自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

作開地区のお豆腐づくり

2016年12月23日 17時27分23秒 | 地域情報

作開地域交流のお豆腐づくりに参加してきました!

自然学校からはたつみ、りーはん、くまの3人が参加。地域のお母さん方も集まり、総勢11名で行われました。

大きな釜や豆擦り器、圧搾器…豆腐作りの見慣れない機会に、終始きょろきょろしておりました…笑

お母さん方はさすがの手慣れた手つきでテキパキと作業を進めていきます。

☆作開流お豆腐のつくりかた☆

①大量の豆をすりつぶす!

1回にやる分量は大豆7kg。今回は7kg×5回分…!

②おーーきな鍋で熱する

焦げないようによく混ぜながら、90℃になるまで…

③圧力をかけながら搾る!

搾った液体は豆乳に、残ったカスはおからになります。

④豆乳ににがりを混ぜて四角い型に入れ、押し固める。

なんとこの型で豆腐30丁分。×5回なので全部で150丁……!

 

豆腐づくりの合間に蒸しパンや赤飯も作り、お昼休憩をしながら団らん。

豆腐を長持ちさせる保存方法や、おからの使い道などなど教えていただきました。

*豆腐は水の中に入れておき、常に水を流し続けてておくとよい。

そういえば豆腐屋さんも水を流しっぱなしですね。

*おからはクッキー、コロッケ、和え物、家畜のえさ…いろんなレシピを教えてもらいました。

お母さん方の知恵にはなるほど!がいっぱいです。

 

今回驚いたのは、豆腐を作る際におからが大量に出ること。

見た目の体積では元の豆とほぼ同量ぐらいのおからがでます。

スーパーで売っている豆腐を作るときのおからはどうしてるのだろうか…

もし捨てられてしまっていたらもったいないなあ、悲しいなあ。

食べもののウラガワ事情を考えるきっかけとなりました。

黒松内には大豆まるごと無駄にしないように、おからを出さないお豆腐屋さんもいらっしゃいます。

また今度お話を聞きにいってみようと思います。

(くま)


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