きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

ジャングル・ジュース

2010年09月07日 | 韓国
ジャングル・ジュース(原題:정글쥬스)  2002年  
監督:チョ・ミノ
出演:チャン・ヒョク、イ・ボムス、チョン・ヘジン 

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こういう映画好きなのよね
やったらパワーがあっておバカな映画(笑)
「ジャングルジュース」っていうのはいろんな酒を混ぜて一気に酔える爆弾酒、安価で効果抜群の幻覚剤みたいな意味なんだって

ギテは学生をカツアゲして、チョルスはそのへんの餓鬼んちょとサッカーして
仕事もなく毎日を過ごしてて金もないし夢もない
娼婦のメグ・ライアン(チョン・ヘジン)のところへ行っては一人分の値段で二人で遊ばせてもらって、どっちが上手だったかどっちが精力があるのかマジで争ってて、おまけにチョルスはサッカーで蹴られてあれ?が一つしかないの、超バカバカし~~(笑)

チンピラにもなれないゴロツキで何もやってもダメなんだけど
可笑しいのよね、町のヤクザに仕事もらうときも二人でなきゃダメって(笑)
セックスする時も二人セットだし
でも二人でいても何をやってもぜんぜん一人前にできないの
最低最悪な暮らしなんだけど、カラッとしてポップでなーんか明るさが突き抜けちゃってて
なにひとつ持ってなくて守るものがないと、人って逆にこんなに能天気に元気になれそうな気がする(やったことないからあくまでなれそうってだけなんだけど、笑)

ジャングルジュースを食らってハイになって二人でATM襲う当たりは何がしたいのかわかんなかったけど
後半俄然面白くなってきて、ラストシーンが最高に好き
「意外に死なないもんだな」ってセリフに笑っちゃいました
最後まで二人一緒で(笑)
一瞬映画「パピオン」を思い出したけどちゃーーんと笑えるオチがありました

メグ・ライアン役のチョン・ヘジンはこういうはじけた役するといいね
こんなにスタイルのいい人だったのね
ボムスさんはこの頃30才くらいだと思うけど何歳の設定なんだろ、でも若くて可愛かった
チャン・ヒョクとの3人の組み合わせが最高、その後(続編)も観たいくらいです☆

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ギテ(チャン・ヒョク)とチョルス(イ・ボムス)は清涼里の588(娼婦街)をネグラとするチンピラ。ある日、兄貴分の変わりに麻薬の取引に立ち会うことになるが取引は失敗、その責任を負わされて期日までに大金を集めなければいけなくなる。ひょんなことから組織の麻薬を手に入れた2人は組織と警察から追われながらも娼婦のメグ(チョン・ヘジン)と一緒に麻薬を売り飛ばすためプサンへ向かう。


菊花の香り

2010年09月07日 | 韓国
菊花の香り ~世界でいちばん愛されたひと~(原題:국화꽃 향기) 2003年
監督:イ・ジョンウク
出演:チャン・ジニョン、パク・ヘイル、ソン・ソンミ 

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大学新入生のイナは電車で見かけた女性から菊の香りを感じ恋に落ちる
サークルに入部したイナ(パク・ヘイル)は、そこで偶然にもその女性に再会する
彼女はサークルの先輩ヒジュ(チャン・ジニョン)だった
夏の浜辺の合宿でイナは愛を告白するがヒジュには恋人がいた


しかしこの映画のストーリはどうしてこうも悲しいんでしょう
両親と婚約者を交通事故で一度に亡くし、生き残った罪悪感からやっと解き放たれて幸せになろうとした矢先に、自分が病気で死ぬなんて、しかも赤ちゃんを産んで
いくらなんでも悲惨すぎないですかね~

こんなに悲しい物語なのにちっとも泣けなくて、、、トシとって涙もろくなってるはずなのに
最近映画の観すぎで感受性がマヒしてる?(などと心配になってしまいました)

ヒジュは学生の頃は違うことは違うとスパッと言いきれるカッコいい女性で
だからイナも惹かれたんだと思うんだけど
事故の後はすべて内向きに自分を否定して生きてきて
イナの一途な愛がそれをすべて受け止めたのに
結局、ヒジュは最後まで我慢して一人で耐えて自分が病気であることを夫に伝えなくて
ラジオ番組を通して心情を語るっていうのがちょっとわかりにくかった
映画「ラストプレゼント」でもそうだったけど、自分の病気を隠しとおして死んでしまうのは優しさなのかなぁ(私には理解できない)

パク・ヘイルって顔が小さくて女の子みたいに見えるときあるのね
図書館で先輩を隠れて盗み見るシーンがとても綺麗でした
結婚しても「ヒジュさん」って呼んでるところが微笑ましかった

MBCスペシャルで「チャン・ジニョンの最後の1年」のドキュメンタリ番組を見た直後なので、辛いですねこの映画は
イナと結婚してつかの間の幸せな時間を過ごすヒジュだったけど悲しげで幸せに浸ってない感じがあって、どうしてもどこか重なるんでしょね
俳優と作品が出会うということ、そしてその作品をこうして私が観ることの出会いをいろいろと考えてしまいました
チャン・ジニョンさんの人生ってまさに映画のようだったんだなぁ
本当に可愛くて魅力的な俳優だったとしみじみ思いました

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インディアン・サマー

2010年09月06日 | 韓国
インディアン・サマー(原題:인디언 썸머)  2001年  
監督:ノ・ヒョジョン
出演:パク・シニャン、イ・ミヨン、チャン・ヨン

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インディアン・サマーとは晩秋から初冬にかけて一瞬訪れる穏やかで暖かい小春日和のこと
この映画で一番上手いのはタイトルのつけ方ね
本当に上手いわ~

夫殺しで死刑宣告を受けたシニョンは一切語ることなく早く裁判を終わらせて死ぬことだけど考えている女性
そんな彼女に一瞬訪れた春のような日々ってことね
しかも死刑宣告を受けた女性を演じるのがイ・ミヨンときたら
そりゃあもう観る前からムチャムチャ期待しちゃいますよね
この映画、面白かったんだけどそうでもなくて、でも面白かった(どっちやねん

夫から束縛され暴力も受けていたシニョンが自由の身になってどこかへ逃げようとしたけれど
自分には帰る場所も行きたい場所もないことに気づいてしまった
ん~~~、、、わからないでもないけど(苦しい)、それで死にたい?

それよりもシニョンさん
あなたは自分の魔性の女としての魅力に早く気付いたほうがいいと思うんだけど(笑)
医者だった夫も精神を病んで自殺を繰り返しながらシニョンを手放す気はまったくなかったし
被告人と弁護士として知り合ったソ・ジュナ(パク・シニャン)はこんなにもあなたに溺れてしまってるんですよー
法を守る人間なのにパスポートを偽造してまで彼女を海外(日本)に逃がそうなんて、ありえない溺れぶり
なんて、まるでケチつけてるみたいですけど
そうでもないんですよね

人生に希望がなくて早く死んでしまいたいと思っていたシニョンなのに無罪の判決が下り
希望の光を見つけて生きたいと思ったシニョンに死刑の判決が下る
でもインディアン・サマーのような幸せな日を過ごした彼女はすべて納得した表情で判決を受け、そしてジュナと最後の目を合わせる
もうむちゃむちゃイ・ミヨンさん綺麗なんだもん!!
こういう役がこれ以上に会う女優さんはいないよね

ってことでイ・ミヨンさん好き!ってことで楽しめた映画でした

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夫の殺人嫌疑をかけられ死刑宣告を受けた被告人イ・シニョン(イ・ミヨン)。弁護士のソ・ジュナ(パク・シニャン)は出世街道に乗るための海外研修を待つ間、彼女の控訴審の国選弁護人を担当することになる。しかしシニョンは裁判を拒否していた。


王の男

2010年09月04日 | 韓国
王の男(原題:왕의 남자)  2005年  ☆☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督:イ・ジュニク
出演:カム・ウソン、チョン・ジニョン、イ・ジュンギ

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こんなに面白い映画だったのか~!
へそ曲がりな私は、あまりにも大ヒットした映画なのでなんとなく敬遠してたけど
超納得、面白かった☆

「王の男」ってタイトルもそうだけど
宮廷を揺るがした究極の愛憎劇とか、タブーの同性愛を描くとか
ぜんぜん違うじゃないですか!

朝鮮時代に舞踊や歌の興行的な公演をしながら全国をまわった芸人集団のことを男寺党(ナムサダン)というそうです
私が今楽しんでる映画も好きな俳優も、原点はここよね
ジャンセンが現代に生きてたらものすごい名監督だったんじゃない?

仮面をかぶって演じる芝居の動きが可笑しくて
人形劇のシーンもよかった
そして「王の男」を観て涙するとは思いませんでした
コンギルは優しい子ね

正気ではない王の振る舞いや孤独、それを諫言する重臣たちの苦悩が物語の中心で
ヨン・サングンは凶暴な独裁政治の果てにクーデターにより失脚した王として実在するんだそうです

お互いをかばいあうジャンセンとコンギルは長年連れ添った夫婦みたいね(笑)
性という窮屈なものをとっぱらったもっと大きな結びつきを感じる
目を失っても芸人としての誇りを失わないジャンセンに、コンギルは「生まれ変わってもまた芸人になる」と告げる、あーー、なんて幸せそうな二人
二人が高く高く飛んで映画は終わる
実に爽やかで感動的でした

あっ、これを忘れちゃいけない
イ・ジュンギは妖艶で綺麗でした~
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朝鮮時代燕山朝。女性よりも美しい芸人仲間のコンギル(イ・ジュンギ)を率いて漢陽(今のソウル)に上京して来たジャンセン(カム・ウソン)は、王とその愛人であるノクス(カン・ソンヨン)の関係を風刺した劇で街の名物となる。しかし、王を茶化したその芝居を宮廷が知り、屈辱罪で芸人一行は捕まってしまう。

銀杏のベッド

2010年09月04日 | 韓国
銀杏のベッド(原題:은행나무 침대) 1996年   
監督:カン・ジェギュ
出演:ハン・ソッキュ、シム・ヘジン、チン・ヒギョン、シン・ヒョンジュン

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恋人ソニョン(シム・ヘジン)との結婚を考えはじめていた32歳の画家スヒョン(ハン・ソッキュ)
ある日、夢で聞いた琴の音に導かれて路地に入り銀杏の木で作られたベッドを見つける
ベッドを自分の家に運び込んだ彼の身の回りで不可思議な出来事が続くようになり、何者かに突然命を狙われ、古代の衣装を着た謎の美女ミダンに助けられる
説明のつかない現象にとまどう彼は、ある日ひとりの木彫り職人の老人に出会い銀杏の木のベッドにまつわる因縁を聞く

どんな映画なのか事前知識を全く持たないで映画を観るって面白いよね
ハン・ソッキュの映画でボムスさんも出てる、っていうことだけで観たんだけど
え~~、いったいどこへ行くんだ~~!って感じで楽しんで観ました(笑)

後で調べたら1996年の大ヒットSF恋愛映画なんだって
そうなんだぁ、大ヒットしたんだぁ
カン・ジェギュ監督デビュー作、後に「シュリ」「ブラザーフッド」を作ります

輪廻転生のラブストーリー
前世のことは前世で決着つけてくれ!って思うけど、それじゃ話が終わっちゃう(笑)
突っ込みたいところはたくさんあるけど
でも面白く観ました
前世で愛した人を何百年も隔ててまた愛するっていうのも切なくていいかも
でも私がミダン姫だったら1000年も自分を思い続けてくれたなら
きっぱりと諦めてファン将軍と結ばれますけどね
人生諦めが肝心よ(あれ?)
ファン将軍(シン・ヒョンジュン)は迫力がありました、顔が(メイクが?)

SFなんだから最後はもっとぐわぁ~~~っと盛り上がってもよかったのに
ベットが燃えるだけじゃ
火事になって家が燃えるー、って余計な心配しながら見てしまいました
ミダン姫のチン・ヒギョンが予想外の綺麗さでした

ところでボムスさんは映画の冒頭にチラッとでましたけど
ちゃんとセリフがあるのよね
謎だわ
ゲスト出演?
それともただのチョイ役?

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手紙

2010年09月04日 | 韓国
手紙 The Letter(原題:편지)  1997年  
監督:イ・ジョングク
出演:パク・シニャン、チェ・ジンシル

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1997年の韓国ナンバーワンヒット作
韓国映画(ドラマ)の王道をゆく作品
私も13年前なら泣いたかもな~
時代で感じ方も変わるので、今観て感動しなくてもそれは仕方がないことかもしれません

駅の花の鉢植え、コイントスのコイン、五葉松、出先からかけた電話のメッセージ
ビデオテープ、薬草の入ったビン
たくさんのアイテムが物語で上手くつながってる
闘病生活を送る夫を演じるパク・シンニャンの顔がやつれて痛々しかったなー

若くて可愛くてキュートなチェ・ジンシルさんに思いを馳せて
かつて大ヒットした作品として楽しんで観ました

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植物研究所研究員のチョ・ファニュ(パク・シニャン)と国文科大学院生のイ・ジョンイン(チェ・ジンシル)は駅で偶然出会い、恋に落ち、やがて結婚して幸せ一杯の新婚生活を送る。ある日夫ファニュが悪性の脳腫瘍にかかっていることがわかり、そして他界してしまう。ジョンインは失意の中で自殺をしようとするまで思い詰めるが、死んだはずのファニュから手紙が届く。


シュリ

2010年09月04日 | 韓国
シュリ(原題:쉬리)  1999年  
監督:カン・ジェギュ
出演:ハン・ソッキュ、ソン・ガンホ、チェ・ミンシク、キム・ユンジン 

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この映画を初めて観たのは何年前かなぁ
韓流なんて言葉もなかった頃にテレビの洋画ロードショーの時間帯で観たと思うけど(吹き替えよね)、洋画をみるのと同じ感覚で観たし面白かった
水槽の前でのキスと、サッカー場がテロリストに狙われてドキドキしたのと
最後に恋人同士が銃を構えて向き合うシーンを覚えてる

久しぶりに観たけどクライマックスはさすがに迫力ありますね
でも、ものすごく面白いかと言うと
普通かも、、

不自然な部分が多くてね
都市が一つなくなっちゃうくらいの液体爆弾がいとも簡単に盗まれて、事件現場にたった二人の秘密諜報部員がヘリコプターから降りてくるのも不自然だし
街中で銃撃戦が起きるのもちょっと違和感で、包囲されて絶対に捕まるに決まってるのに、やすやすと逃げちゃうとか
大規模テロが迫っている状況で、済州島まで恋人の身元照会に行っちゃうとか
、、きりがないのでこのへんで、、

「北では同じ民族同胞が飢えて死んでいるのに、お前らはハンバーガーみたいなもんばかり食って豚みたいに太りやがって」
北の特殊8軍団の隊長のチェ・ミンシクのセリフは、11年前も今も重みのあるセリフです
韓国映画のさきがけ的な存在であることは間違いのない映画
そこは敬意を表したいと思います

私のお気に入りのパク・ヨンウがいる~、今とキャラクタ的にはそんなに変わらない~
ソン・ガンホが若くて別人ね、今の飄々とした感じは全くないです
キム・スロやチョ・ドッキョンが北の特殊8軍団の隊員だったわ
最後にファン・ジョンミンとチャン・ヒョンソンジュンウォン(ハン・ソッキュ)を取り調べる役で出てきたのでビックリしちゃいました

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秘密情報機関OPの特殊要員ジュンウォン(ハン・ソッキュ)とジャンギル(ソン・ガンホ)は最近多発する暗殺事件を追って女スナイパーを探していた。そんな中、驚異的な破壊力を誇る液体爆弾CTXが強奪される。同じ頃ソウルでは、韓国と北朝鮮両首脳が列席するサッカー南北交流試合の華やかな舞台の準備が進んでいた。