TZRをバイク屋に引き取りに行ってきました。
スムーズにエンジン始動。
乗った感じも、特に変な感じはなく、若干ハンドルが曲がってる気はしますが、いつも乗ってるときと特に何の変わりもない。
このまま走りに行ってしまいそうになりました
こっちから見ると、普段のTZRなのに。。。
こちらから見ると、痛々しい傷跡が・・・
やはり一番目に付くのがサイドカウルの傷。
斜め45度の傷と、垂直の傷の2種類ありますね。
おそらく斜め45°で倒れ、勢い余って「R」の文字の根元の傷まで傾いたところで、そこを中心に45°回転し、真横になって滑っていったのでしょう。
滑って行ったときの支点は、このカウルの一番削れた部分と、ミラー、
あとは、バイクと地面の間に挟まったボクの足。
右側から走り出てきた鹿の腰にぶつかってタイヤを左に振られ、足払いを食ったような形で進行方向に向かって倒れました。
通常、砂に乗って滑ったり、スピードの出し過ぎでスリップした時は、進行方向に向かって手前に倒れます。
この時、膝や腰から始まり、徐々に上に向かって肩、頭と接地するので上半身へのダメージは比較的穏やか。
「あ、転倒する」
と思う時間もあるので、ある程度受け身も取れます。
当然バイクへのダメージも同じで、ゴロ~ンと転がる間に、ステップは折りたたまれ、滑っていきます。
足は、地面との摩擦で急激に速度を落としますが、バイクは手を離せばそのままのスピードで飛んでいくので、バイクの下敷きになっている時間はほんの少しだけです。
かくして、自分の膝と腰はズル剥けになり、バイクが滑っていくのを
「あぁ~やっちまった~ バイク止まれー!!」
と思いながら、転がっていくのが常でした。。。
若いころは、日常茶飯事のように転がってましたね。
カウルのないVTZ250は、転倒してもダメージはほとんどない
今回はこけ方が悪かった。。。
進行方向に向かって倒れているので、走っているスピードがそのままONされてます。
おそらく転んだというよりも、吹っ飛んだ、といった方が近かったのだと思います。
ステップは通常と違う角度から力が加わっていて、折れ曲がることが出来ず、衝撃に耐えきれずに折れました。
ステップをフレームに取り付けている金具は、ごっついアルミの削りだし部品ですが、これがひん曲がって内側に倒れています。
ウィンカーもめり込んでいます。
アッパーカウルのダメージは、あと顔に少しのヒビと。。。
ミラーの付け根が折れてるところ。
ウィンカーの穴部分を補修すれば、十分使えそうです。
自慢のシルバーのサイレンサーにも傷が。。。
リアのサイドのキズは、ご愛敬程度ですね。
アッパーカウルの反対側にも歪みが。
ステーがひん曲がっているので、こっち側にも被害が及んでいます。
幸い折れてはいなかったので、これ以上変形が固定化しないように、ステーから外してリリースしておきました。
当分乗れないので、きれいに洗ってガレージへ。
復活の日はいつになることやら・・・
気の長い話ですが、昨年エンジンをオーバーホールしているし、つい前の週にフロントのブレーキをオーバーホール、ディスクを交換、マスターシリンダーも新品に交換したばかり。
こないだリアのディスクも純正の新品に交換してるのに。。。
運が悪かったじゃあ済みませんよ、これは・・・
絶対直してやる。
待ってろよ~ TZR!!