YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

処暑も終わりなガーデニング事情

2020-09-06 12:19:00 | ガーデニング



我が家の庭が荒れてきました。

というか、葉ばかり茂って花がつかないマリーゴールドやアサガオ。これって肥料過多ってやつですかね。

実はどちらの場所もこの1〜2年、花苗を移植してもうまく育たないことが多く心配の種。




土を入れ替えるのは大変なので、避けてきたのですが、やはり大幅に手を入れねばならぬのか…。

春花壇へ向けての入れ替え時期に頑張りますか…。

こんな葉っぱばかりの輪が庭に、昨日はアサガオが咲きました。




リュウキュウアサガオにもこんな涼しげで和テイストな色があるのですね。

処暑も本日で終了。



荒地を切り戻し、すっきりさせてあげたら、暑くてバテていた花が復活するのかな?

なぁんてことを考えながら、だらだら過ごす休日。

職場は繁忙期。
生活と仕事のバランスが狂いがちな時期です。

台風10号、随分と発達しましたね。恐ろしいです。暴風域に入る皆様、くれぐれもお気をつけてお過ごしください。






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処暑も終わりな通勤路

2020-09-04 07:43:00 | 歳時記



ちょっとだけ虹色。
朝からちょっとラッキーな気分♪



通勤路で繁茂するクズ。
したから伸びた蔓が、背の高い木を這い上がり覆い尽くす勢い。



おいしかったぶどうの販売は8月のうちに終了。

販売期間はおよそ1週間。去年は夏休み期間中だったので、気がつかなかったわけですね。

今よく見かけるのはサルスベリとムクゲの花。どちらも盛夏から咲き始め、そろそろ終盤。




クリの実は大きくなってきました



帰り道の虫の合唱がにぎやかになってくるにつれ、朝のセミの合唱は少しずつトーンダウン。



朝夕の涼しい風が昼にも吹くようになれば秋も本番ですね。この残暑も後一息と信じてがんばります。







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イネの花

2020-09-03 07:56:00 | 田んぼの自然観察



種蒔から3ヶ月
8月中旬の田んぼ。

出穂が始まっていました。

考えてみると、イネというのは実によく出来た農作物だと思います。


種蒔からわずか3ヶ月で花が咲き、その後1ヶ月余りで収穫ができる!!

その実は穎果(えいか)と呼ばれ、果皮(もみ)が可食部(種子)に密着し、一体化しているのが特徴。脱穀や籾摺りと言った作業は面倒ですが、保存に適し、一度の収穫で年間の蓄えが可能。

なお、上の写真は花が咲いた後。



花が咲くのにいちばん適した気温は30〜35℃で、15℃を下回ると咲かないそうです。

そんなわけでイネの花が咲くのは、暑くなりそうな日(最近は暑すぎる日ばかりですが)の午前中、10〜12時頃が多くなります。涼しい日は午後から咲くこともあるそうです。

気温によって花粉の飛び方が変わるらしく、確実に受粉できる温度を狙って開花するようです。



イネの花のつくりはこんな風になっています。外側の緑色の部分が「もみ(籾)」と呼ばれる部分で、いわゆる普通の植物の苞にあたる部分です。頴(えい)とも呼ばれます。


イネの花が開花している状態は、もみがわずかに開き、風に当たった雄蕊が花粉を飛ばし、雌蕊が受粉できる状態になることを言います。

花弁がないためとても地味な開花です。



開花時間もわずか1〜2時間のため、人知れず咲いて、人知れず咲き終わっていることがほとんどです。

もみが閉じると、すでにお米が実っているように見えますが、この時はまだめしべの根元に小さな胚があるだけで、受粉後1ヶ月かけて成長し、熟していきます。

 


米が成長するにつれて、上向きだった稲穂がだんだんと頭を下げてきます。

実るほど頭を垂れる稲穂かな…




間も無くやってくる稲刈りシーズン。
九州方面では台風が発達中のようです。
農作物を始め、人々の生活への被害が少ないことを祈ります。

ちなみにイネ科の植物には似たような花のつくりのものが多いです。



小さなものなので観察しづらいですが、撮影して拡大してみると、意外とよく見えたりします。






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禾乃登(徐々に末候)

2020-09-02 07:56:00 | 七十二候


☀️日の出/日の入り(横浜市)🌙月齢
(2020年)

9月2日☀️5:14/18:07🌙14.0 満月
9月3日☀️5:15/18:06🌙15.0
9月4日☀️5:16/18:04🌙16.0
9月5日☀️5:17/18:03🌙17.0
9月6日☀5:17/18:02🌙18.0


まだまだ日中の暑さは残るものの、朝夕の風が涼しくなりました。虫の音を聞きながら帰る今日この頃


写真はイメージ(今夜は満月です)

それにしても虫の音がにぎやか。
日暮れも早くなってきました。
処暑も末候。「禾乃登」。

禾という字は「イネ」や「アワ」「ヒエ」など植物を指す言葉。そうした穀物たちがいよいよ実り始める季節というわけです。



虫たちも子孫を残すために大忙し。
我が家のオンブバッタは、今年も成虫になりました。数も増えて、あちらこちらでぴょこぴょこ。今年は褐色型も登場。

バッタって、イネ科の雑草を食べるイメージでしたが、実はこの種は花壇に植えたキク科やシソ科の葉っぱをむしゃむしゃするんです。水やりのたびにぴょこんぴょこんと跳ねる姿がかわいらしいので許しています。今のところ枯れるほどは食べないし…。

→オンブバッタ





暑さでやられていたマイガーデンですが、これからすこしずつ復活してくれるでしょうか?

花少なめのジャングルガーデンとなったのは暑さばかりでなく、肥料のあげ過ぎが原因かも(^^;;

去年からバラの花も加わりました。
現在育てているのは、蔓バラ「クリスティアーナ」、ミニバラ、はまみらいの三種。




今年のバラの剪定は9月12日頃(横浜の場合)がいいとの情報。

「秋剪定」と言って、一度切り詰めることで、そこから一斉に勢いのある新芽が伸び、たくさん花を咲かせるので、もったいないけれど切る予定。

相変わらず害虫もやってきては、戦う日々です。我が家によくくるのはこの2種

↓バラクキゾウムシ


↓チュウレンジバチ



このあたり、どのバラにとっても天敵のようです。花が咲くとアザミウマもやってきちゃうかなぁ〜。



【季節の遊び】ヒマワリの種アート



ぎっしり詰まったヒマワリの種。ただ種をとるだけでなく、ピンセットで絵や模様を描くように抜いてみると、可愛らしいアート作品に!!



【季節の花】クズ


秋の七草の一種。
実際には結構地味な花ですが、アップで見るとなかなかエレガントな雰囲気。



秋は紫色の花が似合いますね。

→秋はやっぱり紫色の花
https://blog.goo.ne.jp/happy_yukicchi/e/588ee3018a55981f50358f9758a97ecd/?st=1

さて、過去記事を確認していたところ、2011年のこの季節、秋のアラスカの旅行記を書いていました。5泊6日の大冒険!







美しいツンドラの紅葉。アスペンの黄色と針葉樹の緑。ワイルドブルーベリーを一心不乱に食べるグリズリー。
今思い出しても胸にジーンとくる美しい光景の連続。当時の書いた記事は全部で21。
その最初の記事がこちらです。

コロナ禍で旅行もままなりませんので、思い出に浸ります…

→出発します



季節は禾乃登。
お体に気をつけてお過ごしください。





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サツマイモの法則考

2020-09-01 07:37:00 | 雑感・お知らせ



本日より9月。
秋らしくなってまいりました
セセリチョウの姿をよく見かけます。

正面から見ると別の生き物にも見えます(笑)



サツマイモの水栽培は2ヶ月で順調に成長中。

…でしたが、ここへ来てどことなく葉に元気がなくなり、ついには黄色く枯れる葉もちらほら。

これは、アレ。
「サツマイモの法則」ですかね。
※反省の内容は非常にくだらないです



「サツマイモの法則」っていうのは上の記事にもある通り、サツマイモの枯れた葉を1枚取り除くと、また新しい緑の葉が1枚出てくるという、わたしが名付けた法則(笑)

正確には必ず1対1対応ではなく、感覚的なものです。

新しいものを手に入れるためには、古いものを捨てる…

断捨離の心ですね。



でも、同じように見えても枯れた葉と同じ葉はもう取り戻すことはできないわけで…。

宇宙は果てしない喪失と再生を繰り返し、どこへ向かおうとしているのか…

ちなみにアサガオはサツマイモの仲間。


原種に近いものは、サツマイモとそっくりな葉をしています。

これも似て非なるもの。

秋はセンチメンタルな季節。

9月初日。
サツマイモを目の前に壮大な宇宙の真理に想いを馳せる
…そんなふりを楽しむ朝です。






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