ヨーロッパ鉄道の旅~タリスとユーロスター
私は、プチ列車マニアだ。
国内の特急列車は、だいたい分かるし、
分厚い時刻表をめくるのは、
JTBのお姉ちゃまと同じくらいのスピードの自信アリ。
国内旅行も、目的地までの
行きと帰りはそれぞれ違う特急、
ないしは違う車種のものを選ぶし、
サンライズ出雲やカシオペアなどの
寝台特急も、大好きだ。
・・・というのも、息子は今は歴史マニアだが
その前は、お魚マニア
その前は、相撲マニア
そして、
その前が、列車マニアだったのだ。
列車に関しては、私のツボにもはまり
以来、私は自他ともに認める”旅好き”となる。
今回のヨーロッパ旅行の目玉は
なんといっても、この国際列車、
アムステルダム~ブラッセル間を走る”タリス”
そして
ブラッセル~ロンドン間を走る”ユーロスター”。
ワインレッドがひときわ目立つ、タリスの車両
姉が私達のために、1等車両を用意してくれた
時間は朝9時15分、アムステルダム スキポール空港駅発。
1等車両では、ハンサムなお兄ちゃまの
ホスピタリティあふれる笑顔とサービスを受けることが出来た。
車内の様子
朝なので、車内では朝食がふるまわれる。
コーヒーやジュースなどのソフトドリンクと
サンドウィッチやアップルパイなどの
軽いスナックのサービス。
何回おかわりしてもいい。
1等の席は、タリスもユーロスターも食事付。
ハンサムなお兄ちゃまが何度も、何度も
コーヒーやサンドウィッチをすすめに来てくれる。
新幹線のグリーン車も、すこしサービス考えたほうが
いいかも、しれない。
市街地を通り抜けると、
のどかな、田園風景がひろがる。
とりわけ、オランダは”水”と”森”、
春の光、羊や馬、牛たちのゆったりした姿・・・
美しい調和のとれた自然の美しさに心を奪われる。
こんな美しい世界を創造した神様の
クリエイティヴィティに乾杯
線路沿いに水辺が続く・・・
のんびり牛たちに思わず笑みがうかんでくる
田園風景から、住宅街に景色が変わり・・・
やがて、教会の高い塔や建物がぎっしり並ぶ景色へかわると・・
ブラッセルに到着だ。
(ブラッセルの様子は、16日のブログを読んで下さい)
ブラッセルの駅
次は、ブラッセル発、ロンドンウォータールー駅行きの
ユーロスター。
ユーロスターは1等と2等にわかれていて、
1等も2つにわかれていて、
ビジネスプレミアという飛行機でいえば
VIPの乗るファーストクラスと、
レジャーセレクトという、レジャー用の席にわかれる。
いずれも、1等車なので、座席での食事のサービスがある。
なんと、フリードリンクだ。
私はこの1等のレジャーセレクトの席を予約しておいた。
タリスに乗るときには、国境を越えるのに
特別な審査など何もなかったのに、
ユーロスターは、飛行機と同じ手順をかけて
列車に乗る。
出国審査、手荷物検査、入国審査・・・
だから、出発時刻より30分以上前に
乗り場に行かなくては、いけない。
レジャーセレクトの座席
席につくとまもなく、シャンパンがふるまわれる。
私は昼間ということもあるし、
ロンドンについてから、更にまた列車に乗り換えて
W.Sussex州まで行かなくてはならないので、
残念ながら、シャンパンは遠慮した。
さすがに、ユーロスターの1等席には
私達のほかに、いわゆる”他国民・移民系”はおらず、
皆、きれいなQueen’s Englishを話しながら
優雅にシャンパンを楽しみはじめる。
シャンパンをひとしきり、(2回くらいおかわりしていた)
飲んだ後は、
ワイン、しかも、きちんと白ワインからサービスだ。
そして、ご丁寧に”本日のメニュー”が配られ、
メニューの説明が、ある。
さながら、ちょっとしたフランス料理店だ。
ユーロスター 1等 レジャーセレクトのランチメニュー
シャンパンやワインのサービスは一流だが、
メニューの内容は、”超ヨーロッパ”。
つまり、じゃがいもがふんだんに使われていて、
大きなソーセージが、ボンっ
デザートは、アップルクランブルにカスタードソース・・・
メインディッシュは、もう1品選べて、
息子はたらのほうれん草ソースというのを食べた。
これまた、非常に”English"な味付けであった。
(・・・つまり、塩・胡椒が必要な味ということ・・・)
Calais近くになると一面黄色の丘が続く・・・
食事が終わる頃には、フランスのCalais(カレー)付近。
ここから、ドーバー海峡のトンネルに入る。
20分くらい。思ったよりも、近いのだ。
窓に光が差し込むと、
もうそこは、イギリス。
”おひさしぶり”
おもわず、車窓からイギリスの空をながめ、そう言った。
ヨーロッパの国際列車、タリスとユーロスター。
美しい田園風景を走りぬけ、
気前の良い、ホスピタリティに少々とまどいながらも
素晴らしい汽車の旅が約束される。
飛行機での、すし詰めにされながらの移動に比べたら
なんて、快適な旅なのだろう
息子は、今度はドイツのICEに乗りたいという。
私は、フランスの田舎の汽車旅。
ずっと、ずっと・・・・
夢への線路は、続いていくので、ある。
私は、プチ列車マニアだ。
国内の特急列車は、だいたい分かるし、
分厚い時刻表をめくるのは、
JTBのお姉ちゃまと同じくらいのスピードの自信アリ。
国内旅行も、目的地までの
行きと帰りはそれぞれ違う特急、
ないしは違う車種のものを選ぶし、
サンライズ出雲やカシオペアなどの
寝台特急も、大好きだ。
・・・というのも、息子は今は歴史マニアだが
その前は、お魚マニア
その前は、相撲マニア
そして、
その前が、列車マニアだったのだ。
列車に関しては、私のツボにもはまり
以来、私は自他ともに認める”旅好き”となる。
今回のヨーロッパ旅行の目玉は
なんといっても、この国際列車、
アムステルダム~ブラッセル間を走る”タリス”
そして
ブラッセル~ロンドン間を走る”ユーロスター”。
ワインレッドがひときわ目立つ、タリスの車両
姉が私達のために、1等車両を用意してくれた
時間は朝9時15分、アムステルダム スキポール空港駅発。
1等車両では、ハンサムなお兄ちゃまの
ホスピタリティあふれる笑顔とサービスを受けることが出来た。
車内の様子
朝なので、車内では朝食がふるまわれる。
コーヒーやジュースなどのソフトドリンクと
サンドウィッチやアップルパイなどの
軽いスナックのサービス。
何回おかわりしてもいい。
1等の席は、タリスもユーロスターも食事付。
ハンサムなお兄ちゃまが何度も、何度も
コーヒーやサンドウィッチをすすめに来てくれる。
新幹線のグリーン車も、すこしサービス考えたほうが
いいかも、しれない。
市街地を通り抜けると、
のどかな、田園風景がひろがる。
とりわけ、オランダは”水”と”森”、
春の光、羊や馬、牛たちのゆったりした姿・・・
美しい調和のとれた自然の美しさに心を奪われる。
こんな美しい世界を創造した神様の
クリエイティヴィティに乾杯
線路沿いに水辺が続く・・・
のんびり牛たちに思わず笑みがうかんでくる
田園風景から、住宅街に景色が変わり・・・
やがて、教会の高い塔や建物がぎっしり並ぶ景色へかわると・・
ブラッセルに到着だ。
(ブラッセルの様子は、16日のブログを読んで下さい)
ブラッセルの駅
次は、ブラッセル発、ロンドンウォータールー駅行きの
ユーロスター。
ユーロスターは1等と2等にわかれていて、
1等も2つにわかれていて、
ビジネスプレミアという飛行機でいえば
VIPの乗るファーストクラスと、
レジャーセレクトという、レジャー用の席にわかれる。
いずれも、1等車なので、座席での食事のサービスがある。
なんと、フリードリンクだ。
私はこの1等のレジャーセレクトの席を予約しておいた。
タリスに乗るときには、国境を越えるのに
特別な審査など何もなかったのに、
ユーロスターは、飛行機と同じ手順をかけて
列車に乗る。
出国審査、手荷物検査、入国審査・・・
だから、出発時刻より30分以上前に
乗り場に行かなくては、いけない。
レジャーセレクトの座席
席につくとまもなく、シャンパンがふるまわれる。
私は昼間ということもあるし、
ロンドンについてから、更にまた列車に乗り換えて
W.Sussex州まで行かなくてはならないので、
残念ながら、シャンパンは遠慮した。
さすがに、ユーロスターの1等席には
私達のほかに、いわゆる”他国民・移民系”はおらず、
皆、きれいなQueen’s Englishを話しながら
優雅にシャンパンを楽しみはじめる。
シャンパンをひとしきり、(2回くらいおかわりしていた)
飲んだ後は、
ワイン、しかも、きちんと白ワインからサービスだ。
そして、ご丁寧に”本日のメニュー”が配られ、
メニューの説明が、ある。
さながら、ちょっとしたフランス料理店だ。
ユーロスター 1等 レジャーセレクトのランチメニュー
シャンパンやワインのサービスは一流だが、
メニューの内容は、”超ヨーロッパ”。
つまり、じゃがいもがふんだんに使われていて、
大きなソーセージが、ボンっ
デザートは、アップルクランブルにカスタードソース・・・
メインディッシュは、もう1品選べて、
息子はたらのほうれん草ソースというのを食べた。
これまた、非常に”English"な味付けであった。
(・・・つまり、塩・胡椒が必要な味ということ・・・)
Calais近くになると一面黄色の丘が続く・・・
食事が終わる頃には、フランスのCalais(カレー)付近。
ここから、ドーバー海峡のトンネルに入る。
20分くらい。思ったよりも、近いのだ。
窓に光が差し込むと、
もうそこは、イギリス。
”おひさしぶり”
おもわず、車窓からイギリスの空をながめ、そう言った。
ヨーロッパの国際列車、タリスとユーロスター。
美しい田園風景を走りぬけ、
気前の良い、ホスピタリティに少々とまどいながらも
素晴らしい汽車の旅が約束される。
飛行機での、すし詰めにされながらの移動に比べたら
なんて、快適な旅なのだろう
息子は、今度はドイツのICEに乗りたいという。
私は、フランスの田舎の汽車旅。
ずっと、ずっと・・・・
夢への線路は、続いていくので、ある。