きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

絶対の愛

2009年06月29日 | 韓国
実は今、密かに小祭り実施中(笑)
「ハ・ジョンウ小祭り」
まずは映画第一弾☆


絶対の愛(原題:시간)   2006年  ☆☆☆☆
監督 キム・ギドク
出演 ソン・ヒョナ、ハ・ジョンウ




キム・ギドク監督
本国での評価とは裏腹に海外で高い評価を受けている監督
ある発言がマスコミからたたかれて
「絶対の愛」を最後に映画界から引退すると明言してファンに衝撃を与えたそうですが
その後も監督業続けてますよね、よかったです、、
ワタクシこの後「悲夢」を観る予定です



日本の予告編を見ると
「時とともに薄れゆく愛への劇薬の処方」と説明してますよね
確かにそういう始まり方だけど
私が感じたこととはずいぶん違うな~
たから「絶対の愛」という邦題は違う気がする
原題の「時間」もちょっと謎なタイトルですけど

顔、容姿ってなんだろうって思いました
他人が自分を識別する大きな要素だけど、じゃあ外見が変わると自分は自分じゃなくなるの?
じゃあ自分ってなに?
誰かを愛するってどういうことなんだろう、、、って

最初は女性が整形をして彼は彼女がわからなくなる
後半は男性が整形をして彼女が彼を見つけられなくなる
すごい話です
最初と最後のシーンが同じでセヒはセヒ(自分)とぶつかって(始まって)終わるの
頭こんがらがる(笑)



整形後のヒロインはソン・ヒョナ
「女は男の未来だ」で二人の男性を受け入れる役を演じてました
ジウを探し回った挙句の果て
髪を振り乱しマスカラは流れ涙と鼻水だらけの顔になってボロボロでした
迫力ありました

ハ・ジョンウ君めあてでこの映画を観たわけですが
整形前も整形後も激しい性格の彼女に対して優しくて
彼女の激しい愛に応えようとする誠実さが出てました
彼の整形後はどんな顔になるのかとドキドキしましたけど(笑)

面白かった
キム・ギドク作品、他も観てみたいです

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セヒ(パク・チヨン)とジウ(ハ・ジョンウ)は付き合いはじめて二年になる、しかしセヒは不安になっていた。彼は私に飽きているに違いない、かわり映えのない私の体に、私の顔に、、、
セヒは忽然とジウの前から姿を消して、内緒で整形手術をした。そして名前をスェヒ(ソン・ヒョナ)と名乗りジウと出会う。次第にスェヒに惹かれていくジウ。しかし、ジウにはかつての恋人セヒへの想いもまだ心に残っていた。セヒはジウがスェヒを愛してもセヒを忘れないでいても、どちらもジレンマを感じる。そして、時が怖かった、愛されたかったから姿を変えたとジウに告白する。ジウはショックと怒りでそのまま姿を消す。