きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

アドリブ・ナイト

2011年07月17日 | 韓国
アドリブ・ナイト(原題:아주 특별한 손님)  2006年 
監督:イ・ユンギ
出演:ハン・ヒョジュ、キム・ヨンミン、チェ・イルファ 
原作:平安寿子

アドリブ・ナイト

ソウルの週末の午後。ある若い女性(ハン・ヒョジュ)は雑踏で突然二人連れの青年から声をかけられ、10年前から行方不明の女性“ミョンウン”に間違えられた。彼女が人違いだと否定すると、今度はミョンウンの身代わりとなってその父親の臨終に立ち会って欲しいと懇願される。彼らの思いに嘘がないと信じた彼女はその申し出を承諾した。彼女が連れて行かれたのは郊外の一軒家だった。

「チャーミング・ガール」「素晴らしい一日」のイ・ユンギ監督の3作目
「素晴らしい一日」と同じく平安寿子原作

危篤状態のミョンウンの父(キ・ジュボン寝てるだけでしたね、笑)のもとに集まった親戚やご近所さん達と過ごす一夜の話
彼らの会話の中からそれまでの人間関係が垣間見えるけど、どこにでもありそうな普通の話
なにか訳ありげな彼女は彼らといっしょに死を看取り、翌朝ソウルに帰るんだけど、彼女の中で心の変化が起きている

女性の心の微妙な動きを見せるのが本当に上手いよね
やっぱりイ・ユンギ監督好きだわ~
夜が明ける直前のうっすらと明るい夜空をドライブする感じとか
明け方の朝もやに立つ彼女が綺麗でいいんですよね
思わずいっしょに深呼吸したい気持ちになっちゃいました

靴下が身代りのアイテムになってて
きっと彼女は娘のためにいろいろ揃えてくれた両親の愛情に思いを馳せたのね
原作にもそのシーンがあるらしいけど、これは映像だからこその見どころだと思うわ

予告編を見るとすこしコミカルな感じもあるのかなぁって想像する作り方になってるけど
実際は笑える映画じゃなくて人によっては退屈に感じるかもしれない
最後の彼女が清々しく見えて(ほとんど無表情な彼女なんだけど、見てる方の思い入れで清々しい表情に見えるのよね、これが)
すごく好きな映画でした




ユリョン

2011年07月17日 | 韓国
ユリョン(原題:유령)  1999年  
監督:ミン・ビョンチョン
出演:チェ・ミンス、チョン・ウソン、ユン・ジュサン

ユリョン


ソルギョングの出演作ということなので観てみました
すっかり「ホラー映画」だと思って手をつけないでいたけど、全然ホラーじゃないじゃん
まぎらわしいタイトルだわ「幽霊」だなんて(笑)

映画は「潜水艦モノ」
なかなか硬派な映画でございました
でもこういうのって時代によって受け入れられたり違和感感じたりってあるのかな?
私は思いっきり違和感の方で入り込めなかった

極秘任務の原子力潜水艦に乗り込む彼らは全員ワケありで戸籍上は死んだことになってる
死刑執行後に目が覚めた将校イチャンソク(チョン・ウソン)と副艦長(チェ・ミンス)の会話を見て、国家の秘密任務がそんなんでいいのか?って思ったちゃいました
チェ・ミンスのカリスマ溢れるオーラぶりが、逆にギャグっぽく感じたりとか、、(スイマセン)
日本が核の標的になるというすごい話が展開されるのにドキドキしない

唯一ドキドキしたのが、鍵を飲みこんだ料理長の体から鍵を取り出すシーン
残酷過ぎ~~

屈辱の時代を生きてきた祖国の「恨」がテーマのようになってるけど
単なる結局は常軌を逸した副艦長になぜみんな従うの~~?って話なんですよね

チョン・ウソンのお父さんの話がもっとワケありかと思ったけどそうでもなかったし、、

肝心のソルギョングですが、12年前だけど今とあんまり変わらないみたい
老けないのね、、もしくは昔から老けてる?(笑)
出演分量が少ないから、いるいる!って程度だけど、、最後は死んじゃって、、珍しいから貴重です

ユリョン

潜水艦“チャン・ボゴ”艦内で、訓練と実戦の区別がつかなくなり常軌を逸した行動に出た艦長を射殺したイ・チャンソク将校。死刑を宣告された彼は目が覚めると密かに南海の核兵器基地に送られていた。そこにいる男たちは全員記録上は死んだことになっており、全員が番号で呼ばれていた。男たちはロシアから秘密裏に入手した原子力潜水艦“幽霊(ユリョン)”に搭乗し、政府による極秘任務「作戦名:ユリョン」の指令のもと日本領海に向け出航する。


ハーブ

2011年07月17日 | 韓国
ハーブ(原題:허브)  2007年  
監督:ホ・インム
出演:カン・ヘジョン、ペ・ジョンオク、チョン・ギョンホ

ハーブ


メルヘンチックな可愛い物語
着ぐるみを着た交通警官に一目惚れするのが可愛くて
白雪姫や人魚姫やシンデレラが空想で出てくるシーンも可愛いくて
七歳の親友の大人みたいな小学生が面白くて
精神遅滞の娘を大切に育ててるお母さんのペ・ジョンオクはさすがの名演でした

知能は永遠に7歳という20歳の女の子、、という設定は必要だったのかなぁ
大人になるのを忘れた純粋で世間とちょっとずれてる女の子って言う設定でいいんじゃないかと思うんですよね
カン・ヘジョンのあの役作り、、、必要なのかなぁ

人のよさそうな警察官のチョン・ギョンホがすごく良かった

「恋する神父」でデビューしたホ・インム監督の2作目だったのね
作風がなんとなく似てる気がします
可愛くて夢があるんだけど、なんかつるんとしてて奥行きがない(失礼~^_^;)
ホ・インム監督、一瞬映りませんでした?気のせい?(笑)




可愛く、優しく、折り紙が得意な20歳の女性チャ・サンウン(カン・ヘジョン)。喧嘩をするほど仲が良く、理解者の母親(ペ・ジョンオク)も、友人もいる。でも、彼女は精神年齢が7歳のままの“精神遅滞障害者"なのだ。童話のお姫様に憧れているサンウンは王子さまに出会うことが夢。ある日、彼女は着ぐるみから笑顔で顔を出した交通機動隊員ジョンボム(チョン・ギ゛ョンホ)を『美女と野獣』の王子様と思い込み一目惚れする。


マイ・ボス マイ・ヒーロー

2011年07月17日 | 韓国
マイ・ボス マイ・ヒーロー(原題:두사부일체)  2001年  
監督:ユン・ジェギュン
出演:チョン・ジュノ、チョン・ウンイン、チョン・ウンテク、オ・スンウン、ソン・ソンミ

マイ・ボス マイ・ヒーロー


原題は「頭師父一体」
「君師父一体」という言葉のバロディだそうです
君主と師と父を同じように尊ばなければならないという意味だけど
ヤクザだから君主じゃなくて頭(カシラ)になったのね

盛り上がりましたね~、「金八先生」かと思いましたわ
しかしすごいです
先生が生徒をパカパカ殴ってます
校長が女子学生をボコボコに、、マジですか~

ドタバタしてるけど学校の不正に物申す内容になってます
なってるけど、学校がヤクザの抗争の場になってるとも言うわけで、、、なんともはや

しかし毎回思うけど、角材もって集団で喧嘩するの好きよね
最後の決着がタイマンで?わかりやすくていいけど本当にそれで決着つくのかしらん

イム・チャンジョンは殴らるだけの友情出演でしょうか
でもあの二人がこの年齢で高校生役って、、面白すぎです~☆




ドゥシク(チョン・ジュノ)はヤクザのカリスマ的ボスだが高校中退。学歴を問われ、いざ出世のために再び高校に編入するが、実は“学校”こそが“掟なしの無法地帯”であった。私腹をこやす悪徳校長から学校をとり戻すために親分ドゥシクは立ち上がった。 


最強☆彼女

2011年07月17日 | 韓国
最強☆彼女(原題:무림여대생)  2008年  
監督:カク・チェヨン
出演:シン・ミナ、オン・ジュワン、ユゴン、イム・イェジン、チェ・ジェソン

最強☆彼女


ところで、彼氏と婦警さんとのエピソードはなんだったんでしょね??
憧れの彼氏はどうなるの??
散漫過ぎです~(笑)

最強☆彼女だけど
最強☆ちんぷんかんぷんだったわ
最初から最後までギャクの連続だと思えばいいのかな?
音楽まで合ってなくてちぐはぐで
でもシンミナの変顔は可愛かった

「雷剣」を会得したソフィとフッポンの催眠術にかけられたイリョンが伝心術で会話しながらの戦いは結構面白かったですけどね
摩訶不思議な映画でした




ソフィ(シン・ミナ)は花のキャンパスライフを送る女子大生。だが、怪力部のエースとして炭火や釘の上を歩き、鉄筋を曲げる彼女の耳に入るのは、“あれは人間じゃない”、“女は女らしくないと”と周囲のあざ笑いばかり。恋人などできるはずもなく女の子らしい生活とは程遠い日々を送っていた。実はソフィは古来より受け継がれてきた武術の武林界の名門、カン家の一人娘。幼い頃から武林一筋に生きてきた彼女だったがそれが今や人生最大の汚点になっていた。そんな中ソフィはキャンパスで見かけたアイスホッケー部のジュンモ(ユゴン)に一目惚れする。