はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

くろかべぇ~

2007年06月30日 00時39分19秒 | 古民家再生
3日ぶりに現場へ行きました。すっかり変わっていました!!
なんと!!壁が白と黒の鮮やかなコントラストに!!

うわぁ~すごい・・・。かっこいいぞ。
少しわざとらしいけど、新しいからしょうがないですね。
これなら腰板は横張りでなく縦に張った方が良かったかもしれません。でもいいか。

玄関の上も漆喰になりました。もとの大津壁のままのがよかったのですが、工事の影響で土壁が割れたり剥がれたりしていましたので、補修も兼ねて塗ってもらいました。
しかし漆喰キレイです。あまりにも白すぎて、触るのが怖い・・・・。


風の通るいえ

2007年06月29日 00時40分06秒 | 古民家再生
写真は北側のサッシの下の部分。もともとはスカスカに開いていた縁の下ですが、今ではバッチリ蓋されて、わずかに丸い通風孔が開けられているのみ・・・・。
残念ながら、和室の床下部分は風が通らない空間になってしまいました。

うむむ、耐力壁にした部分は仕方ないとして、サッシの下は開けておいても良かったなぁ。しまった・・・。

今更直してとも言いにくいし、工事完了後に自分で外すか・・・・・。直すのにお金を払ってもいいのですが、今言うと、大工さんはお金をもらってくれない。でも喜んで直してくれるわけでもない。とても気を遣います。

床下の通気は、家を買う前はとても気にしていたのに、買って改修を始めてからはほとんど意識の外になっていました。
イメージ的には部屋や屋根の通風より重要だったのですが・・・。

特に、シロアリ駆除・防腐材を塗っているので、床下の空気がこもるのは危険ですね。
当初の構想では、夏場は玄関土間の框の下を開放して床下の冷気を引き入れる計画だったのですが、今はあきらめています。

そうだ、写真に写っている丸い筒に換気扇をつけて強制排気すれば・・・・。あまり電気は使いたくないのですが。
難しいですね、家を作るのって。でも楽しい。

通風孔

2007年06月28日 00時55分36秒 | 古民家再生
昨日気になった耐力壁の件、設計士さんに聞いてみました。午後からお客さんが来るので、現場に行くのは止めました(この前のガス欠みたいなアクシデントを避けるため)。
回答は、キッチンの方で強度を稼いだので問題ないとのこと。う~んよかった。

もともと土壁に耐力壁として期待していたのですが、昔のやり方が現在の基準を満たさず、規定の強度が出なかったので、キッチンを真壁(柱を見せる方法)にすることをあきらめ、柱の上から板を張って強度を高めたのです。

でもどうせならどのみち隠れてしまう風呂で強度を稼いでキッチンを真壁にしたかったなぁ。南側は壁が少ないから仕方ないか・・・。

さて、写真は玄関土間北の板間から越屋根の中を見上げたところ。一部壁ができています。開いている部分には、手動で開閉できる断熱材の蓋が付きます。
なんでしょうか? これがこの家の目玉です!!

実は越屋根の中も断熱されています。越屋根の東/西の両壁にはやはり開閉できる断熱蓋がついています。

夏の昼・・・どの蓋も開けておきます。部屋の熱い空気は上昇して、屋根の熱い空気もろ共越屋根の窓から抜けていきます。(ホント?)

夏の夜・・・どの蓋も開けておきます。放射冷却によって冷やされた屋根裏の空気が部屋に下りてきます。部屋の熱い空気は反対に上に昇ります。

冬の昼・・・どの蓋も開けておきます。屋根裏の温められた空気を扇風機等で下の部屋に送ります(当初は天井扇を想定していましたが、取り付けられる位置が低すぎて無理があるのであきらめました)。

冬の夜・・・全ての蓋を閉め、屋根裏の冷気を遮断します。

どうです?まぁ天候や季節もいろいろあるし、毎日こんなにうまく行くとは思っちゃいませんが、いろいろ試してデータを取って最適な操作を見つけていこうと思います。
楽しそうでしょ?こういうの大好きです。







漆喰塗り

2007年06月27日 00時31分29秒 | 古民家再生
写真は床の間と、仏間を改装した押入れ。

床の間は、じゅらく壁にします。昭和の高度成長の時代によく見られた綿やラメが入った塗り壁を剥がして、現在は得体の知れない白いものが土壁の上に塗ってあり、この上にじゅらくを塗るはずです。
左上隅の穴は、換気扇・・・ よく見たら図面にちゃんと書いてありました。ぼくのチェック漏れです。いずれ塞ぐか隠すかしようと思います。

押入れは漆喰壁の上に木を渡してベニヤ板を張ってあり、中に棚もできて、あとはふすまを付けるだけ。

そういえば、今日床の間のじゅらく壁と一番西の2部屋を東西に仕切る襖の絵のサンプルを渡されました。
こういうのを選ぶのって、楽しいんですよねぇ~

本日土壁を塗り終えた職人さんは、トイレの壁の漆喰塗りをしていました。表面を平らにするのは大変らしい。特に天井まで塗るのは相当嫌がっているみたいで、確かに上向きで塗るのは、不自然な姿勢を続けることになるので、キツイでしょう。

鏝(こて)の跡を模様として残すと逆に楽なようですが、凹凸があると埃が乗りそうで・・・。水ぶきするわけにもいかないしね。

あ、、、トイレの外側の壁は石膏ボードでしたが、耐力壁にしなくてよかったのだろうか・・・・。そういえば、風呂も内側は土壁が見えていたけど、耐力壁にするのではなかったっけな。明日大工さんに聞いてみよっと。


また壁作る?

2007年06月26日 00時25分07秒 | 古民家再生
あっちゃー!!今日の朝ちゃんと言ったのに・・・・

玄関北の部屋の西の壁の上の方に黒く煤けた土壁が残っていて、ここは塗らないで欲しいと言っておいたのですが、どうやら棟梁が現場に到着した時にはすでに塗られていたようです。
唯一残っていた煤けた土壁だったのですが・・・・・残念。

西隣の部屋は間に合ったようで、昔の土壁のままの状態だったのでこちらはOKです。

さて、写真の真ん中に見えるのは雨戸の戸袋の裏側です。この手前側は縁側と玄関土間を繋ぐ通路になるのですが、棟梁からここに耐力壁をつけた方が良いと提案されました。

確かに東西方向の壁が南面にはほとんど無いので、素人のぼくでも必要性はなんとなく認識できます。でも計算上は無くても大丈夫なんですけどね。

しかし・・・・、縁側?廊下を有効に使おうと思ったらここは開けておくべきだし、イメージ的にもあけておきたい。

うむむ、でも悩んでいたのが、冬場の縁側からの冷気をどう遮断するか、という問題。なんか建具をつけないといけません。

以前嫁からも、ここに物置が欲しいと言われていましたし。

そんなわけで、ここには壁を作って物置にすることにしました。嫁がものすご~く喜びそうです。

土壁?

2007年06月24日 23時42分48秒 | 古民家再生
雨ですねぇ~。家の上り口がぬかるんで車で上まで行くのが少し怖い・・・。

見てきました、土壁。

塗っているときはセメントのように見えたのですが、今見てみると変ではありません。藁すさも入っていて、一見キレイな土壁に見えますが・・・・・。
よ~く見ると、やっぱり。大きな粒の砂が入っていて、触るとセメントのよう。

もともとの土壁の上に塗っているのですが、それほどの厚みはありません。表面に薄く塗っただけのようです。土壁の凹凸を整えているのでしょうか。

そういえば、中塗りには藁すさはそれほど入れない、ということだったのに、荒い藁すさがそこここに入っていますが、この塗り厚では効果は皆無でしょう。

とにかくなんか変だということで、現場を物色してみると、ありました、ありました、セメントのかき混ぜ機の中に、砂と藁と液体が混ざったものが。
これは土じゃないな、というのが感想です。

もう塗ってしまった部分についてはしょうがないし、新たに壁を作ったところはやむをえないとして、もともと土壁のところでまだ手を加えていないところは、現状のままにしてもらいます。

もとは大津壁だったのを、表面を剥がしてしまっていたり、補修が必要だったりしますが、あの変なものを塗られるのであれば、無いほうがマシです。

裏山の土(クリーム色の砂岩)を自分で塗ろうと思います。失敗してもこれならやり直せるし、自分でやる楽しみもありますね。

もっとも、大津壁を剥がしたあとの土壁も、これはこれで放っておいてもかっこいんですけどね(昨日の写真参照)。
明日棟梁に電話しま~す!!

どんどん進む

2007年06月23日 23時20分23秒 | 古民家再生
昨日あまりにも眠くて、書いたものを投稿せずに寝てしまったようです。本日は昨日書いた文と2本立てです。

写真は玄関北板間の西側の部屋、田の字の和室だったところ、今は板間です。新しい杉の板が張っている部分は、以前も板張りでしたが、屋根を修理したときに剥がしてしまったところです。

板が勾配に対して横方向に張られているのですが、棟梁が「縦に張るより楽だからなぁ」と張ったそうです・・・。

なんだか洋風な感じ?
玄関北の板間は縦に張られているのですが・・・。

ま、面積も小さいし、機能的にも問題ないし、予算の関係であきらめたお風呂の装備が復活!!していたし、「棟梁もおちゃめだなぁ」ということにしておきます。

それよりも気になるのが、今日玄関北の土壁に塗っていたもの。
子供と甥2人がギャギャー騒いで(連れていかなきゃよかった)、しっかり確認できなかったのですが、なんだかセメントのようなものを塗っていたような・・・・・

セメントなんか塗ったら、呼吸する土壁の良さがなくなってしまいます。
明日よく確認してこようっと。セメントじゃありませんように。

押入れになった

2007年06月23日 21時35分56秒 | 古民家再生
この写真はなんだ?

これは床の間の磨きの柱に刻まれた溝・・・・。

床の間の横の仏間は押入れになってしまいます。
この点に関しては何度も嫁と交渉したのですが、漆喰が塗られたこのスペースはなんとか残したいという希望も虚しく、その度に即却下され、今に至る。

ここは寝室になるので押入れがないと辛いというのが嫁の言。まぁ確かにそうでしょうな。

でも押入れにしてしまわなくても・・・。布団箪笥でもいいじゃないか、というのは届かぬ思い。
そんな訳で、戸の収まる溝が磨きの柱に彫られてしまいました。もったいない!

そうです、写真は柱を上から見下ろしたところです。
ここまで来たらもう後戻りはできません、あとは突き進むのみ。
いけいけー!!



キッチンだ!!

2007年06月22日 01時06分37秒 | 古民家再生
今日行ったら、手作りキッチンができていた!!
う~む、かっこいい。さすが手作り。

何処に何が入るのか見当もつかないので、一体使い勝手がいいのか悪いのかよくわかりませんが、多分設計図とおりに出来ているんでしょう。

ここまでスカスカだと、どうとでもなりますね。自分の好きなようにできます。
スペースにぴったりはまる、コロのついた箱でも作りましょうか。

でも無垢の板で作ると思っていたのですが、全部集成材でした。せめて正面を向いた板くらいは無垢にした方が良かっのに・・・。

塗装は必要かもしれません。集成材は木と木の合わせ目に水が入ると黒くなって汚く見えますので。今は無塗装。
完成してから自分で塗っても楽しいかもね。ホントはタイルも自分で張りたかったのですが、タイルも目地も特殊なものらしいので、プロに任せましょう。
風呂も入ったし、トイレも届いています。だんだんイエになってきた、イエーィ!!

中塗り

2007年06月20日 23時02分40秒 | 古民家再生
おやや?今までひび割れだらけだった土壁の表面がなめらかになっています。
土壁の中塗りが終わっていました。

ずっと前に塗られた土壁は、藁と泥をこねたもの。中塗りは藁はあまり入っていないようです。砂も入っているのでしょうか、表面はざらざらです。

でもこのままでは終わりません、この上から漆喰を塗るのです。手間がかかっていますね。

玄関土間の北側の壁を、漆喰にするか土壁にするか、大工さんに聞かれました。計画では漆喰ですが、かっちり締まった土壁も味があって魅力的。

今度来る職人さんは、近くの観光施設に再現された古い家の土壁を塗った人らしく、一度見に行こうかと思っています。

が、玄関土間などモトモトあった壁は全て漆喰塗りなので、これに合わせて北側の板間も漆喰でお願いしました。

でも・・・。その職人さんは土壁が得意なのかなぁ、などと考えると土壁にした方が良いかなぁ、などと考えてしまいます。

汚れの付きやすさとか、耐久性とかどうなんでしょうか。少し勉強してから決めればよかったかな。少なくとも今週の「美の壺(NHK金曜日22時)」は土壁がテーマなので、それまで待っても良かったかなぁ・・・。

風呂だ!!

2007年06月20日 01時25分47秒 | 古民家再生
今日は知らない偉い人の送別会。全く飲めないぼくは疲れます。疲労感ドップリ。

昼休みに現場に行くと、なんと風呂が入っていました。お気に入りのバスタブが。
思わず中で寝転びたい欲求に駆られましたが、まだ据付中なので我慢しました。

なんだかユニットバスに土壁というのも変な感じですね。あまり意味が無かったかな・・・。

工事はもう佳境に入りました。天井と壁はほぼ取り付いて、後は仕上げと装備の取り付け。家の形としてはほぼ完成です。さてイメージとおりの家になっているのでしょうか・・・・。

うむむ、、、、難しいですね。思っていたのとは違うけど、悪くはない、といった感じでしょうか。内装をきちんとして建具をはめたら、また違ったイメージになるのでしょうか?
楽しみです


お風呂は

2007年06月19日 01時13分51秒 | 古民家再生
写真は洗面所の西面です。もうすっかり形ができています。あとは上半分に漆喰を塗るだけ。

ここは嫁のお気に入りの場所、どうやら自分のイメージとおりになったのでうれしいらしく、現場に来ると必ず中に入ってニタニタしています。
キッチンもそうなればいいのですが

さて、今までまったく話題にならなかったお風呂。買ってきてポンと取り付けるだけだし、別にこだわりも無かったからですが、一応「これだ!!」というものがあったのでご報告。

大工さんのところで安く買えるメーカーが決まっています。棟梁の同級生とか、一緒に昔仕事をしたとか、そんな繋がりです。トイレ、キッチン、ユニットバスはナショナルかエーダイ。

一応ショールームを回りました。実際に行って分かったこと。
バスタブは自分に合ったものを。

メーカーや形によって全然違います。まずは湯船の中に入って寝転がってみます。
しっくりきたのは、イナックス。バスタブの質感、体の収まり、頭を載せた時の安定度、申し分ありません。さすが大手です。

でもイナックスは安くなりません。エーダイは、どれもしっくり来なかったので頼みはナショナル。そもそもトイレはナショナルの「アラウーノ」に決めていたので、風呂ももう決まった様なもの。

ナショナルといえば、乾燥機から断熱浴槽から全て標準装備の「イーユ」がお薦め。いつも帰りが遅くて、家族が入って相当時間が経ってからの入浴なので、これはうれしい。

「これでキマリだな」と思いつつ、色を見に行くつもりでショールームに行ったのですが・・・・・。どの種類のバスタブもどうもしっくりこない、体も安定しないし、頭も角が当たってゴツゴツ痛い!!
あー、ナショナルがダメなら一体どうしたらいいのだー・・・・

と、そこに知らない風呂が・・・。「ユライト~?」こんなのあったのか?
試しに寝転んでみると、「ウワッ、こりゃいい!!」嫁も一目見て気に入ったらしい。

そんなわけで、「イーユ」に比べて格段に安い「ユライト」に決定!!

気に入ったのが見つかってよかった、よかった。
でも断熱浴槽と浴室乾燥換気扇はオプションですが・・・。

キッチン西

2007年06月18日 00時19分29秒 | 古民家再生
本日、洗顔石鹸で歯を磨いてしまいました。いつかやるんじゃないかとは思っていましたが・・・・。

風呂で歯を磨いているのですが、チューブの形が似ているのでボーっとしていて間違えたようです。相当疲れているのか・・・・・。

写真はキッチン西側の写真。ここは大きな梁が2本見えていて、できればそのままにしておきたかったのですが。

嫁と大工さんのダブル攻撃に遭いあえなく敗退、「見せる」のって、意外と「見せない」よりも手間がかかるんですねぇ。

今は石膏ボードで塞がれていて、漆喰が塗られることになっています。他の部分が大壁(柱の上からべったり板を張ってしまう)なので、一部だけ見せるのも確かに変といえば変ではあります。
キッチンは嫁の好きなようにする約束なので、口を出すのは慎みましょうね~