自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

自然療育活動~オチャノバ~

2013年05月21日 19時35分17秒 | 出前出張ネイチャーワゴン3G
昨日は苫小牧の植苗病院へ自然療育活動に行ってきました。

あいにくの天気だったため、人が集まるか心配でしたが、
カッパをばっちり着用し、8人の方が参加してくださいました。


今回は虫眼鏡を使って林を散策。

「虫眼鏡を覗いたのなんて、何十年ぶりだわー」




ほとんどの方が小学生依頼だったようで、懐かしむように
虫眼鏡を手にとり、木の芽や葉っぱ、コケや樹皮など
色んなところを覗きました。



みんなで一斉に観察をすると、

わーこれきれい!
これすごい!

という声があちらこちらから聞こえてくるため、
どれどれ、といった感じで見に行きたくなります。

適当に選んだところを覗いたとしても、
拡大されるだけで、いつもと違う発見があります。


そして、たくさんの方と一緒に観察すると発見の数が増えます。

「いやぁ、コケにはこんな花みたいなのがくっついていたんですねぇ」
「普段は雨の日は外でないけど、雨の日の自然観察もきれいでいいですねぇ」

いつもと違う刺激や発見のせいか、普段よりも笑顔や会話も多くて驚いたと
スタッフの方より感想を頂きました。


素敵な発見が多かったようで、私たちも嬉しい気持ちになりました。

みなさんも久しぶりに虫眼鏡から覗いてみてはいかがでしょうか?(^^)



(さまりー)