きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

家門の危機

2009年06月20日 | 韓国
家門の危機(原題:가문의 위기-가문의 영광2)  2005年  
監督 チョン・ヨンギ
出演 シン・ヒョンジュン、キム・ウォニ、キム・スミ






ドタバタギャグ映画で、下ネタも満載
○○○は折れるわ、豊胸クリームであんなことになるわと、ベタに笑わせてくれます

ただ、韓国人の笑いのツボと日本人の笑いのツボが若干違いそうで
それと私自身も人と笑のツボがずれてそうなので(笑)
コメディ的にはニガ笑い程度でした
(ワタクシ、今だ世界のナベアツで笑ったことございません・・・ホホホ~~)

インジェと対立する暴力団のボス役で「宿命」のキム・ヘゴン監督が出てました



元気でへこたれない女性が出てくる映画って楽しいですよね
登場する3人の女性がとっても魅力的でした

ヒロイン役ののソウル地裁の検事ジンギョン(キム・ウォニ)
綺麗で強くてとっても素敵でした

次に白虎派の三男のお嫁さん
普通に主婦してますが、かつては番を張ってたヤンキーでした
                     ↑この書き方笑う

そしてなによりインジェのオモニで白虎派の女ボスのホン・ドクチャ(キム・スミ)
暴力団対策のエースのソウル地検の判事が来ても、ぜ~~んぜん動じません
キム・スミさんって迫力ある女優さんだわ~(顔が迫力ある・笑)

愛する人のために自分の仕事を捨てられるか、家門を捨てられるか
やくざ映画じゃないですよ
恋愛や家族の愛を描いた映画でした

このヤクザさんたち、よい人ばかりで
それに女が強い世界って、結局は平和なのよね^^



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麗水に名を轟かす極道「白虎派」。家門の安泰を願う組織の女ボスのホン・ドクチャは長男インジェ(シン・ヒョンジュン)に花嫁を迎えることが願いだった。いつまでも独身でいるインジェは、かつての恋人(キム・ウォニ)を事故で失ったショックで恋に臆病になっていた。ある日、駐車場で彼女にそっくりなキム・ジンギョン(キム・ウォニ…2役)を偶然助け、それを契機に二人は恋に落ちる。ところが彼女の職業はソウル地裁の検事、しかも暴力団対策のエースだった。


英語完全征服

2009年06月20日 | 韓国
英語完全征服(原題:영어완전정복)  2003年  ☆☆☆☆  
監督:キム・ソンス
出演:イ・ナヨン、チャン・ヒョク



面白かった
気楽~~に観られてハッピーエンド~♪ 
気分が落ち込んだときなんかに観ると幸せな気分になれそうな映画でした

いろいろあっても負けない元気な女の子の話はほんといい☆



君に女を感じないとまで言われても
めげながら頑張るヨンジェが可愛い~
ドジだけど一緒にいると楽にいられるヨンジェに知らないうちにひかれていくムンス
よくあるストーリだけど、ちょっと漫画チックな展開で楽しい
最後の地下鉄のシーンなんて、ありえなさそうな・・・どっかでみたような・・・
でもしっかり感動して泣いちゃいました



「オオカミの誘惑」でも、靴を履かせてあげるシーンとおんぶするシーンがあったんだけど
この映画でもしっかり両方のシーンがありました。
一瞬さっき見たけどって混同しちゃいそうなくらい同じパターンです
おんぶするのは結婚式の時もするらしいですよ
韓国へ行ったときにガイドさんが言ってました
これは女性を大事にしますっていう意味があるらしいです
靴を履かせてあげるってのはどういう意味があるんでしょうか・・・心を許す・・・なんて意味があるのかな~
靴をプレゼントすると逃げられるってジンクスはあるみたいですけど

イ・ナヨンさん、「私たちの幸せな時間 」でドンちゃんと熱演を見せてくれるし
「悲夢」も楽しみ
こういうコミカルな演技がすごくぴったりね
今回は垢抜けない役だったけど綺麗な女優さんです

   ⇒ 予告編

妄想と思い込みで生きているヨンジェ(イ・ナヨン)はもてない地方公務員。職場を代表してイヤイヤ英会話学校に通うことになるがそこでであったお調子者のムンス(チャン・ヒョク)に一目惚れする。

彼女を信じないでください

2009年06月20日 | 韓国
彼女を信じないでください (原題:그녀를 믿지 마세요)  2004年  ☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督 ペ・ヒョンジュン
出演 キム・ハヌル、カン・ドンウォン




まさにラブコメの王道でございます☆
さすがラブコメの女王ハヌルちゃん
でだしから声を出して笑っちゃいました

「オオカミの誘惑」であんなにカッコよく登場したドンちゃんなのに
ヨンガン村の薬剤師ヒチョルにヘーンシーン
家族だけでなく村の人からも、ウブな女性を捨てた破廉恥男の烙印を押されて
踏んだり蹴ったりのヒチョル(ドンちゃん)
何でこうなるのーーーっていう、垢抜けない純朴な田舎の青年の3枚目ぶりが最高です
カン・ドンウォンって人は自分をイケメンだと思ってないんでしょうかね~

ロマンチックコメディーな映画って楽しいね
いっぱい笑って最後は泣いて・・・ホントに映画を楽しんだっていう気分です



日本だったらミス唐辛子だけど、何故かMr.唐辛子コンテスト・・・
「ナムジャナムジャ~~ヨジャヨジャ~~」って演歌を歌うんだけど
ヨンジェのキャンディーズばりのコーラスは可愛いくて、ヒチョルもノリノリで歌います
でもニヤッて笑うドンちゃんがなんかちょっとキモくて(←笑)ひゃーー、いい味出してます
口いっぱいに唐辛子を食べて泣き笑いしている顔が忘れられな~い



その人は死んだといっては、ここぞという時に登場していつも何かを食べている白髪のおばあちゃんがとっても可愛かった
キム・ジヨンさん、薔薇色の人生 のミス ボンさんですよね
ともかくヒチョルの家族がすごくいいんです
ヒチョルたちが住むヨンガン村の人たちも温かで

「この町の特等席だ」
「幸運な人、美しい場所で素敵な家族と暮らせるなんてありがたく思うのね」

この台詞のシーンはよかった



エンディングは夏から冬に季節が変わってました
その間2人はどんなこと考えてたのかな~って想像しちゃいます
それまではやられっぱなしのダサ~いヒチョルだったのに、ちょっとお洒落なことします
やるじゃんヒチョラ~~~

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詐欺で服役中のヨンジュ(キム・ハヌル)は天性の嘘の才能を発揮して仮釈放に成功、姉の結婚式に向かうため列車に乗り込んだ。そんな彼女の向いに座ったのが真面目な薬剤師の青年ヒチョル(カン・ドンウォン)。ひょんなことからヒチョルが大切にしていた婚約指輪を手にして列車を降りてしまったヨンジュ。ヨンジュのバックはヒチョルの元にバックを取り戻そうとヨンジュはヒチョルが住む田舎町を訪ねる。ところがヒチョルは留守。家族は恋人がやってきたと勘違いし、後に引けなくなったヨンジュは恋人になりすます


永遠の片想い

2009年06月20日 | 韓国
永遠の片思い (原題:연애소설) 2002年  ☆☆☆☆☆
監督 イ・ハン
出演 チャ・テヒョン、イ・ウンジュ、ソン・イェジン、パク・ヨンウ 




「青春漫画」のイ・ハン監督作品の「永遠の片想い」を観ました
原題は연애 소설「恋愛小説」
珍しく邦題のほうが素敵です

主人公(チャ・テヒョン)の名前がイ・ジファン
「青春漫画」の主人公と同じ名前!
きっとイ・ハン監督にとって愛着がある名前なのね(、、、か、こだわらないか、どちらか・笑)



一緒にいて楽しくて、何より優しい男の子ジファンはチャ・テヒョン
ボーイッシュな女の子ギョンヒを演じるのはイ・ウンジュ
清楚でおとなしい女の子スインはソン・イェジン

男一人の女二人の組み合わせが微笑ましい
二人にとってジファンは優しくて最高のボーイフレンド
いつもジファンの左にはギョンヒ、右にはスイン(海の家で3人並んで寝ても平気という関係・・・笑)
蚊にさされて寝ながら痒がってるギョンヒの腕に、ジファンが虫さされの薬(キンカンみたいなやつ)をそーっと塗ってあげる優しさにビックリ
あんな優しい人と暮らしてみたーーい
現在と3人が過ごした5年前が行ったり来たりするので少し混乱したけど
終盤になってそれまでのことが明らかになってきて、「そうだったのかーー!」と納得と同時に軽い衝撃です



☆「ちっとも似てない!」と「二人はそっくり」

ジファンの妹が片想いしてる本屋の店員さんの話
お店に行ってお兄ちゃんを同じ教会に通ってるオッパだと紹介します
でも後でジファンがこんなにそっくりな顔してるから兄と妹だってすぐにばれるぞって言うと、妹はお兄ちゃんは奥二重で私は違う、それに私はお兄ちゃんほど顔がでかくない!どこが似てるの!って怒るんです
その言い方が可愛くてジファンもクスって笑う微笑ましいシーンです

一方、キョンヒとスインは病院で知り合った仲良し
二人は名前を取り換えっこします
理由は「もし離れることがあっても一緒にいるみたいに感じるから」
二人はそっくりに見られることを願っていていつも二人で一人みたいに過ごしてきた
きっと長く生きられないことをどこかで感じながら子供時代を過ごしたんでしょうね

☆郵便配達のお兄さん

ぼくの名前はホン・ミンシク、小さな村の郵便配達夫です
ぼくは近頃変な手紙を配達しています

一回目に観たときはちょっとわかりにくかったんです
どうして「送らない手紙」を勝手に出してしまうの?
それに、勝手に部屋に入るなんてストーカーじゃない?

でも出さない手紙をずっとあのまましまっていたら
永遠にジファンのところには届かなかった
ちょっと現実離れした話なんだけど「郵便配達夫」は愛のキューピット役なんですよね
それで納得しちゃう説得力がこの映画にはあるんですよ、なぜか

☆セックスよりキスが好き

これはギョンヒ(イ・ウンジュ)がスイン(ソン・イェジン)に言った言葉
まるで経験アリみたいに言うギョンヒにスインが嘘でしょーって言います
ギョンヒはキスした時のドキドキした気持ちをスインに説明するの
でもギョンヒは経験なんてないはず
病気ばかりで学校にもちゃんと行ってないんだもん
ジファンと初キスをして自分が想像してたのと同じかどうか確かめたんでしょうね
で、ちゃんと手紙でお礼を言ってて、そして、どうも想像どうりだったみたいです
イ・ウンジュが本当に可愛い

☆写真で会える人

ジファンのお父さんは12才の時に亡くなった
でもアボジは写真が好きでたくさんの思い出を残してくれた
アボジは僕の心にいるし、写真で会えるから寂しくない

この映画は写真と手紙がとても大事なアイテムです


☆初恋の話

スイン(ソン・イェジン)が病院で知り合った子に初恋をした話をします
その子と名前を取り換えっこしたんだって、、、
後でわかるんだけどそれはギョンヒ(イ・ウンジュ)のことだったんですよね

スインは男の子と友達になるチャンスもなかったんじゃないかと思うんですよね
ギョンヒ(イ・ウンジュ)もそう
そんな二人の目の前に優しい優しいジファンが登場したんです(登場の仕方もすごく好き)
誰だって好きになりますよね

恋愛とは違う淡い初恋の感情
二人にとってジファンは白馬の王子様より何倍も何百倍も素敵に見えたんだろうなぁ
悲しい話だけど、二人がジファンと素敵な時間を過ごすことができてよかったっていうのが大きい
だから悲しくても、楽しくて幸せな映画です



恋人であれ、家族、兄弟であれ、この世で過ごす時間は永遠ではないから、、、
我が身を振り返ってもっと家族を大切にしよう、、、素直な気持ちになった

「あなたの人生で最も美しい時間はいつだったかと尋ねられれば
おそらく多くの人が、誰かを愛した瞬間を思い浮かべるだろう」~イ・ハン監督~
そんな切なくも美しい瞬間の物語りでした


5年前、ジファンは一目惚れをきっかけにしてスイン(ソン・イェジン)とギョンヒ(イ・ウンジュ)という女の子2人に出会う。それから3人はたくさんの時を一緒に過ごした。一緒に映画を見て、一緒に旅に行き、かけがえのない日々を過ごす。しかし、3人の大切な日々は、ある日突然、終わりを告げる。

オオカミの誘惑

2009年06月20日 | 韓国
オオカミの誘惑(原題:늑대의유혹)  2004年  
監督 キム・テギュン
出演 カン・ドンウォン、チョ・ハンソン、イ・チョンア




冒頭のシーンを見ながら、ふっと、なんで「オオカミの誘惑」ってタイトルなのかな~って思ったんですよね
まさか、この素朴な女の子が誘惑されるんじゃないよなぁ、、、なんて、、、
そのまさかでしたね(笑)



いきなり現れた超イケメン高校生のテソン(カン・ドンウォン)とヘウォン(チョ・ハンソン)に
ワケもわからないまま言い寄られるなんて
ありえない、ありえないでしょ~~(笑) 幸せ過ぎる~
なので夢のような展開に、ストーリなんてどうでもいいさ~ってくらい引き込まれるはじまり方です
これって中・高生くらいの頃に女の子が一度は憧れたシュチュエーションだわ

インターネット小説が原作で作家はクィヨニ
スンホンの「あいつは格好よかった」もクィヨニだったのね
あはは、両方とも冴えない女の子がいきなりイケメンに惚れられるシチュエーションだわ(笑)
考えることはいっしょで、究極の女の子の夢なのよ
(でも実はクィヨニ本人はすごく可愛い女の子で驚きましたけどね)



面白かった~~♪
ドンちゃんとハンソン君が超イケイケ~カッコイイ~
で、単純なストーリかと思いきや、予想外に展開していって最後はあんな感じで終わるとは意外でしたね
ちょっと説明不足気味な部分があって、本来はそういうところにこだわる私なんだけど
それがあんまり気にならなかった
それは主演の2人のステキさがきっと勝ったんだろうなって思いました



ハンソン君の男らしさと優しさと妬き方と女の子をちょっと強引にリードしていくところが
たまりしぇ~ん
ドンちゃんの神秘的な可愛らしさとか「ヌナごはんおごって~」って甘えるところとか
たまりましぇ~ん
特に出逢ってすぐ、ワケのわからないハンギョンをテソンが雨の中を手を引っ張って走って逃げるシーン、私が高校生だったら絶対絶対あそこでズッコーーーンとドンちゃんに落ちてます(間違いないっ)
い、いや、高校でなくて今落ちても別にかまわないんですけどね(笑)


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ソウルに上京したハンギョン(イ・チョンア)は見た目も性格も「普通」な女子高生
カンソン高校に転入したそんな彼女に、“学校一の悪ガキ”へウォン(カン・ドンウォン)が一目ぼれする。ところが、へウォンの宿敵であるソングォン高校のテソン(チョ・ハンソン)も、ハンギョンを狙っていた。



女は男の未来だ

2009年06月20日 | 韓国
女は男の未来だ(原題:여자는 남자의 미래다)  2004年  
監督:ホン・サンス
出演:ユ・ジテ、キム・テウ、ソン・ヒョナ
 



タイトルから想像して、もうちょっと力が出る映画かと思ったけど
力が抜けた。。。。(笑)



男二人のチグハグな会話とか
下心満々で牽制しあったりするところとか
なんともかっこ悪くてみっともなくて
気持ち悪いんです(そこまで言う~笑)
で、可笑しくて、悲しくて、可愛い(かな?)
でも、、、きっといるよなぁ、こういうおじさん、、、
「男ってホントバカね~~」と思いつつ笑っちゃいながら観てました

sexシーン諸々も出てくるんだけど
なんつーか、綺麗に描く気なしで
たぶんあんなもんよね(どんなもん?)
すべて日常生活なわけですよ
「さっき財布を取りに戻ったら、かみさんがトイレでタバコを吸ってたんだ」
なんて会話がおかしいんだけど、それといっしょね(なんか書いててよくわかんない、笑)



太ってお腹ダボってなってるダサ~いジテさんと無精髭を生やしたキム・テウ
せこくてすけべなおじさんを自然に演じてて
二人とも好きな俳優さんなので
それだけでもオーケーにしちゃおう(何を?)



韓国とフランスの合作
ホン・サンウ監督はフランスで絶大な人気があるそうです

タイトルは監督がパリをブラブラと歩いている時に
踏みつけたポストカードにかかれていたものだそうです
「未来はまだ存在しない時間を表すからこのフレーズは無を意味する
無という明確なメッセージを持たないフレーズはささやかなカオスを作り出す」
う~~~~ん、、、映画同様わかったようなわからないような、、、

日常生活を切り取ったみたいに淡々と物語が続くのが私のフランス映画のイメージなんだけど、そういう意味ではフランス映画のようでもあります
観終わって、何観たのかわからない不思議さがあるけど(笑)
妙に癖になる感じ、嫌いじゃないです

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大学で美術講師をしているムノ(ユ・ジテ)はソウル市内で妻子と暮らしていた。ある日、アメリカ留学から戻ってきたばかりの学生時代の先輩、映画監督のホンジュン(キム・テウ)と久々の再会をする。思い出話に花を咲かせていた二人はソナ(ソン・ヒョナ)という女性の話題で盛り上がる。彼女は7年前、2人がそれぞれ付き合い関係を持った女性だった。


卑劣な街

2009年06月20日 | 韓国
映画は一種の体験

映画「ハゲタカ」の大友監督が言っているのを新聞で読んで納得してしまいました
なんかわかる
ぎゅっと凝縮されたものを観る楽しさもある

ドラマも楽しいですけどね
ただ今「愛に狂う」にはまり込んで視聴中です

そんなわけで ←どんなわけで?
過去に体験した映画を振り返りつつ
以前のブログからぼちぼちと記事を連れてくることにしました

       

卑劣な街(原題:비열한 거리)  2006年 
監督 ユ・ハ
出演 チョ・インソン、ナムグン・ミン、イ・ボヨン



ユ・ハ監督の第2作目
マルチュクの続編と言われていて、きっとサンウやりたかったよね
インソン君はこれで評価されて大韓民国映画大賞の主演男優賞を取って、当時はサンウファンとして複雑な思いで見た作品です

ヤクザの世界を描いているけれど、それだけではなくいろんな要素を含んでいて、やっぱりチョ・インソンが良かった
ビョンドゥはチョ・インソンの魅力が満載でした

マルチュクのの続編的作品ということでしょうか
ハンバーガー役だったパク・ヒョジュンが子分役で、
風紀委員長役だったイ・ジョンヒョクは劇中でミノの撮影する映画の主人公、ヒョンスのお父さんだったチョン・ホジンがファン会長を演じてます

でも続編といってもストーリーは全然違うんですよね
ヤクザの世界に生きるビョンドゥは、家族や子分の生活を守るために手を汚して、、、
同級生のミノは善良な青年で、、、
、、、と思ったら大間違い
利用価値があるかどうかの世界で生きていくのは卑劣な街そのものです

「マルジュク通り残酷史」は、真面目だったヒョンスが 汚い大人や学校に歯向って、韓国の学校くそくらえ!と叫んで暴れて学校をやめるけど
大人になった「卑劣な街」は、生きるか死ぬかの世界で必死に生きてたのにね

切ないよね、、、



パンツ一丁でソファーに寝転んだビョンドゥが股間を触って
そのあと衝撃的な瞬間が・・・(笑)
あのシーンは台本じゃなくてインソン君から提案したんだそうです
スゴイっ!インソン君

車の中で歌う「ノムノムチョアヨ~、オ~、オ~」は一発で覚えそうな歌ね
ドラマ「愛に狂う」でも車の中で歌ってたけど(ヤクザはこの歌好きかなって台詞あった、笑)流行ったのね~

相手役のボヨンさん、映画を観るまではあまり魅力を感じてなかったんですけど
キスシーンよかったです
インソン君のガッツり(笑)いったところもいいですけど
ボヨンさんのどろ~んとした表情が(もっと硬いイメージの女優さんだったので)


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三流暴力団のナンバー2、ビョンドゥ(チョ・インソン)は野望を抱きながらも這い上がれず組の若手の面倒を見るのが精一杯の日々を送っていた。そんなビョンドにもチャンスがやってくる。ファン会長(チョン・ホジン)から言い渡された仕事は、未来を保障してやる代わりにある人物を処理することだった。ビョンドゥは苦悩の末に決断する。家族の生計の心配もすることなく、初恋の人ヒョンジュ(イ・ボヨン)との愛も育みながら人生を楽しめるようになったビョンドゥ。ある日、誰にも打ち明けられなかったことを同級生のミノ(ナムグンミン)に話す。


リターン

2009年06月09日 | 韓国
リターン(原題:리턴)  2007年  
監督:イ・ギュマン
出演:キム・ミョンミン ユ・ジュンサン キム・テウ チョン・ユソク キム・ユミ




「術中覚醒」
意識や痛さを感じるのに、体にメスが入り内蔵を抉られる、、
私は痛さに強いタイプなんだけど、さずがにモゾモゾしながら観ました

元患者の家族から愛する妻を殺すと脅迫を受けるリュ・ジェウ(キム・ミョンミン)と25年前のサンウの事件がどう繋がるのか
前半はちょっとわかりにくかった

4人のうちの誰がサンウなのか
とりあえずはリュ・ジェウ(キム・ミョンミン)は違うよね
最初はアメリカ帰りの謎めいたマッチョの幼なじみがかなり怪しげだったけど、友人の麻酔医のチョン・ユソクが子供の頃のサンウの顔とそっくりで怪しくて
睡眠療法を使える精神科医チフンの太ったキム・テウが怪しくて
最後まで二転三転する展開で面白かった

やっぱり主役はミョンミンさん?
出演時間も一番長いし
でもそうでもないような、、
そういえば4人が主役の映画って言ってましたよね
ヨンヒョン(「鳥肌」)ほどのインパクトはなかったかな、、

怪しげな雰囲気で出てきてだんだんカッコよくなっていくウクファン(ユ・ジュンサン)が出番は少ないけど最後はもってっちゃったし
キム・テウもこのために太っていい味だしてました(ドラマ「神話」のいい人のイメージしかないの~)
ユ・ジュンサンはこの作品で大鐘賞映画祭助演男優賞を受賞したそうです

女の子やひよこが死んだり
残酷だったり痛いシーンがあるので万人受けする映画じゃないかもしれないけど、面白いディカル・サイコサスペンスでした
(こういうのスリラーとかホラーって言う?←よくわかってないので(^^ゞ)

最初は「千個の舌」っていうタイトルだったんですよね
「リターン」もそうだけど、タイトルの意味、ちょっと興味あります



で、ミョンミョンペン的視点からいいますと(笑)
作品ごとに今まで見たことのないミョンミンさんに会える嬉しさがあるわけです
たーーーくさんありました
ふとした笑顔とか話し方とかね
奥さんを愛する役なので~

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1982年10歳のナ・サンウは手術の途中に意識が戻る“手術中の覚醒”により想像を絶する激しい痛みを経験する。苦痛と恐怖の経験から精神を病んだサンウは残酷な行動を繰り返すようになり催眠療法で治療をするが、やがてサンウ一家は姿を消す。25年後、外科医外科医リュ・ジェウ(キム・ミョンミン)は救えなった患者の家族から執拗な脅迫をうけていた。ある日、幼なじみのカン・ウクファン(ユ・ジュンサン)がアメリカから帰ってくる。


公共の敵

2009年06月09日 | 韓国
公共の敵(原題:공공의 적)  2002年  ☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督: カン・ウソク
主演: ソル・ギョング、 イ・ソンジェ




刑事カン・チョルジュン(ソル・ギョング)はメダリストの特別採用で刑事になったけど
麻薬は横流しするし賄賂もらうし、やりたい放題の悪徳刑事
私が映画で見る韓国の警察ってこんな感じが多くて大丈夫なの?って思っちゃうんですけど実際大丈夫?(笑)

女性がまったく出てこない、骨太なオットコくさい映画だわ
グロいシーンやシモネタありにどつきあいありの泥臭い映画だけど強烈だけど単純に楽しかった
ハチャメチャだったけど、結局は最後はカン刑事は「民衆の盾」になるのよね
ソル・ギョングはやっぱり存在感あるな~
たぶん彼の作品をしっかりと見たのこれが初めてだと思う(もっといろいろ見たいです)

それと脇役がものすごかったですね
あまりにもたくさんで名前あげきれないくらい
あっこの人、あっこの人も、って思いながら見るの楽しかった



まさに「公共の敵」を演じるイ・ソンジェ
いきなりシャワーを浴びながらの自慰シーンから始まって強烈!!
とんでもない悪役キャラなんですけど
えっ?えっ?えっ?
この人って「氷雨」でハヌルちゃんの恋人役だったの人?
「デイジー」でチョン・ジヒョンが初恋の人だと思い込む人?
ちょっと寡黙な雰囲気のある役だったのに
すごい~~雰囲気があまりにも違うのでビックリ
初めて見た俳優さんだと思いました




ソウル江東署強力班の刑事カン・チョルジュン(ソル・ギョング)はボクシングでメダル獲得後に警察に特別採用になった算数が苦手な不良ダメ刑事。ある雨の夜、張り込み中に便意を催し柱の影で用を足すがポンチョを被った男(イ・ソンジェ)とぶつかり言い争いになりナイフで切りつけられる。一週間後、近所で金持ちの老夫婦がナイフで刺し殺されているのが発見された。



カンナさん大成功です

2009年06月05日 | 韓国
第3弾~(もう今週末が来ちゃうね、一週間早いよ)
この映画「オー!ブラザース」(2003年)のキム・ヨンファ監督だったのね

カンナさん大成功です(原題:미녀는 괴로워)  2006年  
監督:キム・ヨンファ
出演:キム・アジュン チュ・ジンモ




原作は鈴木由美子さんの漫画
これ日本の作品だったらコミックというかコメディとして単純に笑える映画だと思うけど
美容整形が当たり前に(らしいですが)なってる韓国だから
リアリティがありすぎて全然インパクトが違ってるんでしょうね
キム・ヨンファ監督は原作を読んで「精神と体のぶつかり合い」に興味を持ったそうです
確かに、外観ってなんだろうって思いますよね
太ってる時も変身後もカンナはカンナなのに、、
でも絶対に痩せてて綺麗な方がいいのよね、それが現実

当然痩せたカンナ(キム・アジュン)が可愛くて、選ぶなら絶対にそっちがいいけど
キスしても鼻がずれないかと気になったり、胸やお尻も触られるたびに心配しなくちゃいけないなんて
笑えるけどちょっと怖い~~!
太ってる時のカンナがいろんなことを諦めつつも、とっても可愛いい人でそれもちょっと皮肉な感じがします

チュ・ジンモって、、、 (最初に謝っちゃお(>_<)スイマセン~~)
まったく私の視野に入んない方なんです(^^ゞ
ダメなんですこういうタイプのイケメンなナムジャ(スイマセン外観で判断して)
でもハン・サンジュン(チュ・ジンモ)、やっぱりカッコいいわって思いました(←どっちやねんっ!)
太っている頃のカンナをサンジュンがどう思ってたんでしょうね
カンナが捨てた犬をサンジュンが飼ってたのは何故でしょう(まさか偶然だなんて言わないよね)

と、なんだかんだと書いてますが面白かったです、ハイ


「オー!ブラザーズ」繋がりでしょうか
ボムス兄さんがタクシーの運転手でちょっとだけご出演してました~(リュ・スンスさんも)
頭から血をたら~~って流しながら(笑)無条件に楽しい
好きです~~ボムス兄さん☆

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ゴースト・シンガーのカンナ(キム・アジュン)は身長169cmにして体重95kgの巨漢。コンプレックスを抱えているので憧れのサンジュン(チュ・ジンモ)に告白できない。ある日カンナはサンジュンの言葉をきっかけに「全身整形」を決意する。美女に生まれ変わったカンナは再びサンジュンの前に現れる。


ラスト・プレゼント

2009年06月05日 | 韓国
先週末は自宅で映画3本立て
で、今頃やっと第2弾のエントリです~
イ・ジョンジェが観たくて「ラストプレゼント」観ました
そういえばこれって日本でリメークされましたよね
観始めてから気がつきました

ラスト・プレゼント(原題:선물 )  2001年  
監督: オ・ギファン
主演: イ・ジョンジェ イ・ヨンエ




夫婦愛を描いた物語
ストーリはありきたりで、特別な展開があるわけじゃないけど
(初恋の人は途中で想像できたよね)
上質なおとぎ話を観たような気持ちになるのは何故でしょうね
二人の演技力かなぁ、、、
感情の機微を終わってからじんわりと感じるような、こういう映画ってけっこう好きです

でも、救急で運ばれて電気ショックを受けるくらいの死にそうな状態なのに
なんでもない!って気丈に退院するって、しっかりした奥さん過ぎませんかねぇ
こんなにお互いに思いあってるなら、もっと二人で病気に向き合おうよって思ってしまった(そういう主旨の映画じゃないか、、)
幼なじみの設定ですがどう見ても姉さん女房に見えます
タイトルがソンムルなんですもんね
彼女の旦那さんを愛する大きな大きな愛がテーマなんですよね

ラストのお笑い決勝戦のシーンは泣けました
コントするイ・ジョンジェよかったです
彼のそこはかとなく感じる色気が好きなんですけど
今回はちょっと頼りない旦那さんで可愛かった^^

たぶん催涙メロー映画なんでしょうけど
普段からよーく泣く私がそうでもなかった(^^ゞ

イ・ヨンエの中学生時代をキム・テヒが演じていて不思議な気分(笑)
他にもちょっとだけなのに、先輩芸人にキム・スロ、お笑い王決定戦の司会者にコン・ヒョジン、初恋の人に間違えられた幼なじみにイ・ムンシク、そして詐欺にひっかかりそうになったホン・ソクチャン
たーーくさん出てて楽しかったです(これぞソンムルですか?)

</object>

売れないコメディアンのヨンギ(イ・ジョンジェ)。親の反対を押し切ってヨンジュン(イ・ヨンエ)と結婚したが2年前に子供を亡くして芸能活動も休んでいた。今は相方のチョルスとテレビ番組で前説の仕事をしているが、なかなか人気が出ないことを気にしてヨンジュンと顔をあわせられない日々を過ごしている


ユア・マイ・サンシャイン

2009年06月02日 | 韓国
ユア・マイ・サンシャイン(原題:너는 내운명) 2005年  ☆☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督:パク・チンピョ
主演: ファン・ジョンミン チョン・ドヨン



『私の愛、私のそばに』のクランクアップ記念といたしまして
パク・チンピョ監督の映画『君は僕の運命』を観ました~~
これ、前から観たかったんです

2002年に韓国で報道された実話を元に作られた作品
パク・チンピョ監督は初長編映画の『 死んでもいい』(2002年)も、主演のふたりが養老院で出会って結婚した実在のカップルで、真摯に老人の性をテーマにした作品を撮っていて
評価を受けたけれどリアルな描写が賛否両論だったそうです
ドキュメンタリー出身の監督さんらしく、『ユア・マイ・サンシャイン』(2005年)と同じく、『あいつの声』(2007年)も実際にあった事件を題材にしています



↑ソクチュンがウナにひと目惚れした瞬間☆
(劇中二人で「春の日は過ぎゆく」を観るんだけど、その映画のポスターが貼ってある~笑)

エイズがテーマと思ったので重い映画を想像してたんだけど
ひたすらストレートで素直な「愛」の映画でした
「死ぬ時まで彼女を守らなくてはいけない、、、彼女は僕の運命だから」byソクチョン

泣かされました、ソクチョンに、、、だーだー泣きながら観ました





監督さんはウナは最初からチョン・ドヨンをイメージしてたそうで、ほんとピッタリです
ドヨンさんは、知らないとはいえエイズなのにたくさんの人と性交渉した役に抵抗があって断ったそうですが、実在の彼の写真2枚を見て、彼女が消えた後の写真と以前の写真がたった3ヶ月しか違わないのに親子かと思うくらいに老けて年を取ったように見えて、愛の力はこんなにも人を変えてしまうのかと演じることを決めたそうです

ソクチョン(ファン・ジョンミン)は映画の中でも実際に痩せたよね
ミョンミンさんもそうだけど、本当に役者さんって凄いです、、

ウナがエイズとしってショックでなかなか家に帰れなくて
家の前で雨に打たれながら(ビニール袋のウリが入れても入れてもこぼれて)
ただいまって帰ったらウナが書置きを残していなくなってたシーン
あのシーンのファン・ジョンミンさんが最高に良かった
ダメだ!行かないでくれ!って言いながら雨の中に出ていくシーン
ファン・ジョンミンさんがこの映画を暖かくて優しくて泣けて感動できる映画にしてるな~

終盤の、警察で俺が助けてやるーって叫ぶところとか
やっと面会できて、かすれた声で会いたかったって言って、、、、、(大号泣)
そこはもういわずもがなというか、、、泣いた泣いた、、、、

このお母さんがとーーっても良かったのー


主人公のキャラクタは違うと思うけど、ジョンウを感じながら観てたわけです
ワクワクしながら観ました
『私の愛、私のそばに』はどんな雰囲気の映画になるのかな~~って思いを馳せながら、、、
パク・チンピョ監督、期待満々です


牧場を経営する36歳の純朴な男キム・ソクチュン(ファン・ジョンミン)は愛は永遠だと信じて疑わない。ある日、ソクチュンはソウルから来た喫茶店ウェイトレスのウナ(チョン・ドヨン)にひと目惚れする。ウナはコーヒーの出前を装ってホテルに出向いて売春をしていた。