きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

サッド・ムービー

2009年08月20日 | 韓国
サッド・ムービー(原題:새드무비)  2005年  
監督:クォン・ジョングァン
出演:チョン・ウソン、イム・スジョン、シン・ミナ、イ・ギウ
    チャ・テヒョン、ソン・テヨン、ヨム・ジョンア、ヨ・ジング



消防士のジヌ(チョン・ウソン)は、恋人のスジョン(イム・スジョン)になかなかプロポーズできずにいた。昔、火事に遭って耳が聞こえなくなってしまったスジョンの妹のスウン(シン・ミナ)は、遊園地で白雪姫の着ぐるみをかぶって仕事をしている。そんな彼女の前に似顔絵描きのハンサムな青年サンギュ(イ・ギウ)が現れる。
3年間無職の生活を続けるハソク(チャ・テヒョン)と大型スーパーのパート店員スッキョン(ソン・テヨン)。スッキョンはこの貧しい恋人との関係を終わらせようとするが、別れたくないハソクは、恋人と別れようとする人のメッセージを伝達する<離別代行業>を始める。
キャリア・ウーマンとして働く母ジュヨン(ヨム・ジョンア)は最近息子フィチャン(ヨ・ジング)が何を考えているのかわからない。

「なつかしの庭」でヨム・ジョンアお初だったのに、いきなり連続して見ちゃいましたわ
豪華なメンバーよね
ひとつの映画でコレだけの俳優さんを見られるって贅沢な気分
エピソードが上手に重なり合ってタイトルどおりの「悲しい話」という結末に向かっていきます
でも、それぞれのカップルが幸せで心温かな幸せな時間を過ごして
そして結末を迎えるから
悲しいけど気持ちいいっていうか、爽やかな印象です

とくにこの↓男の子には泣かされました、、、、、、



遊園地を舞台にしたシン・ミナとイ・ギウのラブストーリが好き
白雪姫のぬいぐるみを着たスウンの動きが可愛くて、仕事仲間の7人の小人達が彼女を応援するところは見ててワクワクしました、彼らのぬいぐるみの表情がなんともいいんですよね
ハンディキャップを持ちながら、それを負い目に思いながらも明るく暮らすスウンが切なくて可愛いくて
彼女と姉の恋人ジヌ(チョン・ウソン)との手話を交えた会話がぜんぜん通じてないのが可笑しかった



ジヌ(チョン・ウソン)とスジョン(イム・スジョン)の物語が軸になってるんですけど
ラストがね、、、惜しいよね~~
だってあんな場面でビデオは残せないでしょ
だったら逃げろーーとか、ビデオテープは熱に弱いでしょーとか
雑念が入って感情移入できなくなっちゃった(笑)



シン・ミナも可愛いかったけど、やっぱりチャ・テヒョン君よね
唯一カップルのエピソードというより、彼女と復縁したくてプータロー生活の自分を変えようと努力する役
テヒョン君はやっぱり和むわ~
ラストもなるほどって感じ
ちょっと切なくて
頑張って仕事見つけて生きて行くんだよーー(笑)




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なつかしの庭

2009年08月20日 | 韓国
なつかしの庭(原題:오래된 정원)  2007年  
監督:イム・サンス
出演:ヨム・ジョンア、チ・ジニ




派手さはないけどいい映画
映像がとても綺麗だった
じっくりと見入っちゃいました
終盤はなんだか泣けて泣けて
ぐわぁ~って感動して泣くんじゃなくてハラハラと涙を流しつつ、、ですかね

韓国では、90年代に30代になり民主化運動の真っ只中の80年代に大学生活を送った60年代生まれを386世代と呼ぶんだそうです(日本の80年代はバブルに突き進んだわけで日本と韓国は全然違う時を過ごしてたんだなぁって思う)
イム・サンス監督もまさに386世代

昔、反戦を訴えて焼身自殺した女の子の歌が流行ったよね(年代がばれる
連想させるシーンがあってそれを思い出しました
学生運動の熱をちょっとだけ感じながら高校時代を過ごした頃を思い出しつつ
でも政治的メッセージというより
17年ぶりに解放されて自らの過去を回想するヒョヌと
彼を待ちながら生きたユンヒの人生が描かれます



「時代がどん底であってもしっかり生きなくちゃ
人生は長いし歴史はもっと長い」

酒を飲んでスルメを食べながらヨンジャク(ユン・ヒソク)を抱きしめるシーンが良かったですね
あのあたりから、ずーっと泣いてたかもしれない(ハラハラと、笑)
ヨム・ジョンアはお初でしたが、この映画は彼女が魅力的でした



最後のシーン
過去から突然現代に迷い込んだようで、ヒョヌの娘の存在が眩しかった
時の流れがすべてを包み込んで次の世代に何かを残していく
そんなことを連想させるラストがとても良くて
音楽と歌詞がいいので泣かせるわ~~

  青春というものは大切な心の糧
  臆することなく胸を張ろう
 



チ・ジニって作家主義的な作品に出てるんですね
「女教授」も作家主義的作品と言えるのかしらん(何を訴えられたのかいまいち不明だったけど、笑)
17年前と現在と、場面が行ったり来たりして、たまには同時に画面に納まったりもしてたけど
白髪交じりの彼と若い頃の彼と、ちゃんと区別されてました

私、ご飯食べながらポロって涙流すシーンに弱いんです
チ・ジニのそのシーンにちょっとやられちゃいました(照)

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軍事独裁政権に抵抗し、若き日々を獄中で過ごしたヒョヌ(チ・ジニ)は17年の刑務所生活を終え出所する。乗り込んだタクシーで1枚の写真を見るヒョヌ、それは恋人ユンヒ(ヨム・ジョンア)の写真だった。17年前、警察から逃れて逃亡生活を送っていたヒョヌは協力者としてユンヒを紹介される。2人はすぐに愛し合うようになり潜伏場所のカルムェで現実とは別世界のような幸福な生活を送る。しかし半年が過ぎた頃、仲間が一網打尽にあった連絡を受けたヒョヌはソウルに行く決意をする。


パク・ボンゴン家出事件

2009年08月20日 | 韓国
パク・ボンゴン家出事件(原題:박봉곤 가출사건)  1996年
監督:キム・テギュン
出演:アン・ソンギ、シム・ヘジン、ヨ・ギュドン、チェ・ジウ、オ・ヒョンチョル



へぇ~、アン・ソンギってコメディもするんだー
、、、ってことで見始めちゃいました
見始めたからには最後まで見なくちゃね(ちょっと忍耐がいった、笑)

コメディするアン・ソンギさん見ました、タンゴも踊ってたし
大俳優アン・ソンギさんですけど、まだそういう作品見てない、、、(きっと私が見てないだけね(^^ゞ)



「火山高」や「オオカミの誘惑」のキム・テギュン監督の1作目
夫ヒジェ役のぶっとい眉毛のヨ・ギュドンは1724 妓房(キバン)狼藉事件の監督さんなんですね
セリフなくて出番少ないですけど、ヒジェにひと目惚れされる肉屋のお姉さん役でチェ・ジウ出てます
映画初出演だそうです
それと
私の好きなパク・チョルミンがクラブ・アラビアンナイトの先輩従業員役ででてます
20代のパク・チョルミン氏に会えてちょっと得した気分
ちょっとだけ若いけど、役どころは今とほとんど変わらない雰囲気だわー

パク・ボンゴン息子のチェ・ソックがナレーションする息子目線で物語が進行します
結局お父さんもお母さんも気に入った伴侶を見つけて、お父さんが二人になるという
ハッピーエンドなお話でした(笑)

パク・ポンゴン(シム・ヘジン)の小さい頃からの夢は歌手になることだった。夫ヒジェ(ヨ・ギュンドン)は実業野球チームの監督をしている亭主関白で血の気の多い男。家庭生活がうまくいかないポンゴンは歌手になる夢を叶えようと突然家でをした。ヒジェは「家出主婦捜索専門家」ミスターX(アン・ソンギ)に妻の捜査を依頼する。