
















山から下りてきたら、一大古墳地帯
水白鍋山古墳に行ってみましたが、ただの小山で、登る道すらなく・・・
あまりマイナーな古墳に行くと、探してたどり着くのと、登るのとで時間ばかりかかるので、やめました。。。
メジャーな古墳といえば、、、雨の宮古墳群
ちゃんと資料館も併設されていて、説明もしてもらえます。
いろいろ質問したりして、気付いたら40分も資料館にいました・・・
一部屋だけの設備なんですけどね・・・
棺は丸太を縦に割ってくり抜き、遺体や埋葬品を入れて、また丸太を合わせて埋めていました。
古墳といえば石室のイメージしかありませんでしたが、それはもっと後期のものらしい。
ここは盗掘されていたので、発掘の許可が下りたそうです。
盗掘されたにもかかわらず埋葬品が残っていたのは、泥でいっぱいになっていてあきらめたのかも、とのこと。
見つかった銅鏡は、作りは稚拙だが、他のどこでも見つかっていないそう(普通は何個か同じものが見つかる)で、地元の人が見様見真似で作ったのかも。
これ作った素人の人も、作品が博物館に飾られるなんて、夢にも思っていなかったでしょうね~
2号墳は前方後円墳。
目玉のように左右に黒い石が置かれているのは、全国でもここだけだそうです。
スーパーで安い刺身とおにぎりでも買うか、と思って寄ってみたところ。。。
安っ!!
小鯛1匹10円以下!! (こんなんならリリースしてあげてほしいけど。。。)
「出来ましたか?」
「はい、なんとか」
意外そうな顔でした。
手先だけは器用なもので。。。
でも今度来るときは、焼きカキにしてみます~
石動山の「旧観坊」です。
唯一残された建物で、江戸末期のものらしい。
中には入れません。
暑い夏、炎天下のツーリングで気を付けないといけないのは熱中症。
大量の汗をかいて、水分の補給をしないと、とても危険です。
日本という国はとても便利で、いたるところにコンビニが、自動販売機が設置してあって、滅多なことで飲み物に困ることはありません。
なので、行く先々で買って飲んでもいいのですが。。。
一日に1.5ℓ~2.0ℓは飲むことを考えると、全部買ってたらそこそこの出費になります。
さらに、お茶やコーヒーは利尿作用があり水分補給にならず、ジュースの類は糖分の取り過ぎになってしまうので、飲むのは水に限定されますが、、、
お金を出して水を買う、というのにかなりの抵抗感があるのです
日本の水は不味くはないし、お腹を壊すことも無いので、「わざわざ買うか??」と思ってしまいます。
では、どうするか。。。
家から持って行くわけにもいかず、かといってトイレの水を飲むのもちょっと。。。
それでもボクは、水を買ったりしません・・・
実は日本全国、至る所にタダで飲めるおいしい水があるのですね~
気にしていないと気づきませんよ。
ボクの場合は、もともと各地の名水を飲むのも観光目的になっていたので、自然とそうなっていったところはあります。
日本の名水百選は特に有名ですが、所詮百か所しかありません。
ツーリングで1日走る距離は150kmから200km、この区間に2か所くらいは無いと、補給できずに水不足になってしまう。
そんなにあるか? なのですが、なんだかんだで、意外とあるんですよ~これが
グ-グルマップで「名水」で検索してみてください。
近くの名水がおそらくすぐに見つかると思いますよ~
ちなみにこれは二上山キャンプ場の下にある「気多神社の清泉」です。
朝キャンプ場で仕入れた水を早速捨てて、これに入れ替えました。
石動山の伊須流岐比古神社の手洗い場の水。
地元の方が汲んでいたので飲めると思います。
少なくとも自分は飲んでも問題ありませんでした~
「古和秀水」は総持寺の南の山奥にあります。
こういった名水や、ときには名もないこんな水(これは能登ではありませんが)を、、、
500㎖のペットボトル2本に汲みながら、旅をします。
ペットボトルは軽くてかさばらないので、バイクの旅にはもってこいですね
時にはどうしても見つからず、水が枯渇しそうになるときもあって、仕方なくお昼ごはん時にお店で水を補充してもらうこともありますが。。。
どのみち時間が経つとぬるくなるので、冷水でなく「水道水で構いません」というと、特に嫌な顔をされることもありません
湧水が飲めるかどうかは、「○○の水」みたいな立札がある、コップや柄杓が置いてある、で判断します。
親切なところだと、「飲めないので煮沸するように」という注意喚起されているところもあり、飲むための水場だ(った)ということが判ります。。。 ので飲みます。。。
それもないときは、流れきた水ではなくその場で湧いていること、それも判らないとき、最後は「冷たいこと」を確認して飲みます。
ただボクはお腹が強くて、たいていの水は大丈夫なんです。
でももしかしたらほんとは飲めない水かもしれませんので、自己責任でお願いします~
高岡市街に着いたのは5時過ぎ。
もう観光施設はどこも開いてませんね。。。
でも千本格子の街並みは風情があっていい。
観光客がいないので、かえって生活感があって生きてる街並みが感じられます。
でも重要伝統的建造物群に指定されているのは、ここではないんですね~
こちらが伝統的建造物群保存地区に指定された山町筋にある「菅野家住宅」
時間が遅いので、もう閉まっています
う~ん、本日の最大の目的地はここだったはずなんですが・・・
この通り、重要伝統的建造物群保存地区に指定されているのですが、なかなか・・・
道幅が広くて車どおりが多く、家屋も古いのはもう残っていないところが多くて歯抜け状態。
のんびり散策するのは千本格子の通りのがよいかもしれませんね
この通りの一本南の通りに、「邪宗門」があります。
コーヒーの本に載っていた有名なところで、珍しい名前なので憶えていました。
店に入って、、、、「しまった・・・・」と、思いました。
おばちゃんがやってる店で、民芸品みたいのやら雑多なものが所狭しと並べられています。
うむむ、、、近所おばちゃんたちが集まる地元の古き良き喫茶店、ですね。。。
今さら出るわけにいかないので、座って注文します。
こんな名前、普通はつけないけど、パクったのか?
聞いてみました。
どうやら、ボクが思っていた邪宗門でよかったようです。
血縁でつながっているチェーン店のようなものみたい。
コーヒーもおいしかった
地元の話もいろいろ教えてもらいました。
気のいいオバちゃんでした
このあと、凧温泉でお風呂に入り、キャンプ場に行ってひどい目に合ったのでした。。。
薪置き場の草刈りやら台風の後始末やら、この時期はいらぬ仕事ばかりが増えて、肝心の薪の整理が進まない。
そのうえ暑くて大変。
外で作業すれば命を危険にさらす、と感じる日もあります
それでも草は成長を止めないし、どれだけ願っても台風が来ないことはないので、やらねばなりません。
例え半日でも最後はへとへとになってぐったり。。。
夕方帰ってきて、外のデッキで仰向けにゴロンと横になったら、コムギが寄ってきました。
普段はそれほど近くでは見れないせいか、顔のにおいをしきりに嗅いでいたと思ったら、べろべろ舐めまくってきます。
「うぷぷぷ。。。コムギ、うひゃひゃやめろやめるんだー(よろこんでいる)」
ひとしきり舐めた後、プイと顔を上げて歩き出したので、どこかに行くかと思いきや、頭の上の方でもぞもぞ。
「グフォウェッ」
な、、、なんか変な声が・・・
コムギ、大丈夫か!? 変なものでも食べたのでは?
と。。。洗濯物を片付けていたヨメが突然笑い出しました
どうやら、顔を舐めるのに飽きたコムギが今度は頭に興味を持ったらしく。。。
髪の毛に鼻を突っ込んだ途端、嘔吐をするような仕草とともに変な声を出したらしい。
「ちょっと待ておい、それゃ失礼やろ。。。」
いや、、、相当臭かったのか、、、
想像するに、単なる汗のにおいだけではなく、例によって高齢の男性にありがちな加齢臭と呼ばれる鼻持ちならない臭いがあったのではないかと推測されます
確かにそれならわからなくもない。
あの甘ったるいような古くなった油脂のような臭いは、使用後の会議室に充満しているのも我慢できないし、自分から出ているのはもっと許せない。
ある時、臭ったり臭わなかったりすることから、あの臭いは特定の部位の汗から発せられるのではないか、との仮説を立て、汗だくになったTシャツの部位ごとの臭いを確認したことがあります。
肩から首の後ろにかけての汗が、ある年齢から粘っこくなった気がしていたので、そこだろうと推測はしていたのですが・・・
実は。。。
脇の下でした!!
なんか月並みな答えですが、明らかに脇の下の汗から臭っていたのです。
この検証結果から、お風呂で脇の下は念入りに洗うことにしていたのですが。。。
しかしながら、複数の部位から発せられる可能性も否定できません。
確かに、若い時でも頭を洗っていないとよく似た臭いがしてた気がします。
そういえば、同期のヤツが、耳の後ろを指でこすって臭いを嗅いでたな。。。関係あるのかな
ともあれ、コムギと一緒にいると、なにかと気づかされることが多い。
まだまだ学びの毎日です
先日、ご飯がおいしいなぁと思ったら、富山のお米に変わっていました。
それまでは北海道の無洗米。
無洗米が悪さをしているのか、もともとそれほど味のないコメだったのかは不明です
そのときは単に「おいしい」と感じただけだったのですが・・・
今日のおかずは鯖の味噌煮、でもちょっと味が薄くて
「なんかご飯がすすまないなぁ、何か他におかずでも。。。」
と思って、ご飯を食べていたのですが、なんか・・・
ご飯の味がおいしいというよりかは何なんでしょうね、おいしいご飯の特徴である、くにゅっくにゅっという触感。
そして、舌の横でご飯の透明感を感じるというか。。。イメージはわらび餅みたいな。
さらに、ご飯を飲み込むときの、ご飯がのどを通り過ぎるのが楽しくて、どんなけでも入っていく~
おかずなんか必要ありませんね。
ビールみたいにのど越しが良いという訳ではありませんが、、、
おそらく、おいしいご飯を飲み込むこと、本能的にそれ自体が快感になっているのだと思われます
もしかしたら、自分の体が良質のでんぷん=糖分を欲していたのかも。。。
(いま「欲して」と書こうとして「よくして」と打ったら変換できず・・・「ほっして」が正しいのですね。。。)
若い頃は、肉もご飯も量が多ければそれで良く、ろくに噛まずに飲み込んで満足していましたが、、、
最近はそんなにたくさん食べられないし、少量のおいしいものをじっくりと味わって食べたい
年をとると、経験によってモノの味も解ってきます。
毎日食べる主食のご飯は、ある意味一番大事で、ここは「今日はちょっといい肉を買ってみるか~」以上に重要なところかもしれませんね
石川県を一周するつもりで出掛けました。
おそらく時間が余るのではと思われたので、富山県ですがなんとなく南砺市で高速を降りてしまいました。
目指すは「蔵回廊」。
立て看板によると、正式には「旧野村家の土蔵群」というらしい。
土蔵の壁の全面に板が張ってあるのがこのあたりの特徴なのでしょうか、ぱっと見蔵に見えません。
なかなか風情のある道ですが、残念ながらここだけです、、、
一本向こうに大きな道路があるのですが、おそらく推測ですがお寺の門前町として発展してきて、道路の開発で旧い町並みはなくなってしまったのかな・・・
その立派なお寺は、城端別院善徳寺。
特に予備知識はなかったのですが、一見すべきと思ったので行ってみました。
参拝して帰ろうとしたときに、立派な山門を見上げていると、ふと横に入口らしきものがあるのに気づきました。
たまに登れる山門もあるので覗いてみようとすると、受付の方が「どうぞ見て行ってください」という
有料かと思って一瞬固まったら、「こちらは無料ですよ」と教えてくれました。
「バレてた。。。」かなり恥ずかしい思いをしました。
上には天女の天井絵があるそうです。
山門に上るのは、なにか鍾乳洞に入るのと似ています。
暗い中を通って、未知のものに出会える気がしてわくわくするのです
上にはボランティアの方がいて説明してくれました。
ここは年に2回しか公開しないらしく、わざわざ見に来る人もいるそうなので、かなりラッキーでした
ここからすぐのところに、得体のしれないものがあります。
「丸山監的壕」と「立野原監的壕」
中国語で「~の」を「的」と書くので、中国の人がグーグルマップに載せたのかと思っていたら、日本語でした。
この辺りは旧日本陸軍の演習地だったらしく、この丸い建造物は打った大砲の弾の弾着を確認する施設です。
こちらもワクワクしながら近寄って行ったのですが、中には入れず。。。
穴から中の写真を撮ってみました。
へぇ~こんなんなんだ
仲間と一泊するくらいだと楽しそうですが・・・
弾が直撃しても大丈夫なんですかねぇ、もしかして命がけ?
こちらは近くにある「立野原監的壕」
おもしろい!! なんじゃこりゃ!! 目玉か!!
のどかな田舎の風景の丘の上に、意味不明な建造物がのっかっている違和感。
今にも転がり落ちてきそうな緊張感があります。
こちらも中に入れないので、
のぞき穴から這って入れないことも無いなぁ・・・」
と、どの穴から入るか物色していたところ、向こう側に通路が見えました!!
裏に回ってみると(道はないけど)、入り口が。
うわぁ~ ドキドキします
こんな風に見えます。
のどかな風景ですが。。。
当時の兵隊さんは、故郷を離れ弾の雨が降る中どんな気持ちでこの景色を眺めていたのでしょうか・・・
北上し、妃の清水で水を調達。
穴から湧き出していて、汲みにくい。。。砂が入ってしまう
山から下りてきたところの角に「富田家住宅」があります。
残念ながら、表札がかかっていたのでまだ人が住んでいるようで、見れませんでした。。。
国指定重要文化財「佐伯家住宅」
も、また、人の家でした。。。
そうか、「旧○○家住宅」みたいに、名前に「旧」があると、国や自治体に寄付されて公開してるのかな。。。
高岡市福岡町の「殿様清水」。
飲料水ではないとは書いてありますが、触ったら冷たかったので気にせず飲みます
さらっとした味のない水です。
さっきの「妃の清水」とどういう関連があるのか、もしくは無いのか、、、とりあえずセットで飲めて良かった
近くに「島田邸」というのが地図にありました。
行ってみたら旧い家ではありましたが、よくわかりませんでした。。。
しかし、、、この時点ですでに16時過ぎ・・・
肝心の高岡市街の古い家は見学できそうにありません
もう少し計画的に動けないものでしょうかねぇ
3日目に泊まりました。
海沿いにあるので海が見えるロケーションかと思ったら、松林の中でした。。。
海を見ながらのキャンプが良かったのですが。。。
一人600円、バイク500円、テント500円です。
松がたくさん生えているのですが、背が高いので日陰を期待するなら太陽の位置等を考慮する必要がありますね。
ボクは朝早く起きたいので日が当たる方が良いのですが、ご飯の用意をしていたら雨がパラパラ来たので松の下に移動。
お風呂は3kmくらいのところに、アクアパーク シ・オン があります。
目の前にスーパーやホームセンターもあり、とっても便利
またおいしい魚の刺身か寿司を安く買って食べようと思ってスーパーに行ってみましたが、他県産のが多く、安くもなっていなかったので、普通に半額になったお弁当を購入。
リッチにサイドメニューのイカのから揚げも追加!!
これに、半額近く安くなった翌朝用のパンを買って、なんと300円!!
自分でもびっくりしてしまいました。
食後、イカのから揚げと柿の種をつまみにお湯(お酒は飲めないので。。。)をちびりちびり飲んでいると、話しかけてくる人が
なんとTZR乗りの方でした!!
RZもお持ちとのこと、2st好きなんですね~
エンジンやキャブをいじったりできるのはうらやましい。
ボクはどこかいじるとバランスが崩れてアチコチ手を入れる羽目になるのがイヤで、ずーっとノーマルです。
で、ここまでくると、意地でもノーマルで通してやろうと思うので、揃えるパーツは純正のパーツばかり。
その方はクルマで家族と来てるので、また一人に戻ると、ちびりちびりお湯を飲み、夜が更けていきます
翌朝、鳥の声に起こされ、朝ご飯の用意。
ヨメが「来てるよ」とメールを打ってきたので、何かと思ったら、台風でした。。。
こんなに天気いいのに・・・
のんびりしていられないので、早々に出発。
千里浜の渚ドライブウェイで雨が降ってたら寂しいですからね~
見附島の目の前にあるキャンプ場です。
17時過ぎには到着
能登半島の先っちょにある木の浦野営場と迷ったのですが、昨日のこともあり、早く到着したかったのと、木の浦の近くのお風呂はシャンプーと石鹸が無い、というコメントがあったので、こちらにしました。
すぐ脇ののとじ荘で受け付け、一人300円、テント1000円、これにバイクを乗り入れる場合は500円かかります。
荷物は別に歩いて運んだらいいので最初は要らないと思いましたが、すぐに思い直して乗り入れにしました。
やはり相棒を近くに置いときたいですからね~
HPに「のとじ荘のお風呂が利用できます」と書いてあったので、勝手に無料かと思っていたら、800円でした。。。
しかも一つしかない露天風呂は、当日は女風呂・・・
ちょっと高くついてしまいました。
でもロケーションは最高で、平日だったのでかなり空いていて、どこでもいい、と言われると悩む。。。
ただ見附島近くのいい場所はもう無く、ちょっと離れたところにテントを張ります。
大きなスーパーならお惣菜半額があるかと思って探しに行ったのですが、無かったので家から持って来たカップ麺が邪魔くさいので、こいつを食べる。
ご飯は炊いてるとお風呂の時間が無くなるので、やめました。
せっかくなので、歩いて風呂に行きました。露天風呂がないのに800円はちょっと高い気がする。。。
夜の見附島、星がとてもきれいです。
歩いて気付いたのですが、星を見ようと思ったら、当然のことながら暗い場所のが良いのですが、そうでなくても街灯がやたらと明るい
日があるうちに着いて何も考えずにテントを張ったのですが、これは寝れないぞ、、、
ずらしました。
海を見ながらのコーヒーは最高ですね~
←なんで横になっちゃうのか。。。どうやっても治らない。。。
朝の見附島。
キャンプ場に泊まるとこんな近くまで行けちゃいます
休みの日には混雑しそうですが、こんないい場所で、こんなに安くていいの? って感じで、とってもいいキャンプ場でした