はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

餅つき

2006年12月30日 00時11分15秒 | 古民家再生
昨日は大工さんの家での忘年会によばれてきました。

大きなカニと豪勢な鍋、でも面白かったのは、30人ほどずらりと並んだ工事関係者の人たちで、左官屋さんや建具屋さん、板金、ペンキ、等々。

ほとんどの方が大工さんと同年代の50~70歳。皆さんもうベテランで知識も経験も豊富、安心して工事をお願いできます。

大工さんのハチャメチャ高校時代の想い出話もおもしろかったし、左官屋さんの漆喰と土壁の塗り方、建具屋さんの木に関する考察や、興味深い話を聞いて、この大工さんにお願いして本当に良かったと思いました。

最後の方は酒がまわって(ぼくは車だったので飲んでませんが)何を言っても大爆笑の、訳の分からない状態に・・・・。

でも、皆さん戦後の一時代を築いてきた方々ですが、あと何年かの間に大工さんも含めみんな引退してしまうと、昔の技術を知っている人たちがいなくなってしまう・・・。

そんなことを聞かされて寂しさと不安を感じました。
なんとか日本の貴重な技術を伝承していっていただきたいと、切に思います。

さて、明日は餅つき大会。頼りにしていた餅つき経験者の知り合いが来れないかも知れない!?という窮地に立たされながらも、果敢に実行です。

果たして明日の昼、おいしいお餅にありつけるか否か・・・?楽しみです。


悩み

2006年12月28日 12時13分35秒 | 古民家再生
写真は、庭をきれいにする前の家の南側です。建具が古くていい感じです。

夏の間・冬の間にするのであれば、建具はそのまま使用し、防犯性を高めるための格子雨戸を設置します。

ところが最近「夏の間・冬の間」にピンチが・・・。

夏は問題ないのですが、引っかかっているのは冬。
冬は居間に布団を敷くことになるのですが、今の社宅ですら居間と寝室は別になっているのに、なぜ新居に移って不便な思いをしなければならないのか?というのが嫁の意見です。

ごもっともです。
ごもっともなんですが、現在と比較しなければそれほど不便でもなくそんなものだ、とも言えます。
が、そうも言っていられない状況です。

嫁は「夏の間・冬の間」だろうがなんだろうが南西の和室で寝る、と言っていて強硬です。
そうなるとやはり、ある程度の断熱は必要となってきますし、建具ではなく断熱サッシや床、天井の断熱も考えないといけません。

あぁ、悩ましい。

裏山納屋の再生計画

2006年12月28日 02時29分09秒 | 古民家再生
写真は裏山にある納屋です。正直ぼろぼろです。

南側の壁土はほとんど剥がれ落ちていますし、屋根も一部ありません。
床からは竹がにょきにょき伸びて、勢い余って屋根の隙間から顔を出しています。

でも柱はちゃんとしているし、屋根をトタンでも何でもなんとか塞いで、土壁を塗れば、まだまだ使えます。

でもこの高台にあって見晴らしの良いロケーションを、みすみす放っておく手はありません。

じゃあどうする・・・・?

ふっふっふ。床を張って、窓を作って、囲炉裏をきって「ぼくの小屋」をつくろう。

で、ここに道具類を常備して囲炉裏にあたりながら木彫りをしたり、家具を作ったり、するのさ。

友達を呼んで、家族に気遣うことなく騒ぐことも可能、テレビを置けば2010年の南アフリカワールドカップを見ながら大声をだすことだって出来るぞ。

う~ん、楽しそう。・・・・夢かな・・・。

餅つき大会

2006年12月27日 13時00分15秒 | 古民家再生
写真は外にあった風呂場の湯船です。
鋳鉄製ですごく重い。利用方法としては、下から火を焚いて露天風呂にするか、もしくは雨水利用の貯水タンクにするか、くらいです。

さて本日の餅つき大会、まずまず成功でした!!
やってみると意外と簡単、要はうまく蒸すことが出来ればあとは何とかなります。

しかし石の臼が重かった・・・。
家の裏から運ぶのにごろごろ転がそうとしましたが、すり鉢のような形をしているのでなかなかうまく転がらず、汗だくでえらく時間がかかりました。

例の簡易かまどとUFOお釜にせいろをセット、火を超強火で焚くこと約50分、蒸したもち米を暖めておいた臼にあけ、杵でゴリゴリすりつぶす。
そして遂に餅つきだー!!

ペタンペタン、冷めないうちに手早く搗きます。ねらいを定めすぎると力が無くなり、思いきって搗くと外れます。子供たちも大喜び。

小さくちぎってきな粉や大根おろしや嫁の作ったぜんざいに入れて食べる搗き立ての餅・・・・。

最高です!!

来年も絶対にやろうっと。

出張のこと

2006年12月27日 01時17分18秒 | 古民家再生
本日また出張でした。仕事の担当が変わった途端に機会が激増です。
おかげでスーツを買う羽目に・・・。

実に十数年ぶりです。
以前に買ったのはバブルの頃で、その頃のスーツといえばソフトスーツ、ダブダブで今見るとサイズ間違えたとしか思えません!!

でも出張でいいのは、行き帰りの電車の中で家のプランを存分に考えられること。

会社に行っていると、帰って風呂に入って一息つくともう寝る時間で、家のことをゆっくり考える時間がなかなかとれません。

当然嫁さんと話す機会もあまり無く、プランは遅々として先に進みません。

そんな時に出張があると、行きはさすがに仕事が気になりますが、帰りはいろいろ考えることができます。

今日は・・・・疲れて寝てしまいました。

土留め工事開始!!

2006年12月25日 18時28分50秒 | 古民家再生
土曜日に家に行った時、すでに西側の土留め工事が始まっていました。

うちの家は山の中腹にあり、もともと山を削って家を建てているのですが、西隣の家は土地を約1.5mほど余分に削っていて段差が出来ているのです。

敷地の半分程度は石垣が積んであるのですが、あとの半分は土がむき出し。
固い土なので形状は一応保ってはいますが、建物からの距離が非常に近くて地震があった時崩れたりしないか心配ですし、雨水で崩れないように気を遣うのも嫌だし、お隣さんに迷惑掛けてもいけません。

それで、これ以上崩れないように土留めの工事をお願いしました。

写真のように重機で穴を掘り、ブロックを積んで作っています。
う~ん、ブロックで大丈夫なんだろうか、とシロウト的には心配ですが、相手はプロなので大丈夫でしょう。

30日は餅つき大会で、石の臼をゴロゴロ転がしながら西側を通らないといけないので気になります。もう完成してるかなぁ。

薪ストーブの話

2006年12月24日 23時49分02秒 | 古民家再生
薪ストーブ屋さんに行ってきました。

前回に相談に行った時は図面等が何も無かったので、自分が持っているイメージをベースにした質問がメインでした。

今回は図面を持って行っての相談です。

課題は前回相談時に問題となった点、棟(屋根の頂)の脇から煙突を出すのは難しい、ということだったのですが、希望する場所(玄関土間のつきあたり)に置き、かつ煙突を曲げずに垂直に設置した時の条件となるので、なんとかクリヤしたいところ。

で、結果はOK!!

結局、煙突と棟(屋根の頂)の距離が取れないので防水の工事が出来るかどうか分からない、というところが問題だったのです。
でも、見てくれさえ気にしなければ(やったことは無いが)多分大丈夫ということです。

ふう、よかった。一安心です。

あとは、越し屋根の中に煙突を出すのがいけるかどうか・・・。
ぼくのイチオシのアイデアなんですが、これについてはまだ次の機会に。

西側

2006年12月24日 01時57分39秒 | 古民家再生
本日は近くの金物屋の閉店セール(全品半額!)に行って、必要なものを買いに行きました。安いからといろんなものをカゴに入れて、レジに持っていって唖然・・・。

一体いくらだったでしょうか?

1万8千円・・・・。半額で9千円。

うれしくて楽しくて買いすぎました。
帰ってよくよく見てみると、買わなくて良かったものが20%くらいありました。
得をしたのだか、損をしたのだか、よく分かりません・・・。

それから家に行って、臼と杵を確認しました。
臼は石でできているのでOK、しかし杵は虫食いだらけで仕様不可。

ふっふっふ、杵は・・・・・・・、さっきの金物屋に売っていました。半額です!!
再び金物屋に行くと、5千円の半額のところ2千円にまけてくれました。
ラッキー!!

これで30日の餅つき大会の準備はバッチリ(のはず)です。

家裏のはなし

2006年12月22日 20時37分57秒 | 古民家再生
写真は家の裏(北)側を東方向から撮ったものです。

手前の屋根は増築部分のアト付け屋根で、本来の屋根は奥に少しだけ見えていますが、もっと高さがあります。
ここで竈とお釜を見つけました。

裏山の崖がすぐそこまで迫っています。
でもむしろ写真に写っているのは一番広い部分で、東の方は人が通るのがやっとこさの隙間しかありません。

写真には写っていませんが、もう少し手前には奥行き1mくらいの穴(防空壕だったらしい)があり、スイカは冷えないにしても、野菜の貯蔵庫にはなりそうです。
このまま掘り進んで、冷房要らずの地下音楽室を作ろうという計画が、頭の片隅に・・・。

土砂崩れ等が心配です。裏山には竹林とどんぐりの木(名前は不明)の巨木が何本かあるので、表層の土砂が崩れることは無い、のでは?

山は土ではなく、赤土の固まったような岩?で出来ています(けっこうもろい)。
素人でなんとも言えませんが、一応市が出している震災MAPで見ると、この山の周りは周辺地区よりも予想震度が低かったので、これが心の支えとなっています。

北側にトイレや風呂を作るために重機が入るので、これで山を少し削る、という手もあります。
しかしただでさえ狭くて急な上り口が、さらに狭く危険になってしまうので、きちんと階段を作る等を考えないといけません。

うーむ・・・、決めるべきことが多すぎて頭がパンクしそうです・・・・。

なぁんだ

2006年12月22日 01時20分21秒 | 古民家再生
新たな企画、餅つき大会を実施するにあたって問題なのが、もち米をどうやって蒸すかです。

昔を思い出すと、四角い箱に布巾を敷いて中にもち米を入れ蒸していたような・・・。

簡易かまどのお釜に水を張って、その上にざるでも置いて蒸せばいいか、いざとなったら
実家に電気餅つき器もあるしその蒸し機能だけを使えば大丈夫。

一応そんな見通しは出来ていましたが、お昼に嫁から写真メールが届き「せいろ7980円、買っていい?」という文とともに見るとチラシの写真が!

売っていた・・・・・。

何がって、せいろなんですが、一緒に簡易かまどとUFOお釜、木の蓋、臼、杵まで・・・。

年代もののお宝だと思っていたのに、まさかホームセンターに売っているとは・・・。

はやってる? 昔から売ってる? ちょいとショックですねぇ。


新たなイベント企画

2006年12月21日 01時42分44秒 | 古民家再生
先日裏山の物置に入った時、新たな発見が!

最初見つけた時は何か分からなかったモノ、よく見てみるとなんと餅つき用の杵でした。
そういう認識でもう一度振り返って考えてみると、うむむ、思い当たる節が・・・・。

あれだ!!急いで山を降りて家の裏に回ると、ありました、ありました!!
臼です。
なんと、はるにわは餅つきセット一式を手に入れました。

そうなると、餅つきやってみたくてしょうがなくなるのが、やはり人情というもの。
早速親戚一同に打診を始めました。

実施は会社が休みに入る30日。
それまでに準備をしておかないと。いやいや、その前に臼と杵がちゃんと使えるのかどうか確認するのが先ですね。

ちなみに9のつく日は「苦もち」といって縁起が悪く、29日は通常避けるそうです。

う~ん、楽しみ。

改修案2

2006年12月19日 22時29分21秒 | 古民家再生
昨日帰宅すると、早速改修案がファックスされて来ていました。

ふむふむ、トイレはキッチンから離れて、北側の和室(田の字でいうと右上)に食い込んでいます。

おかげでキッチンは広々。

当方の希望とおり窓側に向いたI型キッチンで、振り返ると作業台兼電化製品入れ兼食事テーブルがあり、北側にはお勝手口と嫁の城となるちょっとしたスペースがあります。

横長の窓をいれてカウンターを作り、ミシンをかけたり編物をしたりの手仕事スペースだそうです。

キッチンはこれで多分ばっちりですね。

風呂と洗面の位置が、前回より北側に寄っているので、確認しないと分かりませんが、もしかしたらあの太い梁は見せられるかもしれません。

そうなったら、当方の思いはほぼ叶えられたということになります。

う~む。しかしながら、やはりトイレがどうしてもはみ出してしまいますね。
別段これといって問題は無いのですが、どうも収まりがしっくりこなくて気になります。

なにかいい解はないでしょうかねぇ・・・・。


解決策?

2006年12月18日 22時26分57秒 | 古民家再生
本日のお宝は、裁縫道具入れ?です。
そういえば、写真を撮るのに気をとられ、中に何が入っているか未調査でした。

お金がガッポリ入っているといいのに。でも、五拾銭札が百枚あっても50円だしな・・・。

さて、建築士のアマチンが持ってきてくれた図面はどうなっていたのでしょうか?

これまでにこちらから出したさまざまな要望と耐力壁や柱の設置等の設計上の課題をクリアしつつ、増築部分の面積を極力少なくする案。

北側の張り出しを少なくする代わりに、玄関土間北側の板間に半分せり出すような形で風呂、洗面が設けられ、トイレはキッチン側に、張り出しを抑えるために横置き(東西に長い)されています。

気になる点は二つ。

まず玄関土間北側の板間の上とキッチンの境には太い梁が通っていて、どうしてもこれを見せたいこと、かつ建築した当初は天井が張っていなかったようで、可能な限りオリジナルに近づけるという考え方からも、ここはそのままの吹き抜け状態で置いておきたかった点。

次に、キッチンのすぐ脇にトイレがあって、心象的に抵抗があった点です。

しかしこの図面を見れば見るほどよくできていて、「なるほど、こうしかないな」と思えてきます。

しかも、この板間を吹き抜けにすることによって、冬場の寒さ対策が非常に困難になるということは、以前からも分かっていて悩みの種でした。

したがって、今後はこれをベースに調整していくことになるでしょうねぇ・・・。

いもに

2006年12月18日 00時13分54秒 | 古民家再生
本日は芋煮。朝から賑わしく、楽しく料理を作っておいしくいただきました。

外で食べると味も格別です。心配された天気も大丈夫で、途中から太陽も顔を出しました
。家が完成したら、またやろうかな。

さて、本日建築士のアマチンがボードの帰りに寄ってくれました。

彼からの問題提起は・・・・・。

風呂、トイレ、洗面所の位置はこれまで北側を増築して作る予定でしたが、どうもうまくないようです。

まず、天上高が不足するということ。
勾配をそのままに屋根を延長すると、先に行くほど低くなって行きます。
現在畳2畳分(1.8m)の増築を考えていますが、ユニットバスは高さが不足してまず使えません。

次に、北側屋外の通風と土砂災害の危険性です。

裏山の崖がすぐ目の前まで迫っていて、家との隙間はなんとか人が通れるくらい。
これでは梅雨や冬のじめじめした時期に、日の当たらない北側を風が通りません。

またもし少しでも土砂崩れなんかがあった時に、有無を言わさず被害を受けてしまいます。

うむむ、どれも重大な問題です。

さて、これらの問題に対するアマチンの解決策は!?明日です。

本日の作業

2006年12月16日 20時54分54秒 | 古民家再生
本日のお宝、でもないですが、杉?の木の箱です。そこそこの厚みの板を使用して、きちんと作ってあります。

中には・・・・

軍手の束が3つ入っていました。重宝しています。

朝、大工さんと庭の土留めの岩を並べる位置を調整しましたが、今から並べてしまうと今後の作業に支障が出るため一部だけ並べることにしました。

そうです、家ばかりではなくて庭のほうも考えないと。それとガレージも。
 楽しいですね。

明日は庭で芋煮&バーベキュー&お好み焼き会です。

芋煮では裏にあった簡易かまどとUFO釜、及び屋根裏の大量の柴が大活躍、の予定です。

天気が心配ですが、最悪玄関土間でやれば、なんとかなるでしょう。