きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

王の男

2010年09月04日 | 韓国
王の男(原題:왕의 남자)  2005年  ☆☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督:イ・ジュニク
出演:カム・ウソン、チョン・ジニョン、イ・ジュンギ

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こんなに面白い映画だったのか~!
へそ曲がりな私は、あまりにも大ヒットした映画なのでなんとなく敬遠してたけど
超納得、面白かった☆

「王の男」ってタイトルもそうだけど
宮廷を揺るがした究極の愛憎劇とか、タブーの同性愛を描くとか
ぜんぜん違うじゃないですか!

朝鮮時代に舞踊や歌の興行的な公演をしながら全国をまわった芸人集団のことを男寺党(ナムサダン)というそうです
私が今楽しんでる映画も好きな俳優も、原点はここよね
ジャンセンが現代に生きてたらものすごい名監督だったんじゃない?

仮面をかぶって演じる芝居の動きが可笑しくて
人形劇のシーンもよかった
そして「王の男」を観て涙するとは思いませんでした
コンギルは優しい子ね

正気ではない王の振る舞いや孤独、それを諫言する重臣たちの苦悩が物語の中心で
ヨン・サングンは凶暴な独裁政治の果てにクーデターにより失脚した王として実在するんだそうです

お互いをかばいあうジャンセンとコンギルは長年連れ添った夫婦みたいね(笑)
性という窮屈なものをとっぱらったもっと大きな結びつきを感じる
目を失っても芸人としての誇りを失わないジャンセンに、コンギルは「生まれ変わってもまた芸人になる」と告げる、あーー、なんて幸せそうな二人
二人が高く高く飛んで映画は終わる
実に爽やかで感動的でした

あっ、これを忘れちゃいけない
イ・ジュンギは妖艶で綺麗でした~
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朝鮮時代燕山朝。女性よりも美しい芸人仲間のコンギル(イ・ジュンギ)を率いて漢陽(今のソウル)に上京して来たジャンセン(カム・ウソン)は、王とその愛人であるノクス(カン・ソンヨン)の関係を風刺した劇で街の名物となる。しかし、王を茶化したその芝居を宮廷が知り、屈辱罪で芸人一行は捕まってしまう。

銀杏のベッド

2010年09月04日 | 韓国
銀杏のベッド(原題:은행나무 침대) 1996年   
監督:カン・ジェギュ
出演:ハン・ソッキュ、シム・ヘジン、チン・ヒギョン、シン・ヒョンジュン

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恋人ソニョン(シム・ヘジン)との結婚を考えはじめていた32歳の画家スヒョン(ハン・ソッキュ)
ある日、夢で聞いた琴の音に導かれて路地に入り銀杏の木で作られたベッドを見つける
ベッドを自分の家に運び込んだ彼の身の回りで不可思議な出来事が続くようになり、何者かに突然命を狙われ、古代の衣装を着た謎の美女ミダンに助けられる
説明のつかない現象にとまどう彼は、ある日ひとりの木彫り職人の老人に出会い銀杏の木のベッドにまつわる因縁を聞く

どんな映画なのか事前知識を全く持たないで映画を観るって面白いよね
ハン・ソッキュの映画でボムスさんも出てる、っていうことだけで観たんだけど
え~~、いったいどこへ行くんだ~~!って感じで楽しんで観ました(笑)

後で調べたら1996年の大ヒットSF恋愛映画なんだって
そうなんだぁ、大ヒットしたんだぁ
カン・ジェギュ監督デビュー作、後に「シュリ」「ブラザーフッド」を作ります

輪廻転生のラブストーリー
前世のことは前世で決着つけてくれ!って思うけど、それじゃ話が終わっちゃう(笑)
突っ込みたいところはたくさんあるけど
でも面白く観ました
前世で愛した人を何百年も隔ててまた愛するっていうのも切なくていいかも
でも私がミダン姫だったら1000年も自分を思い続けてくれたなら
きっぱりと諦めてファン将軍と結ばれますけどね
人生諦めが肝心よ(あれ?)
ファン将軍(シン・ヒョンジュン)は迫力がありました、顔が(メイクが?)

SFなんだから最後はもっとぐわぁ~~~っと盛り上がってもよかったのに
ベットが燃えるだけじゃ
火事になって家が燃えるー、って余計な心配しながら見てしまいました
ミダン姫のチン・ヒギョンが予想外の綺麗さでした

ところでボムスさんは映画の冒頭にチラッとでましたけど
ちゃんとセリフがあるのよね
謎だわ
ゲスト出演?
それともただのチョイ役?

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手紙

2010年09月04日 | 韓国
手紙 The Letter(原題:편지)  1997年  
監督:イ・ジョングク
出演:パク・シニャン、チェ・ジンシル

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1997年の韓国ナンバーワンヒット作
韓国映画(ドラマ)の王道をゆく作品
私も13年前なら泣いたかもな~
時代で感じ方も変わるので、今観て感動しなくてもそれは仕方がないことかもしれません

駅の花の鉢植え、コイントスのコイン、五葉松、出先からかけた電話のメッセージ
ビデオテープ、薬草の入ったビン
たくさんのアイテムが物語で上手くつながってる
闘病生活を送る夫を演じるパク・シンニャンの顔がやつれて痛々しかったなー

若くて可愛くてキュートなチェ・ジンシルさんに思いを馳せて
かつて大ヒットした作品として楽しんで観ました

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植物研究所研究員のチョ・ファニュ(パク・シニャン)と国文科大学院生のイ・ジョンイン(チェ・ジンシル)は駅で偶然出会い、恋に落ち、やがて結婚して幸せ一杯の新婚生活を送る。ある日夫ファニュが悪性の脳腫瘍にかかっていることがわかり、そして他界してしまう。ジョンインは失意の中で自殺をしようとするまで思い詰めるが、死んだはずのファニュから手紙が届く。


シュリ

2010年09月04日 | 韓国
シュリ(原題:쉬리)  1999年  
監督:カン・ジェギュ
出演:ハン・ソッキュ、ソン・ガンホ、チェ・ミンシク、キム・ユンジン 

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この映画を初めて観たのは何年前かなぁ
韓流なんて言葉もなかった頃にテレビの洋画ロードショーの時間帯で観たと思うけど(吹き替えよね)、洋画をみるのと同じ感覚で観たし面白かった
水槽の前でのキスと、サッカー場がテロリストに狙われてドキドキしたのと
最後に恋人同士が銃を構えて向き合うシーンを覚えてる

久しぶりに観たけどクライマックスはさすがに迫力ありますね
でも、ものすごく面白いかと言うと
普通かも、、

不自然な部分が多くてね
都市が一つなくなっちゃうくらいの液体爆弾がいとも簡単に盗まれて、事件現場にたった二人の秘密諜報部員がヘリコプターから降りてくるのも不自然だし
街中で銃撃戦が起きるのもちょっと違和感で、包囲されて絶対に捕まるに決まってるのに、やすやすと逃げちゃうとか
大規模テロが迫っている状況で、済州島まで恋人の身元照会に行っちゃうとか
、、きりがないのでこのへんで、、

「北では同じ民族同胞が飢えて死んでいるのに、お前らはハンバーガーみたいなもんばかり食って豚みたいに太りやがって」
北の特殊8軍団の隊長のチェ・ミンシクのセリフは、11年前も今も重みのあるセリフです
韓国映画のさきがけ的な存在であることは間違いのない映画
そこは敬意を表したいと思います

私のお気に入りのパク・ヨンウがいる~、今とキャラクタ的にはそんなに変わらない~
ソン・ガンホが若くて別人ね、今の飄々とした感じは全くないです
キム・スロやチョ・ドッキョンが北の特殊8軍団の隊員だったわ
最後にファン・ジョンミンとチャン・ヒョンソンジュンウォン(ハン・ソッキュ)を取り調べる役で出てきたのでビックリしちゃいました

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秘密情報機関OPの特殊要員ジュンウォン(ハン・ソッキュ)とジャンギル(ソン・ガンホ)は最近多発する暗殺事件を追って女スナイパーを探していた。そんな中、驚異的な破壊力を誇る液体爆弾CTXが強奪される。同じ頃ソウルでは、韓国と北朝鮮両首脳が列席するサッカー南北交流試合の華やかな舞台の準備が進んでいた。