自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

生まれた!

2013年05月13日 19時58分36秒 | 日常生活

今日の黒松内は曇り空。
先週のぽかぽか陽気とはうって変わって、
南からの冷たい風がビュービュー吹いている日でした。

校庭の山桜のつぼみがだいぶ膨らんできましたが、
また縮こまっちゃうのではないかと思うほど寒い日。

まさに三寒四温の時期ですかね。


夕方に降ってきた冷たい小雨にコケッツたちも
ぎゅっとなって避難。



そんな中、室内にいる生き物達は次々と動き出していました。


冬眠から目覚めた亀は、顔を甲羅から出していることが多くなったので、
先日水槽を洗ってあげました。ついでに甲羅も洗ってあげたり♪

相当嫌がっていたので
「おぉ、元気じゃの~」とのんきに思っていたのですが、
なぜかしばらくは餌を食べませんでした。
しかも、顔も半分甲羅に戻していることも。

まだ寝ぼけ状態なのか?
さすがに甲羅を洗うのはまずかったのか?
などと心配していました。


が、今日目撃しました。


「うにょ~~~~ん・・・・・・ぱくっ・・・・がぶがぶ・・・ごっくん」



おぉ!食べているではないか!!
しかも次から次へと!


どうやら完全に冬眠から覚めたようです。
甲羅を洗ったことで、元気がなくなってたわけじゃないことが判明し一安心でした。


そしてお隣の水槽にも動きが。
お隣は校庭のじゃぶじゃぶ池からふったが連れてきたカエルのタマゴさんたちです。

3週間くらいぷか~っと浮いたまま、何の動きもなかったので、
内心「もう死んじゃったのかなぁ・・・」と思っていました。

が、先週

まやPの「あーーーーーーーーー!!!!」

という叫び声に飛んで行くと、
なんとオタマジャクシがピヨピヨと泳いでいるでしゃないか!



オタマジャクシがタマゴから孵る直後を見たことがなかったので、
もうとにかく感動でした。

小さな変化を見つけた瞬間って嬉しいですよね!
やはり毎日の観察って大切だなって改めて思った日でした。




さまりー