はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

英国ひとり旅 マン島TT観戦記02 2024チャンピオンズリーグ決勝

2024年11月13日 23時59分21秒 | 旅行

ちょっと早いかもしれませんが、チャンピオンズリーグの決勝が開催されるウェンブリースタジアムに向かいます。

地下鉄に乗って・・・乗ろうと・・・ギュウギュウ

駅のホームから結構な熱気でしたが、着いた列車に乗るのに一苦労です。

ほぼ9割の乗客がおそらくチャンピオンズリーグの観戦者で、すし詰め状態

黄色い人たちとそうでない人たち。

で、おそらく応援歌らしき歌を大合唱。
こっちでドルトムントの合唱が始まると、対抗するようにあっちでレアルの合唱が・・・

けんかになるんじゃないかと心配してましたが、そんな雰囲気はなく、友好的でもないですが、お互い感知せず、と言った感じ。

いやあ、その熱気とやり取りが面白くて・・・顔がにやけてきます

駅に着くと、押し出されるようにホームに流れ出て、そのまま流されて行きます。

その間も合唱は止まらない・・・

改札口はすでに人でいっぱいです。

 

人人人。。。

 

道路に出ても合唱は続く。

 

スタジアムまでの道路が人で埋まってる。。。

この熱気に浮かれたのか、一体感を感じたかったのか、せっかく来た記念になのか、マフラーを買ってしまった。。。

記念と言うことで両チームの名前の入ったのを買ってしまいましたが、、、

大好きだった香川選手と敬愛するクロップ監督のいたドルトムントの買っても良かったかな、、、

 

スタジアム前まで来ました。

さすがサッカー(イギリスではフットボール)発祥の地。

盛り上がりが違いますね、、、いや、ここで盛り上がってるのは、ドイツ人とスペイン人か。

これだけ熱くなれるものがあるというのは、いいことですよね。

うらやましい限りです。

この頃、、、

ケータイの電波状態が悪く、繋がりにくいなと思っていたら、英国用に購入したsimの会社からメールが

会社側で、異常を察知してメールをくれたようです。

外国の会社とは思えない、お気遣いはありがたいのですが、、、
「お店はココだよ」といわれても、ネットが繋がらない状態ではなぁ~

バスで帰るつもりだったのですが、グーグルが使えないと、何時にどこでどのバスに乗ったらいいかわからない。

地下鉄も、降りる駅は分かるけど、どこでどう乗り換えるかは駅で調べないと。。。

 

試合が始まるまでここで熱気に浸っていようかと思っていたのですが、精神的にそれどころではない感じになってきました、、、

帰れないと困ってしまう。

途方に暮れていたのですが、しばらくしたらかろうじてつながるようになり、帰りの経路を写メで撮って、なんとか無事帰ることができました。
助かりました
もうスマホが無いと生きていけない時代になりつつありますね。。。

 

帰ってご飯を食べてから、パブに行きました。

皆さんテレビでサッカーを見て盛り上がっています

とはいえ、皆さん贔屓のチームを応援しているわけではなく、賭けているチームを応援しているだけだそうです。

ちょっと寂しいですが、それだけサッカーが人々の日常に溶け込んでるってことなんでしょうね。

このクソ寒い中、半袖の人が居ます。。。


英国バイク旅09 ハンガーフォード エーヴベリー

2024年08月17日 23時17分45秒 | 旅行

3日目、一人で旅立つ日ですが、途中までは友人が同行してくれます。

翌日に、イギリスの左下にある世界遺産「ドーセットと東デヴォン海岸」方面に行くつもりで、コッツウォルズ地方に向かいます。

途中で有名なストーンヘンジと並んで世界遺産となっているエーヴベリーに寄ります。

 

自分もそうなのですが、イギリスの友人も高速道路が嫌い。

できれば一般道を走りたい、とはいえ遠くに行こうとするとどうしても高速は使用せざるを得ない。

ということで、目的地近辺まで高速で、アプローチはだいぶ手前から一般道。

コッツウォルズ地方までまだもう少しある、というところで、とても英国らしい風情のある通りに出くわしました。

茅葺屋根、といっても日本のようなガサっとした感じでは無く、つるんとした印象の屋根。

こんな家が残っているのに、観光地化しておらず、無名っぽい。

道草万歳!!

 

エーヴベリーは、ストーンヘンジと合わせて世界遺産となっている古代の遺跡です。

巨石遺跡好きの自分としては外せません(ストーンヘンジは以前に見たのでパス)。

 

羊が放し飼い。

こんなデカい岩をどうやって・・・

円形に並んでいたり、なにか法則があるようです。

雨が降っていたのですが、晴れてきました。


英国バイク旅08 Nuffield Place , Greys Court , Henry-On-Thames , Windsor

2024年07月21日 21時18分19秒 | 旅行

サンデーローストでお腹がいっぱいになり満足したところで出発。

雨も上がっています。

 

National trust 「Nuffield Place」
到着したら、閉まっていました。。。

時計を見たら、なんと17時過ぎ。

もともと出発した時間が遅かったし、ACE CAFEに寄って、雨に降られて、、、

陽が長くて明るいから時間感覚が分からないですね~

Chilterns National Landscapeを次の候補に考えていたのですが、近くに同じくNational Trustがあるというので、そちらに行ってみました。

 

National trust 「Greys Court」

当然のことながら、こちらも閉まっていました。

ただ建物は見えたので、写真を。

こちらが本体でした・・・
このころにはすっかり晴れて、いい天気です

 

Henry-On-Thames

川沿いの街です。

特に何があるという訳では無さそうですが、避暑地っぽくていい感じ。

川沿いのカフェにでも行きたかったのですが、どこも一杯っぽい。

 

ウィンザー城(Windsor Castle)

有名なお城です。

週末は国王が来てここで過ごすらしい。 

当然中には入れません。

陽が傾いてくると寒さが沁みてきます。

カフェでお茶して帰りました


英国バイク旅07 絶品!!サンデー・ロースト

2024年07月19日 00時35分04秒 | 旅行

この日の目的地は、ナショナルトラスト ナッフィールド・プレイス(Nuffield Place)。

に向かっていくと、正面から雨雲が・・・そしてぽつぽつと雨が当たり始めます。

「また来るか、雨の野郎」

と思っていると、先頭を走っていたバイクが突然曲がって姿を消しました。

パブの駐車場です。

「昼飯にしますか」

「サンデーローストですね」

イギリス歴の長い二人の会話に付いていけません

昼飯というのは分かるし、サンデーもローストも分かるけど、関連性が不明。

「サンデーローストってなに?」

「え、知らない?」

知らんわい!!

 

サンデーロースト、それは日曜日にローストを食べるイギリスの慣習もしくはその料理のことです。

日曜のお昼は、パブの料理人が腕によりをかけたロースト料理を安く?提供してくれます。

イギリスの人はみんな楽しみにしていて、家族や仲間で揃って食べに行くのです。

東海地方での「モーニング」みたいなものなのか・・・

さて、いかなるものか・・・サンデーロースト

 

そのまえに、パブというものにあまりなじみがない自分。

過去に何度もイギリスを訪れていますが、お酒が飲めないので近寄りがたく、、、
店に入ってどう振舞ったらいいのか、どこに座って、注文はどうして、おカネはどうやって払う?

そして、きちんと会話ができるのか、意思疎通は可能か?

一人なら絶対無理ですが、今回は後についていくだけなので、安心です

 

席がいっぱいで、交渉の末奥の部屋へ。

メニューを見せられて、ローストにはいろんな肉があることを知る・・・

ローストと言えばビーフ、それしか思い浮かばないのですが、豚やチキンや羊まで、よりどりみどり。

自分は無難にビーフにしましたが、チキンもおいしそうでした。

ウェイトレスが注文を取りに来ます。

「jaojoosfgjweoir0qsdkmao@ir@gierjknasjdfphaiug@air」

「ビーフ、プリーズ」

皆さんの真似をします。

「kaaafgjeiorkalkdnfajdpfaoidjgalda:idj@famd:lakmgr@his:kmhsekrjjsfa」

「????」

「飲み物なににしますか、だって」
通訳がいると、助かります~

注文を終え、何やら店員と話をしています。

立ち上がって

「あっちに行きましょう」

「え、席変わるの??」

「荷物は置いといても大丈夫ですよ」

 

行って見ると、バイキング形式のようです(店によって違います)

料理人が目の前で切ってくれます。
うまそ~

その隣で野菜やポテトは取り放題。

ちょっと欲張り過ぎましたかな・・・

真ん中の窪んだパンのようなものの中に、グレイビーソースをいれるらしい。

ロースト埋もれて見えませんが、十分満足できる量がありました。

イギリスは食べ物はおいしくない、というのが定説です。

確かに当たりはずれのギャップが激しく、かつ、はずれの確率が格段に高いのは確かですが、、、

おいしいところはおいしいです

ここは超当たりの店でした

ただ食べきれず、ポテトはお持ち帰りしました。。。

 

店の名は・・・

すみません、記憶になく、店の外観の写真もありません。

Nettlebedという町の、Innと併設されたパブで、Nuffieldni向かって道路の右手にあります。

ちなみにお値段は20ポンド(4000円)くらいでした。


英国バイク旅06 聖地巡礼ACE CAFE LONDON

2024年07月18日 00時09分00秒 | 旅行

翌日、野球の試合が無くなったから、と、フラっと現れたレンタルバイク屋のTさんを加えて、バイク乗りの聖地ACE CAFE LONDONに行ってきました。

ACE CAFEといえば、カフェレーサー発祥の地。

1960年代まで遡りますが、若者たちが夜な夜なバイクで当時唯一の24時間営業だったACEに集まり、ストリートレースでスピードを競っていたそうです。

その当時のスピード重視の改造車が、今のカフェレーサー・スタイルの原型となっています。

今のACE CAFEは再建されたものなので当時のモノとは全く違いますが、それでも休日にはわんさかバイク乗りが集まってきます。

同行のお二人も例にもれず、どっかに出かける前にはここの寄ることが多いらしい。

特に飲み物や料理がおいしい訳では無さそうですが、これだけ人が集まるのはすごいですね~

奥では朝からバンドの生演奏も

もう、ここに居るだけでお祭り気分が味わえます。

ACE CAFEのオーナーと一緒に写真を撮らせてもらいました。

ムキムキのロックンローラーみたいな人かと思ったら、物静かでジェントルな感じの方でした。

日本に帰って来てから知ったのですが、公式の通販サイトがあったんですね。。。

けっこうやり手のビジネスマンのようです。

 

土産を買ったりなんだかんだでかなりのんびりしましたが、ツーリングに出発。

 

途中雨に降られました。

イギリス暮らしの長い二人は慣れたもので、「そのうち止むさ」ってな感じで、のんびりしてます。

たまたま雨をしのげる場所があったのでラッキーでした。

イギリスって、コンビニも無いし、雨宿りできるような場所が無くて、通常は気にせずに走り続けるようです・・・

後でいやというほど実感しますが、よほどの田舎道でない限り、脇に停めるところもないので、カッパを着ることも出来ません。。。

イギリスでのツーリングは、雨との闘い。

雨雲を見て行先を決め、いかにタイミングよく休憩するかで、ずぶ濡れになるかならないかが決まります。。。

 

さて今回は木陰で雨宿り、15分ほどでとりあえず止みましたが、雨が防げたのは最初だけで、結局カッパを着ることにしたのでした。

(つづく)


英国バイク旅05 セブンシスターズ(Seven Sisters) ライ(Rye)

2024年07月12日 22時58分41秒 | 旅行

次に向かったのは、セブンシスターズ(Sevens Sisters)。

イギリスの南の端っこにあります。

海から白い壁が直立していますね。

ドーバーの白い壁も有名ですが、現地ではこちらも人気のスポットのようです。

天気も良くて気持ちいい~

来て良かった、バイクで良かった・・・

遠くからだと分かりませんが、近づくほど、その大きさを実感します。

この先には川があってそれ以上は近づけませんでした。

 

ただの牧草地ですが、、、いい景色です。

 

バイクで川向うに進出。

丁度さっき見ていた崖の頂上に近いあたりです。

ココまでの道、最高でした

途中停めるところが無かったので、写真を撮れなかったのが残念です。

 

次に向かったのがライ(Rye)、街並みがお洒落な街です。

お洒落なお店がたくさんあるらしいのですが、あいにく5時を過ぎていて閉まっていたようです。

カフェ?パブ?バー?で一服しました。
(写真はバイクのみ、写っている人は赤の他人です。見ればわかるってか・・・

暗くならないうちに出発。

とはいえ、夜の9時まで明るいので、かなりのんびりできます。

本日はロンドン近郊のHさんのアパートに転がり込みます。

土曜日は宿が無いので、ホントにありがたい


英国バイク旅04 ジョンクーパーさんのお墓参り

2024年07月10日 19時23分21秒 | 旅行

まずは第一の目的であるバイクには乗れました。

次の目的、、、

「ジョンクーパー氏のお墓参り」

ジョンクーパーさんは言わずと知れたミニ・クーパーの生みの親です。

が、その前に、著名なF1コンストラクターでもあります。

F1マシンが「葉巻型」と言われた時代、今では常識となっているミッドシップレイアウトを、誰よりも早く採用して、席捲したのがクーパーさんです。


「世界の自動車 クーパー/ローラ/エルヴァ」より

ミニクーパーのボンネットの2本線(クーパーライン)は、F1時代からのものですね。


「世界の自動車 クーパー/ローラ/エルヴァ」より

そしてクーパーさんの名を冠したミニ・クーパーが発売されたのも、ミニの生みの親であるアレック・イシゴニスさんと交友関係があったことから考えると、自然の成り行きだったでしょう。

最強バージョンであるミニ・クーパーSは今では1千万円くらいしますね。。。

ボクが新入社員のころ(30年以上前)新車のミニを衝動買いした当時は、まだ300万円で買えたので、こっちを買っておけばよかったな~と、言っても詮無いと思いつつ、そう思います

 

さて、クーパーさんの眠っているアランデル大聖堂は、クーパーさんの店があったワージング(Worthing)の近くにあります。

実はクーパーさんには20数年前にお会いしたことがあり、そのご縁もあって、今回のお墓参りです。

そのときの話はまた後日。

サインももらいました

 

サインしながら「こんな本、俺は見たことないぞ」とつぶやいてましたが・・・

 

アランデル大聖堂(Arundel Cathedral)に到着。
たいして有名でもないと思うのですが、すごい。。。

広角にしたせいか写真では狭く見えますが、かなり広いです。

お墓はすぐに見つかると思ったのですが、周囲をくまなく歩いても墓地は見当たらない、、、

大聖堂の中の売店の店員さんや、近所のパブの店員にまで聞いてみましたが、誰も知らないようです

ネットで調べたら確かにここだと書いてあるのですが、、、

 

しかし仕方ない、同行者もいるし、長々と粘ることは出来ないので、あきらめて出発します。

うむむ、、、渡航初日から計画倒れか・・・

(つづく)


英国バイク旅03 いざ!!バイクで

2024年07月07日 00時58分09秒 | 旅行

最寄りの駅から、レンタルしてくれるTさんの車に乗せてもらって、バイクの倉庫へ。

今回借りるのは、ゼファー750。

イギリスのレンタカーがあまりにも高額で、一旦は断念したのですが、、、

イギリス在住の知り合い(Hさん)から自分の話を聞き、個人のバイクをレンタカー登録して格安でレンタルしてくれました。

レンタルしてくれた人(Tさん)は、もともと日本人向けに気軽にバイクが借りられるようなレンタバイク屋の構想があったそうなのですが、、、

自分がTZRに乗ってるということで「同類」と認識されたようで、そこから一気に話が進んだとか・・・

バイク好きなのと、元々旅行業をやってたそうなので情報が豊富で、めちゃ助かりました~

 

とりあえず、一週間のバイクの旅に必要なものを積んで、残りは倉庫に置かせてもらいます。

イギリスの友人のHさんもバイクで到着。

ヘルメットはレンタル(無料)もありましたが、友人が持って来てくれたのを借りました。

 

そして、いよいよ出発!!

イギリスは何度も走ったことがあるのですが、やはり20年ぶりなのとバイクでは初めてなので、

同行者がいるとホントに心強いです

 

まずはガソリンの入れ方から。

2種類あるUnleadの安い方を入れて、店の中に行き、番号(ガソリンを入れる機械にふられた番号)を告げ、カードをかざして終わり。

簡単です。

カードで支払い後、何かペラペラと話しかけてくるので「Yes,Please」と笑顔で言うと、レシートをくれます

おそらく「レシートはいるか?」と聞いているのだと思います。

 

リッター当たり1.5ポンドなので、300円/ℓくらいですね。。。
高いですが、ここは節約できるところではないので気にしないことにします

 

最初の目的地は、アランデル大聖堂(Arundel Cathedral)

ジョン・クーパーさんのお墓参りをします。

 

途中で、バイクを取りに戻ったTさん待ちで、カフェに寄ります。
う~ん、いいですねぇ~ イギリスでカフェ

ほどなくTさん到着。
Tさん、ぶっ飛ばすのでめちゃ速いっす

 

皆さん朝ご飯を食べますが、自分は機内食が合わなかったのと、機内があまりにも寒くて、食欲がないので紅茶だけです。

紅茶は「Tea」ですが、発音が難しく、どこに行っても何度も聞き返され、ちょっと悲しくなる。
結局、旅行中最後の最後までちゃんと伝わりませんでした。。。


英国バイク旅02 英国のキャッシュレス事情 と、電車の乗り方

2024年06月26日 00時40分52秒 | 旅行

驚きなのですが、マン島も含め、イギリスでは現金はほとんど使いませんでした。

現金が必要なのは、せいぜい旧いパーキングの機械でコインしか受け付けないところか、町の小さなテイクアウトの中華料理屋くらい。

どうやら新型コロナが蔓延した時に、現金を手渡しでやりとりするのが忌避されてそうなったということのようで、今やほぼ完全なキャッシュレス社会です

いわゆるタッチ決済というやつで、使うのはデビッドやプリペイドみたいなもの、クレジットカードなど。

ただクレジットカードでも、使えるのはこのマークがあるものに限られます。

自分はカードなんかほとんど使ったことがないので、サインをしないといけないのか、とか、暗証番号が必要なのか、とか、いろんなケースに対応できそうになく、非常に不安だったのです。

でもこれは簡単、カードをかざすだけで支払いが完了します。
たまたま自分が持っていたカードが対応していたので助かりました

 

電車の場合は乗るときと降りるときに、バスは乗るときに行き先を告げて、お店では店員が金額を入力した機械にカードをかざすだけ。

最初どころか、かなり慣れてからも、どこにカードをかざしたらよいか分からず、あちこちでアサッテの場所にカードを読ませようとして恥ずかしい思いをしています

ただ注意すべきは、カード会社によっては使えないものもあり(マン島はじめ、田舎だとアメックスはほぼ全滅)、またその時たまたま読み込めないこともあるので、カードは2枚以上持っていた方がよいですね

これが中途半端に電車だけ、とか一部の店だけ、とか、逆に一部だけ現金が要る、という中途半端な状態だとあまりメリットはありませんが、、、

ここまで徹底されたキャッシュレス社会というのは、いかに現金至上主義の典型的日本人のボクと言えど、やはり便利さは身に沁みて理解でき、これはこれでいいもんだなぁと思います。

カードが2枚ほどあれば、小銭で膨らんだ財布を持ち歩く必要も無いし、支払い時に小銭が増えないように気を遣うこともない。

いざというときには、至る所にあるキャッシャーでカードで現金を引き出すことができます。

政府?の素早い対応により一気にインフラが整備されてキャッシュレスに移行できた、コロナの怪我の功名ですね。

いろんなしがらみや利害関係に縛られて身動きが取れない日本と違って、イギリスは合理的です。

国民全員の考え方が合理的なので、つまらないことで反対するような人が居ないからでしょうかね。。。

 

ロンドンの地下鉄の運賃は、割引や上限があったりで計算が非常に複雑なのですが、1日券みたいなものを購入せずとも、このタッチ決済で自動的に計算してくれます。

最近日本でも、鉄道会社が導入を決めたというニュースが流れていますが、完全に遅れていますね。

ただ日本人は自分も含め現金主義なので、必要ない気もしますが、これだけ外国人がたくさん日本に来ると、旅行者の利便性も考えないといけませんからね、、、

 

そんなわけで、電車に乗ってスラウ駅へ。

途中乗り換え駅でホームが分からず、道行く人に聞いてみます。

「スラウに行きたいのですが・・・」

「JOIJOIJORHXIUHKEIJUHPEKJHPEUIHPF'OIEHPUEHOIJ'K'POK{PJ'FOIFJ'」

なにを言ってるかさっぱり分かりませんが、指さしたホームに行ってみると、電光掲示板に、グーグルマップで指示された行き先が出ていました。

まあなんとかなるもんですね。。。

(つづく)


英国バイク旅01 出発

2024年06月23日 23時23分25秒 | 旅行

出発当日です。

午前中は会社に行きました。

午後4:30の飛行機なので、ギリギリ間に合います。

駅まではヨメさんが送ってくれました。

 

緊張のチェックイン、、、と思ったら、慣れてない人はすぐわかるのか、係の人が寄ってきて、ほとんど機械での手続きをやってくれました

これで精神的にはかなり落ち着きましたが、英国入国までは中継地での乗り換えや、入国審査、預けた荷物の受け取り、SIMカードがちゃんと使えるかどうか、など難関が待ち受けていて、心は休まりません。

国内はスマホが使えるので、とりあえず乗り場まで行って時間をつぶします。

そしてとうとう乗車?乗機?搭乗?

早く到着したので通路側の席が取れたのはよかった。

乗ってしまえばとりあえずは安心です。

 

しかし、英国到着までの間ですっかり体調を崩してしまいました。

とにかく寒い。。。ブランケットを2枚もらいましたが、それでも寒い。

特に自分は寒がりではあるので、体調が悪いのもあってか、異常なくらい寒い。

そして喉が渇いてしょうがないのですが、あたたかい飲み物をもらうも、お酒の試飲くらいの小さなコップに入ってくるのでとても足らず、何杯もおかわりするのも気が引けてできず。

しかも、紅茶やコーヒーは利尿作用があるので避けるのですが、水がおいしくない。

中継地の香港で給水所があったので飲んだのですが、都会の水の味ですね。

機内食も体に合わないというか、正直食べたくないレベル。

そんなこんなで、ほとんど眠れず寒さに震えながらビデオを見て過ごし、やっとロンドンに到着。

 

今って、入国の時に「目的は?」「観光です」「期間は?」「2週間です」なんて問答は無いんですね・・・

パスポートの写真を読み取らせてカメラの前で静止、それだけです。

緊張していただけに、ちょっと拍子抜けしてしまいました

 

問題なく荷物も受け取り、あとはSIMカードがきちんと機能するかどうかですが、、、

ちゃんとつながりました~

現地の知り合いに、バイクを借りる場所までの行き方を確認。

でも基本はグーグルマップで行先を入れて経路を検索すると、全て教えてくれるので、スマホさえ使えればなんとかなりますね。

スラウ(Slough)まで電車で向かいます。

切符の買い方ですが、とても簡単。

買わなくても良いです。

カードさえあればね

(つづく)


英国から無事帰ってきました~

2024年06月15日 04時19分25秒 | 旅行

先日英国から帰ってまいりました。
いやぁ楽しかった

バイクで一週間走り回り、マン島TTレースを観戦、危うくクルマに潰されそうになったりもしましたが(ホントに危なかった。。。)、素晴らしい景色の中走れて良かった

ただ、寒い、、、6月とは言え冬並みに寒くてずっと凍えていたのと、物価が高すぎる!!

日本の3倍くらいのイメージで、普通に食事すると3~4千円、ファーストフードでハンバーガー1200円セットにすると2千円、フライドポテトですら7百円前後、もう食べるものが無い。

幸いホテルは平日なら5~7千円のが多数あったので、こちらは心配してたほどでもありませんでした。

 

今までパソコンのCドライブの容量がなぜかいっぱいになっていて、原因究明していたのでこんな時間になってしまいましたが、今午前3時すぎで眼が冴えているということは、まだ時差ボケが残っているということでしょうか。。。

昼間眠くなるので寝ておきたいのですが、まぁしかたないですね。。。

もう少し頑張って書いてみます。

 

さて、今回の英国旅行のテーマは、以下の3つでした。

①バイクで走る

⓶マン島TTレース観戦

③エランの元の持ち主探訪

①はレンタル費があまりにも高額過ぎて、いったん断念したのですが、友人のつてで安く借りることができました。

ただ③は出した手紙が宛先見当たらずで返ってきてしまったので断念、代わりに

④英国の世界遺産巡り

を追加しました。

あてもなく走り回るのもつらいんですよね、どこか目的地が無いと。

日程としては、

1~3日目 ロンドン近郊

4~5日目 ヨーク方面

6日目 湖水地方

7日目 ウェールズ ←ここまでバイク

8日目 大英博物館

9日目 英国自動車博物館でのミニのイベントに参加

10日目 リバプール

11~14日目 マン島TT観戦

15~17日目 ウェールズ

バイクのレンタル期間が一週間、一旦返却にロンドンに帰ったので、ちょっと効率が悪い回り方をしてます。

ロンドンでは友人の家に泊めてもらい、マン島はキャンプ、それ以外はホテル泊(7泊)です。

ご飯は朝はパン、昼はパンかおにぎり、夜はポテトかラーメンorカレーライスで過ごしました。

ただ日曜日のお昼は「サンデー・ロースト」といって、パブで特別料理が出される習慣があって、現地の人から強く勧められたので、少々お高いですがチャレンジしています。

天候は・・・晴れたり急に雨が降ったりいきなり止んで晴れたり、、、

イギリスの天気予報はホントにあてにならなくて、最後は見ないことにしてました。

 

そんなこんなで無事に帰って来れましたが、道中はいろいろトラブル等があって、そんなに順風満帆ではなかったので、素晴らしい所とそんなところを含め、今後書いていきます


イギリス旅行8 携帯用のsimが届かない・・・

2024年05月23日 01時09分03秒 | 旅行

海外でスマホを使用するのに当然お金がかかります。

そのまま持って行って使うと、とんでもない料金を請求されてしまうので、これまではWi-Fiをレンタルして持って行っていました。
今回もそうしようと思っていたのですが、、、

 

数千円のことかと思っていたのですが、さすがに20日間も行くので1万円ちょっと。

と、調べてそう認識していたのですが、いざ借りようとして再度確認していたら、

なんとマン島はイギリスではないので(王室の直轄領)、2か国以上というカテゴリーになり、
2万円ほどかかるらしい。。。

必要なものは必要なので仕方ないのですが。

こうやってパラパラとお金が散逸していくのが嫌いなのです。

パチンコは苦手で、玉がどんどん無くなっていって損失が膨らんでいくのをじっと見てるのが苦痛で仕方ない。
最初っからいくらかかるかわかってるとありがたいのですが

それは自分で旅程を組んでる時点で望めないことですね

と、ぶつぶつ考えていたら、イギリス在住の知り合いが、海外simを買って持って来た方がいい、

と教えてくれました。

昔はダメだったのですが、今はどの電話会社のsimも使えるようになってるし、旧いのも解除できます。

相当古い機種でない限り、自分でネット上で解除可能なのですが、どうやら自分のはギガがなくなっていて、まともに通信できない状態だったのです・・・

そうなると、アカウントでログインする必要があるのですが、パスワードを忘れたのでログインできず、、、
この前の土曜日に、やっとドコモショップで解除してきました

 

で、海外simをネットで「翌日発送」を確認して注文して、届くのを待っていたのですが・・・

3日経っても届かないので、心配になって確認していたら、なんと!!

注文して直後に、在庫が無いので1か月かかる、キャンセルの場合は注文後10分以内に手続すること、とのメールが届いてました。。。

今どき「翌日配送」だったら3日もすれば届くだろう、と思い込んでしまってましたが、、、

確かに翌日配送しても、海外からなら時間はかかるわな~

ネットでの買い物に慣れてないのでいけませんね。

しかし、キャンセルの期限が注文してから10分後って・・・

 

今日の朝気付いて、急いで別のモノを購入。

今度はちゃんと、翌日の午前中に到着するものを買いました(正確には、会員になってるヨメに頼んで買ってもらった)。

やはりアマゾンはいいですね、ちゃんと着日が書いてあるし、キャンセルも可能です。

paypayが使えるのでyahooショッピングで買ったのですが、これからはアマゾンにします。。。

明日届いたら、なにやらネット上で設定を行い、その1日後に使用可能となるようです。

間に合ってよかった~

いや、まだわからない、明日届いてから安心することにします


イギリス旅行6 マン島TTを見に行く3

2024年05月16日 23時19分52秒 | 旅行

帰りのフェリーは予定が決まっていなかったので予約していなかったのです。

3日もいたら十分かな、ということで、火曜日の朝到着、2泊してレースを満喫したら帰ろうと思ったのですが、、、

なんと木曜日は船が空いてない。。。

せっかくTTを観に行ったのに、1日半で帰るのももったいないし。

キャンプで3泊か。。。

晴れてればまだ問題ないのですが、昨年のTTは奇跡的に晴れたという記事があったことを考えると、

雨が降る確率は高い。
しかも、そんなに暖かい時期でもなく、最低気温が10℃超くらいだとかなり寒い

う~ん、でも仕方ない、3泊することにしました。

どうも木曜日はレースが休みのようで、帰る人が多いみたい。
これは、、、レース中は道路が閉鎖になるので、マン島の観光をするには好都合です

ただ人は多いでしょうけど。。。

 

フェリーで一泊、キャンプ場で3泊、レンタカーをリバプールで預けることになるのですが、5日間も寝かせておくのももったいない。

駐車場代もかかるし、一旦返却しようかと思ったのですが、、、

長期間借りることで3000円/日になっていて、電車代を考えると時間ロスの割に節約できる金額はたいしたことないので借りっぱなしにすることにしました。

あぁ、なにかいろいろ悩ましいなぁ。。。

若い頃はもっと気軽に行ってたはずなんですが、、、
やはり年を取ると心配なことも多く、慎重になってしまいますよね

年寄りには年寄りなりの旅行があってしかるべきなので、まぁいいか


イギリス旅行5 マン島TTを見に行く2

2024年05月08日 20時41分04秒 | 旅行

なんとかなるさ、、、

とは言ったものの、探しても探しても、安い宿は無い。

足が無いので、島内を運航しているらしいバスに乗るしかないのですが、レース期間中は道路は閉鎖されるらしい。

ホームページを見ると10時から閉鎖と記載があるのですが、何時から解除なのか。。。

詳しい情報は、数少ないネット情報のみで、詳しいことは不明です。
海外のサイトなど探せば出てくるのだとは思うのですが。。。

 

キャンプ場も探してみました。

テントや寝袋を持って行かねばならないので、かなり過酷な移動になり、あまり気乗りしません。

どうせこちらも値段爆上がりで、一泊2万円とかするだろうから、それならどっかで夜を明かした方がマシかも。。。

レースのスタート地点でもあり、フェリーの着く港のあるダグラスの近くのキャンプ場はみな一杯でしょうしね、、、

 

あ、、、れ・・?

15ポンド、、、3000円??
安っ!!

ダグラスから6kmなので、いざとなったら歩けない距離ではない。

いつもの柴犬コムギの散歩コースを3周するくらいです。

空いているのか、予約してみました。

受付完了!!
やったー!!

いいとこ見つけた。

せっかくなので、もう一泊しとこう。

2泊予約しました

グレンローキャンプサイト。

なんとレースのコースに面していて、キャンプ場からレースが眺められるようです。

キッチンカーも来るし、近くにパブもあるみたい。
ライブ演奏などもあって、まさにお祭りですね~

心配なのは、雨と風ですね。
昨年は奇跡的に好天だったらしいので、裏を返せば・・・

強風でテントが飛ばされたりするらしいし、ちょっと天候不順対策はしっかりしておかないと。

 

ちなみにここより近いキャンプ場はもっと高額で、すでにいっぱいでした。

とりあえず行きのフェリーと宿は確保できたので、帰りのフェリーを予約することにします。

3千円で泊まれるなら、夜中の2時半のフェリー取らなくてもよかったかもな。。。

でも5千円安く済むし、朝のレースから目いっぱい見れるので、まぁいいか。

 

さて帰りのフェリーを取ろうかな、、、あ、れれ・・・?


イギリス旅行4 マン島TTを見に行く

2024年05月08日 00時25分38秒 | 旅行

マン島TT・・・

バイク好き、もしくはホンダのファン、もしくはホンダ技研工業株式会社の従業員の方くらいしか、知らないかもしれません。

公道を使用した歴史あるレースで、1904年に始まっています。

1959年にはホンダが125ccクラスで参戦、2年後に優勝しています。
ホンダの栄光はここから始まったんですね

公道を使用しているのに時速300km以上出したりで事故が多く、これまでに240人以上がなくなっているそうです

モータースポーツ発祥の地だからか、英国民がレース好きなのか、自己責任の考えが浸透しているのか。。。
日本だと即中止になってますね

と、さも知っているかのように書いていますが、今ウィキペエディアを見ながら書いています。

バイク乗りならみんな知ってるマン島、ホンダのおかげです。

逆に言うとそれ以上の知識は無かったので、マン島に行こうと思ったのも、歴史ある場所を観に行こうと、それだけだったのですが・・・

 

マン島に行くフェリーはリバプールやダブリンから出ています。

インターネットで予約しようと「AFerry」というサイトで調べてみると、、、
なんと!! 往復で7万円!!

北アイルランドのベルファストまでが2万円だったのに、なんでこんなに高いの??

と、思って調べたら、なんと!!
TTレースの真っ最中でした。。。
しかも2weekのレース期間と自分の滞在期間がモロかぶりです

さらに、マン島では宿代も爆上がりの様相。
いろいろ調べましたが、最低でも7万円から

せっかくなので見てみたい気もしたのですが、さすがにこれはちょっと・・・

うむむ、、、あきらめるか。。。
レースのコースを走って見たかったのになぁ・・・

 

と、しばらく放置していたのですが、バイク好きの先輩と話していて

「おう、イギリスに行くならマン島行って来いよ」

と言われたのをきっかけに、よくよく考えてみると・・・

この歴史あるレースをナマで見れるなんて、これはこれでモノすごくラッキーなのではないかと

全世界からたくさんの人が見に来る破天荒なレース、わざわざ見に行こうとしてもなかなか実現しないものです。

たまたまではありますが、レースの期間中にイギリスに行くことになったのも、これは何かの縁かと。
なら、行ってみないとな。。。

ただ7万円はさすがに出せないし、クルマは置いていくとして、人だけだとフェリー代は、、、

「う~ん、往復25000円か」

 

最近ですが、なんだか金銭感覚がマヒしてきているような気がします。

旅行の検討を始めた最初のころだと、この金額だと確実にしり込みしていたはずですが、

「よかった、けっこう安いやん」

と思ってしまった。

そりゃ7万円と比べれば安いけど、、、25千円あったら何が買える??

「おっ? なんやこれ・・・」

片道5500円のチケットがありました。

帰りの15千円と併せて2万円です。

リバプールを夜中の2時30分発、早朝マン島着。

これだと宿代が一泊浮きます(寝れませんが)。

島での一泊は野宿でもするとして、2日間あれば雰囲気も感じられるし、十分です。

昔鈴鹿の8耐に行った時も、途中持て余してましたし、応援するライダーもいないので、長居は無用です。
宿のことはあとでなんとか考えるとして、とりあえず5500円のフェリーは確保しました

 

そういえば、昔はこんな旅ばかりだったよな。。。

とりあえず行って、現地で考える。

今みたいに情報が無いので、そもそも事前に調べてから、というのができなかったのもありますが、

けっこう行き当たりばったりの無計画な放浪に近いことをやってましたっけ。
すっかり保守的な大人になってしまったみたいです

昔の感覚が徐々によみがえってきました。

「まぁ、なんとかなるさ