はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

我が家の地デジ化 5

2011年04月30日 04時46分40秒 | 古民家暮らし
モノを買う時に、特に電化製品など高価なものを買う時には、必ずいろんな店を見て一番安いところで買います。

面倒だとか思う時もありますが、1時間かけて3千円安く買えれば、それは時給3000円のアルバイトをしたのと同じなんですよね~
でも高いところで買うのがしゃくに障る、というのが一番の理由ですが・・・

ある店で、かなり安いと思われるプラズマを発見した時も、この機種は新製品が出たなどの理由で全体的に値崩れをおこしているのかもしれない、なんて考えてしまいます。

それでやはり例のごとく別の店の値段を確認しようとクルマを走らせていると、そのクルマの中で・・・・

子供がどこに行くのか聞くので事情を説明すると、そんなテレビ要らない、というのです
なんでか理由を聞いてみると・・・・

「あの家には似合わない」  だって。

うむむ、なんだか頭の片隅のどこかに引っ掛かっていた、なにかわからない違和感をズバリと言い当てたその子供の言うことに、ボクは言葉を失いました・・・・

やめた。薄型テレビはやめました。
そのまま電気屋には行かず、帰りました

さて、どうしよう。。。
今のテレビで我慢するか~

子供もヨメも不満は無いし、ボクのサッカーだけの話なので、仕方ないか・・・・

・・・・ところが、我が家の地デジ化、このままでは終わりませんでした!
ふっふっふ、こんなモノがあったのです。


我が家の地デジ化 4

2011年04月29日 00時17分25秒 | 古民家暮らし
プラズマですねぇ~

ギラギラしていなくて自然な感じだし、残像も無いし、問題は無いです。
ただボクが検討していた昨年は、フルハイビジョンでは無くて荒いつぶつぶの目立つ画像でした。
小さなブラウン管テレビを拡大コピーしたような感じで、あまり魅力を感じません。

そうこうしているうちに、38型が無くなって42型以上になってしまいました
そんなにデカイのは要らないのですが・・・・

そしてまた高くなりました
うむむ、、、10何万も、ちょっとテレビの値段としては高すぎやしませんか?

とはいえ、買うとしたらプラズマだなぁ~
液晶はやっぱり抵抗があるしなぁ~
でも高いし、地デジチューナーにするかなぁ~

なんて考えていたら、年度末に。
決算セールのこの機会を逃すと、ワールドカップまでもう安く買えるタイミングはなくなってしまう時期になっていました
今買わねば・・・・
電気屋をウロウロしていると、プラズマの展示品処分が格安で!!

こ、、、これは買わねば・・・・

でもホントにこれ安いのか?
もしかしたら、このモデルは超不人気なのか、新モデルが出るのか、展示品だからだけなのか、その辺を確認しないと買えません。

よし、別の店に行って見るぞ~ と出掛けたクルマの中で、その出来事は起こりました

つづく

我が家の地デジ化 3

2011年04月28日 01時34分17秒 | 古民家暮らし
液晶のテレビって・・・・(一年前に感じた感想です)

なんだか色がベターっとした感じです。
今の液晶はだいぶきれいになったのかもしれませんねぇ。
少なくとも一年前は、塗り絵を見ているような、抑揚のない画面でした
特に暗い場面では、まっ黒に色が潰れてしまってしまいます。

線がチラチラするのも気になります。
ニュースキャスターの背景など、動くはずの無い物の輪郭が、チラチラ動くのがどうも目について・・・・

なんでしょうね、ブラウン管だと全然気にならないのに。

確かにものすごくきれいなのですが、やけにギラギラしていて不自然に見えます。
42型以上の大型になると、それは素晴らしい画像になりますが、こんなにデカイのは不要だし、大体高すぎです!!
テレビに10何万円も出せません・・・・

そんなこんなで、どうも液晶とは相性が悪いのです。

ではどうするか・・・・

プラズマですねぇ~
買うならプラズマです・・・が・・・

つづく



我が家の地デジ化 2

2011年04月27日 01時20分50秒 | 古民家暮らし
さて、サッカーを見るためのテレビで気をつけないといけないところ。

サッカーに限らずスポーツ全般で言えることですが、液晶テレビはちょっと考えないといけません
なぜなら、液晶は早い動きを表現するのが苦手なのです。
見ていると、早い動きははっきりと写らず、残像が残ってびゃーっと流れたように見えたりします。

で、これをなんとかしようと改良したのが倍速液晶です。
コマとコマの間にもう一つコマの画像を勝手に計算して造ってしまって間に入れ込んでしまうという、手の込んだことをしています。4倍速となると、コマとコマの間に3枚入れちゃったということなのでしょうか・・・・

しかし、4倍速ともなるともうほんとにきれいに見えますね。
これでは文句は言えませんが・・・・当時めちゃくちゃ高かったです。

でもな~んか、無理やり画像を造ってまできれいに見せるのもなぁ・・・
しかも画像を造るための計算に時間がかかるので、電波が届いてから表示させるまでにタイムラグがあるようです。
アナログテレビと並べると、ちょっと遅れるみたいですね。
だからって、どうってことないのですが・・・・
ただゲームをする時は、反応が遅れるのでやりにくいみたいです。

最近は倍速ってあまり言わなくなりましたが・・・・倍速が当たり前になってきてわざわざ言わなくなったのかと思ったら、そうでも無さそうです。
ボクが欲しいと思っている32型くらいの画面の大きさだと、それほど残像は気にならないということなのでしょうか。
高級機種に付いている程度ですが、全然「倍速」アピールしてませんね。
これがけっこう高い。

買えそうな値段の下位機種は倍速が付いてない。
まずこれが気に入らぬ!

まだあります。これは明日





我が家の地デジ化

2011年04月25日 01時14分01秒 | 古民家暮らし
我が家の地デジ化、第一歩は・・・・?
まずテレビ。

と、その前に

最初の選択肢としてあるのは、機器の買い替えではなく、地デジチューナーの購入です。
地デジチューナーは今5千円くらいで売られていますので、これだけで対応は完了させることができます。
今ある機器はそのまま使えますので、とっても経済的
なんでこうしなかったかというと・・・・・?

実は昨年からずーっとテレビが欲しかったのです
理由はサッカー

家で活躍していたのは、21型のブラウン管テレビ。
普段はこれで十分。
ボクはほとんどこのテレビを見ないし、よく見ているヨメは写りの悪い地上波を、DVDの長時間モードで録画したドラマのギザギザのひどい画像を見て何の不満も感じていないようです(ボクはこれはちょっとヒド過ぎると思うが・・・

ボクが見るのは、お隣さんが家を新築した時に頂いた96年製の14型ブラウン管。
上下、左右が切れたりする時があるのがちょっと気になる程度で、特に不満はありません
あ、アンテナの接触が悪くて、毎回背面のコードをいじくって調整するのが面倒だな、くらいですか。

我が家で唯一新しいテレビを必要としたのが、ワールドカップを新しいテレビで見たいという欲求でした
21型テレビでサッカーを見ると、走ってる人が小さすぎて誰が誰やら・・・・
シュートしても誰がアシストして誰がシュートしたのか、リプレーを見るまで分からないし、いい動きをしている選手や、画面の隅で倒れてる選手がいても、誰か分からないのです

もう放送する側は地デジを見ているのを前提に番組を造っているようで、ハイビジョン対応で無いテレビでは絶対読み取れないような細かい字の放送を流したりしていますので、多分サッカーの放送もそうなんだろうと思っています。
こうなると面白みが半減してしまいます・・・

昨年はワールドカップの年。
それまでにテレビが欲しい・・・

これがウチの地デジ化の歩みの始まりです。

七輪で干物

2011年04月23日 01時10分15秒 | 古民家暮らし
ちょっと前の話になりますが、休日のお昼ごはんに七輪でサンマの干物を焼いて食べました。
やはり炭で焼くと、おいしいですねぇ~
なんでこんなにおいしいんだろう。

しかし上手に焼くのも難しい。
おいしいといっても、うまく焼いたらもっとおいしくなるはず
表面が焦げて焼き過ぎたと思ったら、実は火が中まで通ってなかったとか、この部分は焼き過ぎ、でもこっちはまだ焼けてないとか、内臓が全部流れ出してしまったりとか・・・・

やはり火加減ですかねぇ・・・・
網と炭の高さが近すぎると、火力が強すぎて焦げてしまいます。

調整は炭の大きさ/量で行いますが、七輪は炭を入れるスペースが小さいので調整するのも難しい。
適度な大きさの炭があればいいのですが、備長炭となると固くて思ったような大きさに割れないし。

おまけに、サンマの長さに対して七輪の直径が小さいので、ある部分が焼けたら残り半分を焼くためにずらさないといけません。
当然片面が焼けたらひっくり返します。
そうしているうちに、焼きむらができたり、身が割れてしまったり・・・

今回は、最初火力が強すぎて、中まで火が通らないのに表面が焦げて、その後弱火で火を通しましたが、もう明らかに焼き過ぎの状態になってしまいました・・・・


うむむ・・・四角い七輪が欲しくなるなぁ・・・



今年の薪

2011年04月21日 00時50分04秒 | 薪ストーブ
今年も薪割り。
でも、もう完了してしまいました

今年はホントに少なかったです。
全部割るのに、多分正味のところ3~4時間でしょう。
3日間くらい割りましたが、それぞれ日暮れ前の1時間くらいを頑張っただけです・・・・

うむむ、、、、めんどくさいのですが、やり始めると楽しいのです
ちょっとこの量では不完全燃焼ですね。

で、昨年の薪はスポンジみたいなスカ薪が多かったのですが、今年のはというと・・・


真中だけスカの薪が多く見られます。
が、昨年と比べると、まぁまぁですね~

・・・・でも、これだけじゃあなぁ・・・

クローバー功罪

2011年04月20日 01時03分35秒 | 古民家暮らし
すっかり春。
東の物置の前のクローバーが大量増殖しています

雑草が生えなくて良いのですが、クローバーの背がかなり高くなるので、朝露で濡れている時とかには歩きたくありません。
うさぎに食わせればいいじゃんか と思うのですが、マメ科のクローバーは食べ過ぎると良くないらしいということで、あげるのは我が家では禁止されています

そんなわけで、クローバーは伸び放題。
ただ繰り返しふんづけると、しゅんとなってしまうヘナチョコなところもあって、扱いが難しいですね~

家の東側の砂利が敷いてある場所にも、点々とクローバーのコロニーが発生していて、早晩クローバーで埋め尽くされるでしょう。
まぁ雑草が生えるよりはずっとかいいので、放置していますが、最近は玄関前にまで進出しつつあります
玄関前のは、固い地面に生えているせいか、葉がとっても小さい。
この大きさならまぁ放置しておいてもよいか。
全部これくらい小さければ、芝生なんかよりずっといいんですが・・・

顔が・・・

2011年04月19日 00時36分54秒 | サッカー
今、気が付きました。
いつのまにやらコタツで寝てしまったようです

月曜日はスポーツニュースのサッカー特集の日。
毎週楽しみにしているのですが、なかなか見ることができません。

・・・それは、毎週寝てしまうから・・・・

しかも今日は、先ほど飛んでいた蚊が顔中の血を吸っていったようで、かゆいかゆい。


もう寝ます。

水温計がうごかぬ・・・7

2011年04月17日 23時35分55秒 | TZR250SPR(3XVC)
エンジンがかかってやっと作業再開です。
センサーとメーターを線でつないでみると・・・・
オッ・・・!! 水温計の針が動きました!!

ということは、水温センサーも問題なしでした~

となると残るはセンサーとメーターを繋ぐ配線が悪いということになります。
うむむ、、、いちばんやっかいなのが残ってしまいました。

部品なら外して交換すればそれで済みますが、配線はあちこち通してあるので、取り外すのも、はり直すのも、一苦労です。
一本だけ水温計だけのために別に通すという手もありますが、それでもかなり手間はかかるし、見てくれ上の問題もあります

困ったなぁ・・・
一応配線のチェックもしておこう。
配線の端と端を繋いでテスターでチェックすると・・・

ちゃんと導通するではありませんか!!
配線も悪くないぞ・・・

配線もセンサーもメーターも悪くない。
どれも悪くないじゃないか!!

ということは、接触が悪いということ以外無さそうです。
一応端子はサンドペーパーで磨いて気にしてはいたのですが、まだ足らなかったか・・・・
力を込めてガリガリこすって、端子を繋いでみました。

・・・・動きました・・・・
ただ手で持っているといいのですが、手を離すと切れてしまう時があります。
また端子に力を入れて動かすと、ある角度のところで、針が急に動いて水温が一瞬で100度Cを超えてしまいます。
これはセンサーが悪いのか、それともこういうものなんでしょうか?

とにかく原因は分かりましたので、このままバイクを組み上げて乗れる状態にします。
ただセンサーは心配なので、バイク屋さんに注文しておいてもらいました。

ふぅ~、、、長かったですねぇ。でも実際の作業は、ネジを落として探したり、やり直したりで、書いた作業の20倍くらいの作業をしています。

やはり素人が分からずにやるよりも、専門家のバイク屋に頼んだ方がやはり格段に早いですね~


反省・・・

2011年04月17日 05時46分57秒 | 古民家暮らし
昔東北に一人でツーリングに行った時、行く先々でお弁当を分けてもらいました
お昼時に観光地やら観光地で無いとこやらを歩いていると、お弁当を広げている人に呼びとめられてちょこっとお話して、まぁ食べていけ、ということになるのです。
お手製のお弁当、おいしかったですねぇ~
全国津々浦々周りましたが、こんな出来事は東北だけです。
何個おにぎりを頂いたことか

東北の山の中の牧場地帯を縫う道沿い、イギリスの風景にちょっと似ていて景色も良いし、天気も良かったので、道端にバイクを停めて、(ちょっと柵を乗り越え・・・)山を少し登ったところでボォーっとタバコを吸っていたのです。

そしたらガタガタ軽トラが走ってきて、スピードを落としてなにならこちらを見ているなぁ、と思ったら、バイクの横に軽トラを停めて、おじいさんがえっちらおっちら登ってくるじゃあありませんか!!
きっと叱られるんだと思って観念していたら、ボソッとぼくの横に腰をおろしてタバコをふかし出しました
「・・・??」不可思議に思っていると、「どこからきた?」だって・・・・
結局かなりの時間話しましたが、聞きとれないので聞き返してばかりで内容はほとんど無し。
「イヅチ(地名)に行くのか」と聞かれても、どう聞いてもイヅツにしか聞こえません。
何度も何度も聞き返して、最後にやっとイヅツィであることが判明しました。
写真を撮らせて、と頼むと、ダメダメと言って下を向いてしまいます。
最後におじいさんは、タバコの吸い殻を丁寧に携帯灰皿にしまって「ポイ捨てすると農協に怒られるんだ」と言って、またえっちらおっちら山を下りて行きました。

東北は自然がたくさん残っています。
豊かな自然のところどころに畑や田んぼや集落がポツンポツンとあって、日本人の原点がここにあるように感じました。

素朴で親切で欲が無くて、東北は一番自然に近い生活をしている地域なのではないかと思います。

もし今回の地震と津波が、神(=自然)のなせる技だとすれば、とても理不尽です。
もっとも自然と一体なって生活している地域なのに・・・

「これは理不尽じゃないか」と思っていたら、今の自分の生活が自己中心的で我がままで物欲的のものか、ちょっと反省です。
神に理不尽だ、という前に、自分の生活をまず正さないといけない気がしました。

水温計が動かぬ・・・6

2011年04月13日 23時34分20秒 | TZR250SPR(3XVC)
翌朝。
充電が完了したバッテリーを持って、バイクへ。
きっちりセットして、キーをひねると・・・・あれ?
何も点かない、ヘッドライトも渓谷灯も。

うむむ、バッテリーがダメになってしまったか・・・・
一瞬でバッテリが使用不能になることなどあるのだろうか?
バイク屋さんに聞いてみました。
そんなことは無いと思うので、電圧を計ってみたら? とのことでしたので、計ってみたら、うむむ、、、満タンでした。

ということは、原因はヒューズか。
外して眺めて見ましたが、切れたようには見えません。
スペアに付け直してみましたが、結果は同じでした・・・・
一応テスターで抵抗値を計ってみたら、どちらも問題ありませんでした。

うむむ、、、では途中の配線が切れたのかなぁ
どうやってチェックするんだろう。
バイク屋さんに聞いてみると、、、そう簡単に切れたりするものではないし、やっぱりヒューズじゃないか、ということでした。

ヒューズかぁ。。。抵抗まで計って確認したんだけどなぁ。
とりあえず、ヒューズを抜いたり差したり、押したり引っ張ったり、いろいろいじってみました。
ヒューズを中途半端に差してみたら、電気が点きました!!
ついにわかった、これだ~!! と、いじっているとまた点かない。
どうやっても点かない・・・
おかしいなぁ、と思ってヒューズを見ると・・・
切れていました・・・・

ということは~?
スペアのヒューズの端子をよく磨いてセットしてみると・・・・ヘッドライト点灯!!

なんだ、、、、そんなことだったのか。
 ①ヒューズが切れたが、見た目くっついて見えていて、抵抗を計った時はたまたま導通していた。
 ②スペアのヒューズは保管中に端子が錆びていて、接触が悪かった。

うむむ、、、いらぬところで時間をとってしまったぜ。

まだまだ続くぜ!!

祭りの意味

2011年04月12日 22時39分02秒 | 古民家暮らし
このところ、あちこちでお祭りが自粛のため、なくなったりしているようです。

祭りと言っても2種類あります。
純粋に娯楽や観光が目的のものと、古くからの神事に繋がるもの。

前者はどちらでもいいです。
が、自粛しても被災者の方々の生活は変わりませんが、祭りの中で募金を集めれば、被災者の方のためになります。

個人的な考えでは、祭りにより大勢人が集まる環境を作って、積極的に募金活動をするとか、チャリティーのイベントをやるとか、入場者からおカネをとって寄付するとか、そういう攻めの姿勢の方が、全ての方にプラスになるのではないかと思うのです

で、問題は後者の方です。
神事は中止すべきではないと思います。

もともと日本の神様は海や山や池などの「自然」です。
これは、人間のような姿をした神様が、ありがたい言葉や教えによって人を救う、といった外国の神様や仏教とは全く異なるもので、とても原始的な宗教です。

自然は偉大で大いなる力を持っていて、昔の人たちはそれを敬い、畏れ、それを神と同一視していました。
地震や津波は自然災害です。つまり神のなせるわざです。
決して「天罰」などというものではなく、自然はとても気紛れなのです。
その気紛れで人知をはるかに超越した自然の大きな力に翻弄されるうちに、神として畏れ敬う気持ちになったのだと思います。

食料を与えてくれる神の恵みに感謝し、豊作や豊漁を願い、漁に出掛ける家族の無事を祈り、日照りや干ばつや川の氾濫、台風などの災害から守ってもらったりするために、お祭りはあります。


そのお祭りをやめてしまって、どうするのですか?


表向きは中止して、神事だけはひっそりと実施するところも多いようです。
確かに大きな祭りは観光化しているところがあって、桜祭りや大名行列などのイベントと変わりがないようなイメージになっている部分はあると思います。
が、お神輿も何もかも祭りの全ては、神事として意味のあるもののはずです。
地震や津波がそれを止めてしまう理由になるとは、思えないのです。

祭りに参加した人や見に来た人は、今なお続く余震が鎮まって、再び海や大地から恵みが与えられるように、神(=自然)に祈る方が、中止なんかするよりも余程自然なことだと思うのですが・・・