ。旅のお話もいっぱい♪

村上館 湯伝

2007年01月14日 | 旅館&Hotel
村上館 湯伝





”2007年の、1月の10日過ぎたら20日までの間に、
なるべく早く、自分の住んでいるところから

<真北> の本州のギリギリのところくらいまで
1泊でもいいから、行っていらっしゃい。” 


去年の秋頃、心が苦しくて動けない時に
そう、言われた。

東京から真北というと、日光、その先・・・新潟。
1月の新潟かぁ・・・寒そうだなあ・・・。

地図を見ながら、息子に
”一月、新潟行くけど・・・。”と話すと

”月岡温泉、行こう!!”とやけに張り切る息子。

そう、たまたま息子の大好きなテレビ番組
”ニッポン 旅×旅ショー”で、月岡温泉 VS 嬉野温泉で
月岡温泉が圧勝した放映の、翌日に
私が息子に”新潟行き”を話したのだった。

”美肌の湯なんだよ。
”村上館という旅館が出てたよ。”と嬉しそうに話す息子。

そう、”美肌の湯”ね。 そこにしよう

と、チャレンジャーな私はすぐ予約のをする。

<MAXとき>で新潟へ出発!




北方位の持つ運気は
愛情運・恋愛運・信頼を築く・フェロモンUP・
人からの援助・髪や肌をキレイにする・金運・健康運・・・

しかも、今は普段の6倍もの運気を吸収できる”旅行月”。
この効果が現れるのは4ヵ月後くらいらしい。
新緑のまぶしい季節が、今から楽しみだ。
ベビーピンクとアイボリーのファッションも決めて、いざ月岡へ。




 飯豊連峰 五頭山をはるかにのぞむ
 


新潟駅から特急いなほで1駅。豊栄駅に降り立つ。



雄大な飯豊連峰の五頭山と二王子山を眺めながら
タクシーで20分。 
途中の、冬の田んぼには、白鳥が舞い降りている。



 白鳥の、ラインダンス





”月の岡の、もっと美人になれる温泉”

老舗らしい佇まいの”村上館 湯伝”に到着。


 露天風呂付客室 ”高砂”

広々とした部屋 




私たちが泊まった部屋”高砂”は、
旅×旅ショーで、假屋崎省吾さんが泊まったのと同タイプで
私は見なかったけれど
つい先日放映の、”窓際太郎の事件簿”の撮影が行われた部屋らしい。

広々としていて、月見のベランダが風流なことと
客室露天風呂からの、湯けむりが旅情をさそう。
(客室露天風呂が温泉ではないのが、非常に、残念

 


 貸切風呂 ”一の湯”


ここは、ただただ、この湯につかりにくる場所だ。
日本一の硫黄の含有量を誇る、月岡の湯。 

シャワーブースの蛇口もすごい錆びが生じていて
その成分の濃さがうかがい知れる。

源泉ならでは、の
たゆたゆ・・・としたすこし重みのある湯。

昔、この一帯で石油を採掘していた時に沸いた湯だけあって、
油分も含まれる。 湯の花も白ではなくて、黒っぽい。
ここでしか味わえない、特別な、湯だ。

外が寒い、冬の北国。
その分、生きかえるような気分になる。

生きカエル、若ガエル・・・



脱衣所で、ある一人の女性が言った。

”この温泉入って、
もっと美人になったら、どうしよう・・


その瞬間、そこに居合わせていた私を含め10人くらいは
お互い知らない者同士だが、
顔を見合わせて、声を出して、笑ってしまった


そう、こういうのが、旅の楽しみ。
この瞬間、お湯の神様がここにいて、
私たちを笑顔の、とびきりの美人にしてくれたはずだ。




 楽しみな、夕食のはじまりはじまり・・・。


新潟なので、とにかくご飯が美味しいことと
冬の日本海の味覚が楽しみな夕食。

ここ、村上館の料理は
小細工のない、素直な料理。
味は薄味。 素材を丁寧に楽しめるように作ってある。

温泉に入った旅人に、心も、体もくつろいでもらいたい・・・
そんな気持ちが料理にあらわれていて
調理長の優しさが伝わってくる、料理だ。



 冬の味覚 蟹づくし



炊きたての、蟹の釜飯 




 ひと粒、ひと粒、光っている新潟の、ご飯



夜寝る前も、朝起きてすぐ、も
とびきりの、
月岡の湯につかる。

いいお湯は、何度入っても湯あたりせず
心と体をじんわりと温めてくれる。


浴衣の柄が何枚も選べるとか、
浴室のタオルが何枚も使えるとか、
アメニティが充実しているとか、
エステが楽しめるとか、

そういうものは、 いっさい無い。

ただ、昔ながらの
仲居さんと布団を敷いてくれるおじさんとの会話に温かさを感じ、

ただ、昔ながらの
温泉という大地からの贈り物を満喫し、

ただ、お米のひと粒、ひと粒に
感謝して食べる日本人の心を取り戻しに行く場所。



”月の岡の、もっと美人になれる温泉”


北の運気を、心と体いっぱいに取り込みに、
出かけてみては、
いかがでしょう・・・・









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