自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

【1日目】朱太川でサケきゃんぷ

2024年10月12日 22時36分41秒 | 子ども向け主催事業

朱太川でサケきゃんぷ、1日目が始まりました。

大人も子どもも体調不良が少しはやっているようで
キャンセルもあり今回は参加者4名とぶな森スタッフでのキャンプです。

毎年この時期、海から生まれた川に戻ってきて産卵をし、一生を終えるサケ。
黒松内を流れる朱太川やその支流にも戻って来たサケが見られるので、
最後の力をふりしぼるサケの様子を見たり、味わったり、サケを川から見てみたり…
と、サケを感じるサケキャンプです。

1日目の今日はお天気もよく、気温が高めなので、

いつもの添別川でガサガサ秋の生き物さがし。

添別川にサケは遡って来ているのかどうかを調査しにいきます。

ウェットスーツとライフジャケットをしっかり着て、寒さ&安全対策。

最初は川の冷たさにゆっくりと生き物さがしでしたが、

  

 

いつもは夏に来る間書で、ウキゴリ、ヤマメ、ウグイ、ドジョウに出会えました。

秋の川の水に身体が慣れてきたら、さらに下流のほうへ探検へ。

 

サケが見えたよ!!!と先発隊の声が聞こえてきます。

さらに下流のほうにみんなで歩いていると、足下から何かがバシャバシャっ!!
驚いて、思わずきゃーっ!の連鎖。泳いでいった方を見てみると…サケでした!!

いつも捕まえている魚との比べて、だいぶ大きくてびっくり。

あっちへ行ったぞー!と追いかけていると

サケが浅瀬にのりあげてしまいました。

川に戻さなきゃ!と網ですくおうとするも上手くいかず

 

こうなったら…!と、手づかみ作戦に変更!

無事にがしっとつかみ、

 

急いで川に戻しました

 

さらに下流に行くと大きなウキゴリにも会えました。

本流まで歩いていくと水切り石大会。

  

コツを掴んだみたいで、7回が最高。

帰りには、ほっちゃれを発見。ほっちゃれを捕食してモクズガニやカジカも発見。

 

モクズガニは頑張って追い込んで、ゲット。

スタート地点に戻り、今日のおやつはサケとば。

夕暮れになってきて、最後の最後に、
冷たいのを覚悟で希望者はフローティングや、水掛けあいをし、本日の川は終了。

帰ってきて、途中参加の一人も合流!
道具を片付けて、着替えをして、

コケッツと触れ合ったり、

みんなの部屋で工作や自由時間を過ごし、

夕食の時間。

夕食はキッチンまりこの元気モリモリごはん。

今日のサケ一品は…サケコロッケ!
そのほか、かぼちゃだんご、マカロニサラダ、キャベツ、ひじきといとこんにゃく、たくあんにごはんとお味噌汁。

 

しっかりエネルギーチャージしたら、食器を洗って、

寝る準備をして、少しまったり

 

寝る前に、温泉へGO!

温泉でしっかりあったまり、あとは寝るだけ。

歯磨きして、トイレに行っておやすみなさい。

明日は、カヌーをするには風がちょっと強すぎる予報なので、
浜辺にいったり、町内のどこまでサケがのぼってきてるか調査にでかけたり、夜ご飯はみんなで秋のサケごはんを調理する予定です。