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思い 思われ ふり ふられ

2009年10月22日 | sweet & bitter story
思い 思われ ふり ふられ




最近、おでこのあたりと
あごのあたりに<にきび>が出来た。

にきびの出現はとても久しぶりだ。

私は中学生の頃のように
鏡をのぞきこんで

にきびの位置で今自分が

<思い 思われ ふり ふられ>

のいずれに当たるのか、真剣に考えてしまった。


おでこが確か<思いにきび>
あごが確か <思われ にきび>

だっけ?女性は逆だっけ?

今は結局、どちらにもあるので

思い、そして 思われている ってコトになる。







10代、20代の頃、
人に恋をするのは、20代くらいまでだと思っていた。

ところが今になっても
あの頃とハートは全然変わっていない。

大学時代の友人たちとの飲み会でも
会話のなかみは変わっていない。


”ねえ、最近いいコトあった?
”ねえ、最近いい出会いあった?


つまり、人は
年を重ねても、恋をする気持ちってずっとあるのだと
思うようになってきた。



そういえば、(ちょっと自慢になるが)

私の母は綺麗な人だったが
祖母は、母がコンプレックスを持つほど
更に美しい人だった。

祖母が晩年、介護が必要になった時に
介護付の施設に入れてはどうか、と家族で考えた時に

施設の担当者たちから

”こんな綺麗なおばあちゃんをお預かりしたら
男性たちが取り合いで大げんかをするので
入居はお断りします。”

と大真面目にこういう理由で断られたことを思い出した。


大好きな、お気に入りのおじいちゃん、または おばあちゃんと
食事の時の隣に座りたいとか
前に座りたいとか、おしゃべりしたいとか、
やきもちとか、そういうのが老人ホームでもすごくあるのだという。








そんなことを考えていたら、
なんとまたシンクロ。

今日、会社で宴会受付担当者が
驚いた顔で事務所に戻ってきた。


”今のお客様、75歳で結婚披露宴の申し込みでした。”


事務所で一同、拍手。

多分、今までで最年長。

75歳の結婚披露宴、私も楽しみになってきた。


で、

インターネットをみると
息子に続き、長塚京三さん(64歳)も入籍とか。


やっぱり、人は生きているうちは
誰かを想い、
誰かを好きになり、
誰かと一緒にいたい・・・っていう気持ちがあるのだなぁと思った。






<思い 思われ ふり ふられ>

思っている人が愛してくれたら幸せなのにな。

思いをよせてくれている人を愛せたら楽なのにな。


人の思いは
目には見えない糸となって

絡み合ったり、
ほつれたり、
ブチッと切られたり・・・。



不思議な<縁>というものに
たぐいよせられていく。


来年の私、を占ってもらったら

”恋愛もいいけど、
仕事しましょう。仕事、仕事。”

と言われた。


はははははは。