自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

犯人は誰!?コケッツの謎の死を追え

2013年10月17日 17時32分25秒 | 日常生活
昨日、またもやコケッツに事件が起きました。

気づいたきっかけは、
学校前の道路にコケッツの羽が散乱していたからです。
しかし、コケッツの姿はありません。

まり子さんの証言によりますと、
朝早くに通った時には羽は落ちていなかったということでした。

高木さんと小屋へ捜査に乗り込むと、
小屋の中でも1羽死んでいました。

昨日から小屋の中には鍵がかかっていました。
小屋の中には、網で覆われていて外からの侵入は不可能です。
穴が開けられた痕跡もなし。
密室の犯行のようです。

1羽は小屋の中で、1羽は姿は見かけませんが、外に連れ出された模様。
むむむ・・・・

高木さんと痕跡を調べ、犯人探しを開始しましたが、
捜査は思っていたよりも難航しました。

行き詰っていると、
なにやら生き残っていたコケッツが怪しげな動きをし始めました。
死んでいるコケッツをつついているのです。

コケッツの小屋の中には外から侵入できない・・・
ということは犯人はこの中に!?
よくよく見てみると、死んだコケッツは以前から仲間に
いじめられていた弱いコケッツで、生き残っているコケッツは
とさかがきれいな色をした強い立場にいるコケッツでした。

これが決定的な証拠となり、弱った、もしくは衰弱して亡くなったコケッツを
仲間が攻撃したいう説で落ち着きました。

が、もう一羽の方はよくわかりません。
前日小屋を閉めるときに、小屋の中に入りそびれて、
外にいるうちにキツネか何かに襲われ、持ち去られてしまったのか・・・

事件は迷宮入りの予感です。

これから一番色んな動物に狙われる冬がきますが、
無事に全員で春を迎えられますように!


(ふった)