きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

マイ・ブラザー

2010年09月07日 | 韓国
マイ・ブラザー(原題:우리 형)  2004年  ☆ヽ(*^ω^*)ノ  
監督:アン・グォンテ
出演:ウォンビン、シン・ハギュン、キム・ヘスク

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いやぁ泣かされました、最後まで、これでもかっ!って感じで(笑)

ウォンビンは映画「おじさん」が大ヒットで映画俳優として新たな境地を見せてるけど
弟役をさせたら右に出る人はいない俳優だわ☆まさに永遠の弟キャラね
シン・ハギュンを楽しみに観たんだけど完全にウォンビンの映画でした

母親っていったって子供を平等にできないこともあると思うのよね
相性もあるし
母親だって欠点だらけの女なのよ
ましてや女手ひとつでなりふり構わず子供を育ててるんだもん
自分にとってジョンヒョンは夫で、ソンヒョンは息子だったっていうセリフに納得しちゃいました
でもだからといって愛情は同じくらいに二人に持ってるはず
まっ、確かに弟なのに夫みたいな存在だったなんて言われても辛いよね

性格も違うし男同士だし、仲よく暮らして来たわけじゃないけど
いざとなったら兄弟で助け合える絆もあって
いい子供たちを育てたのにね
どうしてこうなっちゃうのか、、、
あれ?完全に母親目線です(笑)

兄ちゃんの気持ちが理解できるのが居酒屋で苦手な酒を飲みながら語るシーンと
最後のお誕生祝いの手紙と、カメラに残された写真の笑顔くらいでしょ
せっかく兄ちゃんがシン・ハギュンなのになぁ
もったいないなぁ~

と言いつつも
心温かになる兄弟の映画でした☆

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ソンヒョン(シン・ハギュン)とジョンヒョン(ウォンビン)は性格が正反対、口唇口蓋裂で生まれた兄は頭がよく成績もトップ、そして弟は乱暴で喧嘩に明け暮れる毎日だった。女手一つで息子達を育てた母(キム・ヘスク)は兄だけを偏愛していた。高校を卒業し、兄は医大に進学、ジョンヒョンは浪人生となる。そんな時、母親が貯めたお金を不動産会社に持ち逃げされてしまう。


ジャングル・ジュース

2010年09月07日 | 韓国
ジャングル・ジュース(原題:정글쥬스)  2002年  
監督:チョ・ミノ
出演:チャン・ヒョク、イ・ボムス、チョン・ヘジン 

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こういう映画好きなのよね
やったらパワーがあっておバカな映画(笑)
「ジャングルジュース」っていうのはいろんな酒を混ぜて一気に酔える爆弾酒、安価で効果抜群の幻覚剤みたいな意味なんだって

ギテは学生をカツアゲして、チョルスはそのへんの餓鬼んちょとサッカーして
仕事もなく毎日を過ごしてて金もないし夢もない
娼婦のメグ・ライアン(チョン・ヘジン)のところへ行っては一人分の値段で二人で遊ばせてもらって、どっちが上手だったかどっちが精力があるのかマジで争ってて、おまけにチョルスはサッカーで蹴られてあれ?が一つしかないの、超バカバカし~~(笑)

チンピラにもなれないゴロツキで何もやってもダメなんだけど
可笑しいのよね、町のヤクザに仕事もらうときも二人でなきゃダメって(笑)
セックスする時も二人セットだし
でも二人でいても何をやってもぜんぜん一人前にできないの
最低最悪な暮らしなんだけど、カラッとしてポップでなーんか明るさが突き抜けちゃってて
なにひとつ持ってなくて守るものがないと、人って逆にこんなに能天気に元気になれそうな気がする(やったことないからあくまでなれそうってだけなんだけど、笑)

ジャングルジュースを食らってハイになって二人でATM襲う当たりは何がしたいのかわかんなかったけど
後半俄然面白くなってきて、ラストシーンが最高に好き
「意外に死なないもんだな」ってセリフに笑っちゃいました
最後まで二人一緒で(笑)
一瞬映画「パピオン」を思い出したけどちゃーーんと笑えるオチがありました

メグ・ライアン役のチョン・ヘジンはこういうはじけた役するといいね
こんなにスタイルのいい人だったのね
ボムスさんはこの頃30才くらいだと思うけど何歳の設定なんだろ、でも若くて可愛かった
チャン・ヒョクとの3人の組み合わせが最高、その後(続編)も観たいくらいです☆

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ギテ(チャン・ヒョク)とチョルス(イ・ボムス)は清涼里の588(娼婦街)をネグラとするチンピラ。ある日、兄貴分の変わりに麻薬の取引に立ち会うことになるが取引は失敗、その責任を負わされて期日までに大金を集めなければいけなくなる。ひょんなことから組織の麻薬を手に入れた2人は組織と警察から追われながらも娼婦のメグ(チョン・ヘジン)と一緒に麻薬を売り飛ばすためプサンへ向かう。


菊花の香り

2010年09月07日 | 韓国
菊花の香り ~世界でいちばん愛されたひと~(原題:국화꽃 향기) 2003年
監督:イ・ジョンウク
出演:チャン・ジニョン、パク・ヘイル、ソン・ソンミ 

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大学新入生のイナは電車で見かけた女性から菊の香りを感じ恋に落ちる
サークルに入部したイナ(パク・ヘイル)は、そこで偶然にもその女性に再会する
彼女はサークルの先輩ヒジュ(チャン・ジニョン)だった
夏の浜辺の合宿でイナは愛を告白するがヒジュには恋人がいた


しかしこの映画のストーリはどうしてこうも悲しいんでしょう
両親と婚約者を交通事故で一度に亡くし、生き残った罪悪感からやっと解き放たれて幸せになろうとした矢先に、自分が病気で死ぬなんて、しかも赤ちゃんを産んで
いくらなんでも悲惨すぎないですかね~

こんなに悲しい物語なのにちっとも泣けなくて、、、トシとって涙もろくなってるはずなのに
最近映画の観すぎで感受性がマヒしてる?(などと心配になってしまいました)

ヒジュは学生の頃は違うことは違うとスパッと言いきれるカッコいい女性で
だからイナも惹かれたんだと思うんだけど
事故の後はすべて内向きに自分を否定して生きてきて
イナの一途な愛がそれをすべて受け止めたのに
結局、ヒジュは最後まで我慢して一人で耐えて自分が病気であることを夫に伝えなくて
ラジオ番組を通して心情を語るっていうのがちょっとわかりにくかった
映画「ラストプレゼント」でもそうだったけど、自分の病気を隠しとおして死んでしまうのは優しさなのかなぁ(私には理解できない)

パク・ヘイルって顔が小さくて女の子みたいに見えるときあるのね
図書館で先輩を隠れて盗み見るシーンがとても綺麗でした
結婚しても「ヒジュさん」って呼んでるところが微笑ましかった

MBCスペシャルで「チャン・ジニョンの最後の1年」のドキュメンタリ番組を見た直後なので、辛いですねこの映画は
イナと結婚してつかの間の幸せな時間を過ごすヒジュだったけど悲しげで幸せに浸ってない感じがあって、どうしてもどこか重なるんでしょね
俳優と作品が出会うということ、そしてその作品をこうして私が観ることの出会いをいろいろと考えてしまいました
チャン・ジニョンさんの人生ってまさに映画のようだったんだなぁ
本当に可愛くて魅力的な俳優だったとしみじみ思いました

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