はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

英国ひとり旅 マン島TT観戦記08 第1日目 TTレースを見にGouglasの街へ

2025年01月25日 02時24分12秒 | 旅行

バスに乗ってダグラスの街へ。

どこに行ったらよいかわからないので、繁華街っぽいところで適当下車。

とりあえず、開けていそうな海沿いに出ます。

 

いかにも欧州の避暑地的な風景に、、、

なんだかそぐわないバイクがいっぱい・・・

 

歩いているのは、バイク乗りとすぐに分かる人たちだらけ。

 

間違ったな。。。
フェリーに乗った時点でうすうすは気づいていたのですが、バイクで来るべきでした。。。

日本の観光地ですら、バイクが並んでいるとうらやましくなるのに、、、

ここは、長い歴史と伝統があり、欧州全土からライダーが集まる、年に一度のマン島のTTレースです。

今ここに、バイクを停めて、この大いなる祭典に、ライダーとして参加したかった。。。

来ようと思えば来れたのに、なんで断ってしまっただろうか。
バカなことしたなぁ~

 

もう一度来たい、いや来よう。
来てこの祭りの雰囲気にどっぷりと浸かりたい、と強く思ったのでした

 

そうこうしているうちに、レースが始まる時間になってしまいました。

急がねば。。。

ところが、歩いてみると、けっこう距離があるんですよね~

 

レースのコースとなる道路までまだあとちょっと、というあたりで、向こうから人がぞろぞろ歩いてくるのとすれ違います。

「なんだこの人たちは・・・??

と、気にはなりつつも先を急いでいたのですが、だんだん増えてきて、あまりにも不自然。

ふと思って、聞いてみました。

「すみません、もしかしてもうレース終わったんですか?」

「あぁ、路面状況が良くないので明日に延期になったよ」
「そうですか、ありがとう・・・」

 

このときはまだ知らなかったのですが、マン島TTはいとも簡単に延期になります。

それだけ天候が不安定ということと、公道を使ったレースのため路面状況にシビアだということなんですね。

仕方なく、トボトボと元来た道を通るのはイヤなので、違う道で帰ります。

 

ぶらぶら歩いて、土産物屋を物色。

でも荷物になるので、目星をつけておいて、買うのは最終日にします。
(ただし、この判断がために後ほど泣きを見ることになります。。。

それからマン島博物館でマン島の歴史を学びます。

 

あちこちかなり歩きました。

最後南の端のスーパーで買い物。

そこそこ大きな店なので、ほぼほぼなんでも揃います。

さすがにポテトとパンとラーメンでは体がもたないと思ったので、サラダと、飲むヨーグルト(デカいの)を購入。

 

まだキャンプ場に帰るのももったいないので、河口のカフェで一服します。
ポテトは揚げ過ぎの感はありますが、気持ちのいいカフェでした

 

天気もいいし、気持ちよくて、立ち去りがたく・・・

でも食べ終わって紅茶もなくなり、居づらくなったのですぐ近くのベンチに移動しました。

と、思ったら、袋からヨーグルトがはみ出して、落っことしてしまいました。。。

楽しみにしていたのに、、、半分以上の中身を失いました。

 

どうやって処理しようか、考えあぐねていると、来訪者が・・・

 

まったく物おじせず、ひたすらどん欲に食べ続けます。

拭くものも無いし、このまま海の掃除屋にあとはお任せすることにしました。
(申し訳ございません

 

まだ明るいので、性懲りもなく海辺へ。

 

あんなにたくさん居たのに、ライダーたちはすっかり消えてしまいました。

 

ひと気のない商店街に満足してバスに乗ったのでした。


英国ひとり旅 マン島TT観戦記07 第1日目 到着 Glenloughキャンプ場

2025年01月19日 03時55分13秒 | 旅行

早朝、マン島に到着。

空港のようにきれいなフェリー乗り場で、日本のガチャガチャした感じとは違いますね

さて、ここからキャンプ場までは、「バスで行く」ことしか判っていない状況で、今回の旅最大の難関です

いざとなったら歩こうと思っています

ダグラスからキャンプ場までは6km、歩くと1.5時間くらい。

荷物があるのでツラいですが、雨が降ってなければなんとかなるでしょう。

 

その前に、、、

マン島の全貌を。

右の真ん中下あたりに、フェリーが着くマン島第一の街ダグラス(Douglas、字が消えちゃってますが)があります。

そこから少し左、青四角のマークがキャンプ場。

 

ちなみにTTレースのコースは、ダグラスを出発してキャンプ場の前を通り、ピールの手前を右折してA3を走り、ラムジー経由でダグラスまで戻ってくる、全長60kmのコースです。

出典:Wikipedia

フェリーを降りて、ウロウロ。

バス停が分からないので、情報収集するも、朝早くて誰もいない。

仕方なく、観光客らしき人に聞いてみると、「これ(バス会社のパンフレット)があっちにあるよ」と教えてくれました。
行ってみると、、、品切れで無い。。。

バス停を探すか。

きっとこの近くにあるはずです。

ちょっと歩いたところにありました。

乗り場が4つくらいあります。

時刻表が貼ってありました。

ピール(Peel)方面に行くのに乗ればよいと思うので、Bの乗り場でいいのかな。
5番系統のバスにキャンプ場近くのUnionMillが経由地?の記載があるので、おそらくこれで大丈夫でしょう

 

バスは前から乗って、行先を運転手に告げて、料金を払います。

キャンプ場の読み方が分らないので、焦りました。。。
グレンラフではなくグレンロー(GlenloughCampSite)です

カードが使えるということで、タッチして終わり。

周遊チケットもあるようですが、損得が微妙なラインだったので、都度買うことにしました。

 

キャンプ場に着くまでドキドキです。
ブーグルマップを見ながら確認しているので、まず大丈夫ですが、それゆえ道から外れて病院に行ったりすると、変なところに連れて行かれるのではないかと不安に駆られてしまう

キャンプ場で降りる人が多かったので、分かりやすくて助かりました。

受付棟で手続します。

若い人も含め、気さくな方ばかりで、ホントありがたかったです

(イギリスの店員は、英語が苦手な人に対し、ぶっきらぼうな人が多い。。。)

最新のレースの情報もココで入手できました。

基本はフリーのサイトで、一泊3000円ちょっとの価格設定は神がかっています。

風が強いようなので、しっかりとペグで固定。

借り物のテントは新品なので気を遣います。。。

(テントの写真は別日のモノです。日当たりが悪く移動しました)

 

奥からトイレ、乾燥室(これが有難かった。。。)、シャワー室。

奥左手にもトイレ、別棟にシャワー室がありますが、着替えなどモノを置く場所が無く、写真のシャワー室がお勧めです。

 

左が休憩室、飲み物や食べ物も売っています。

充電は基本休憩室ですが、席がなかなか空かないのと、タコ足になっているせいか全然充電できないので、

緊急時は受付棟で充電させてもらってました。

 

テントも張って落ち着いたし、レースまで時間があるので、朝ごはん。

いつものパンですが。。。

 

キャンプ場の目の前のコースはいつでも見れるので、観光がてらダグラスまで行って観戦することにしました。

バス停で並んでいると、バイクがたくさん通り過ぎていく。
うらやましい。。。

 

そして、待てども待てどもバスが来ない。。。

レースまでは時間があるので大丈夫ですが、開始前には交通がストップしてしまうので、要注意です。

20分近く経って、前の数名があきらめてタクシーに切り替えました。

「来た!!」

と思ったら、定員オーバーで乗り切れず。。。次のを待つ。

待っている間にレースのことを聞こうと、隣の人に話しかけたのですが、せっかく話しかけたのに自転車乗りでレースのことは詳しくないそうです。。。

ちょっとがっかりしたのが伝わってしまったのか、いろいろ話してくれて、夜テントに遊びに来いなど誘ってくれました
ありがたい・・・

30分ほど待ってバスが到着。

無事に出発できたのでした。


英国ひとり旅 マン島TT観戦記06 いざマン島へ その前にキャバーンクラブ

2025年01月12日 02時01分03秒 | 旅行

ついに来ました、キャバーンクラブへ、Go!!

受付でお金を払って、中に入ります。

もうライブは始まっています。

このキャバーンクラブですが、ビートルズの当時のものではありません。

建物も変わっているようで、商業的に名前だけ復活させただけのようです。
が、そんなことは気にしてはいません、復活して、今ここにある、ということが大事なんです

 

と、息巻いてみたところですが、席が空いてない・・・

人の前に立つのは気が引けるので、一番後ろまで行きましたが、皆さんそんな早く帰る人はおらず、立ち上がったと思ったら、たいて飲み物の調達です。
このまま3時間はツライなぁ~

 

曲はビートルズの曲とは限らないようで、知らない曲(みんな一緒になって歌ってるので、けっこうメジャーな曲かも)や、ホテルカリフォルニアとか、知ってる曲も多かった。

疲れてきたので、土産物を買いに行く。

おみやげにビターのピックと、ブリキの看板を購入しました。

けっこうデカい看板でなやんだのですが、お世話になってるHさんが帰国するときに一緒に送ってもらえばいいか、などと都合の良いことを考えて買ってしまいました。。。

 

その流れで後ろの方で見ていたら、席が空いたのでラッキー!!

どうやら後ろの方が回転するみたい。

前の方の人はどっしり腰を据えていますが、後ろで見てる人はちょこっと見てそこそこで帰る人が多い気がします。

 

ビートルズの曲が始まると、店の中のテンションが上がります。
やっぱりココに来る人はビートルズ好きが多いんですね(当たり前か。。。

 

23時頃に店を出ました。

実は、予定していた駐車場が値上がりしていて、それもネット情報の2.5倍と爆上がり。。。

それで、2.5kmほど離れた病院の駐車場に移動しないといけないのです。

イギリスでは車中泊は法律上ダメなので、クルマの中で明日の予定でも考えるかな

 

Q-PARKの駐車場は、市内にたくさんあって、セキュリティーもしっかりしてるようです。

青空駐車場だとガラスを割られたりするので、多少高くてもここにしました。

同じQ-PARKでも、市街に近い所は高く、フェリー乗り場まで3kmほどありますが、病院の駐車場はかなりお得です。

5日間も置いておくので、値段とセキュリティは重要ですね。

スマホをいじっている間に、Q-PARKのクルマが巡回に来ました。

なかなかいい駐車場です。

 

1時間前、そろそろですね。
念のため時間の確認を・・・30分前から受付だったよな・・・

えっ!?

30分前までに来い、ですと!?

 

荷物は準備はしてあったので、慌ててクルマを飛び出して走ります

「あんだけ時間があったのに、なんでこんな走ってんだよ~

ブーグルでみると”徒歩42分”とある。
やばい、急がないと。。。

どの便も予約はいっぱいなので「乗り過ごしたので、次の便に、、、」なんてことは不可。

あんなに寒かったのに、暑くなってきました。

なにせ、テントから寝袋から食品まで全部持って走っているわけです。

これで汗をかいたら、風邪を引く、その前に凍えてしまう・・・

 

頑張ったおかげで、30分で到着。
フェリー乗り場の下見しておいてよかった~

ギリギリセーフ、と思っていたら、受付のお姉さんはのんびりした感じで、取次してくれました。

もしかして、こんなに焦らなくても良かったのか。。。?
まぁでもいい、とにかく間に合った

 

フェリー乗り場に到着したバイクたちが、ゾクゾクと乗り込んでいきます。

この時点で、バイクで来なかったことを少し後悔し始めました。

実は、バイクをレンタルしてくれたTさんが、フェリー会社にいろいろ掛け合ってくれて、フェリーのバイクの空きを確保してくれたのです。

3日前くらいにバイクで走っているときにLINEで連絡が来ました。
なのに、あろうことか、そこで断ってしまったんですね。。。

バイクのレンタルは1週間単位。

物価が高くて節約旅行をしている中で、さらに追加出費となります。

レンタカー代と駐車場代が無くなりますが、レンタカー代は3000円ちょっと/日なので激安なのです。

フェリー会社が変わるようなので、フェリーのキャンセル代もかかるだろうし、もうそのつもりで準備もしてきてるので、今更、、、

さらに、バイクを借りると、この雨と寒さで震えながら走る状況があと一週間続く(レンタカーなら快適)。

荷物があるので、どのみちロンドンには一旦帰らないといけないし。。。

マン島でTTレースを見るだけで、日程もお金もかなり突っ込んだので、もうこれで十分。

 

今から思えば、「なにやってんだ!!」と思うのですが、当時は”ひもじさ”という点で、相当メンタルがやられていたのだと思います。

それで、マン島をバイクで走る、という最大のイベントごとを、断ってしまったんですね。。。
人生でもかなり上位に位置する判断ミスです

でも、この時は少し後悔したくらいでした。

 

汗だくになったので、貴重な着替えを使ってリフレッシュ。
フェリーはいつ乗ってもワクワクしますよね

寝てはいけないはずなのに、寝てる人がいる。

イギリス人では無いのか??

自分も寝ようっと。

 

リバプールの街とは、しばしの別れです。

そして、いざマン島へ!!


英国ひとり旅 マン島TT観戦記05 リバプール アルバートドッグ ビートルズストーリー

2025年01月10日 00時16分47秒 | 旅行

今日は(午前2時なので、正確には明日ですが・・・)リバプールの港からフェリーでマン島に渡る日です。

一日リバプールでブラブラして過ごすのですが、悩ましいのは出向までの時間。

深夜にフェリーに乗ることで、チケット代も安かったけど、宿泊代を浮かせられるのも大きいのですが・・・

午前2時まで何をして過ごすか。。。

そこで登場するのが、昔ビートルズがライブしてたというキャバーンクラブ。

一度入場すると閉店(0時~2時、曜日によって違う)まで居られます。

もともと行こうと思っていたので、一石二鳥。

 

駐車場に車を停めて、まずはビートルズの博物館「ビートルズ・ストーリー」に行ってみます。

建物の一画を占めるだけなので、すぐに見終わるかと思いきや・・・

気付いたら2時間半ほど滞在していました。

ビートルズの歴史や、解散後のメンバーのその後、など興味深い内容が盛りだくさんで、じっくり見てるととても時間が足らない。。。

お腹もすいたし、中のカフェで一服。

こじゃれた名前(忘れた)の食べ物が安かったので頼んでみたら、ただのバタートーストでした。。。

 

世界遺産のアルバートドッグです。

歴史的建造物ですが、1階はお店になっています。

みやげ物を買ったりして散策。

無料の博物館に行きたかったのですが、ビートルズ・ストーリーに長居しすぎて時間が無く断念

うろうろして過ごします。

 

そうそう、マン島に渡るフェリー乗り場の下見をしておこう、と行ってみたら、実は別の場所でした。。。

見といてよかった~

しばらく歩いたところにフェリー乗り場がある、、、はずなのですが、どうも豪華客船がちょうど到着したところらしく、近づけません。

客船から出てきたこの人、有名人かな??

サインもらってる人がいました。

 

普通の日なのに、屋外でオペラのリサイタル。

賑やかな街です。

キャバーンクラブに行く前に、腹ごしらえ。

まだ明るいですが、夜の8時過ぎです。

さて、そろそろ日も暮れそうだし、例の場所に向かうとしましょう

 


英国ひとり旅 マン島TT観戦記03 気付いたら、MINIの下敷きに!!

2024年11月25日 21時55分48秒 | 旅行

TTレースが行われるマン島へ行くには、リバプールからフェリーに乗っていく必要があります。

その前に。。。

ゲイドン(Gaydon)にあるヘリティッジモーターセンター(British Motor Museum)で、ちょうどこの日、狙いすましたようにミニのイベントがあるので、寄って行きます

 

おぉ~!! 盛り上がってますね~

 

1959年製ミニが売りに出ています。

どれどれ、、、えっ!!
14000マイルしか走ってない、しかもノンレストア!!
欲しい。。。

いくらか書いてない。

オーナーが近くにいないので聞けない。
まぁ、聞いても買えないですけどね・・・
でも、バイクを貸してくれたTさんは、バイクやクルマの輸入もしてくれるらしいので、もしかしたら・・・

 

こちらも売り物。cooperが3000台限定で復活した時のモデルで、自分が乗っていたのと全く同じの完全オリジナルですね。

こちらなんと!! 2000ポンド(80万円)
日本だと200万円くらいするんじゃ・・・

 

こちらはけっこう新しいモデルですが、1950ポンド(約40万円)!!
今の日本のミニの値段は異常に上がっていて、3台まとめて買っておけばよかった。。。

 

MINIとMETROの同時開催で、全体的には思ったほどの規模は無く、日本のイベントの方が規模がデカいですね。

 

日本では見ないシルバーのラインが入ったミニ。

本国の仕様なのかオーナーに聞いてみました。

「本国だけの仕様で、日本などには無い」

その他、サンルーフもオリジナルなのか聞いてみたところ

「いい質問だ。これらは全てオリジナルのままで、一切手を加えていない(どうだ、すごいだろう)」

ミニには好きで乗っているのでしょうが、ミニ愛は日本人のが勝っている気がしました。
人に自慢するために乗ってるような気がして・・・

日本のミニ好きは、人は人、自分は自分、単なる自己満足で(好きで)乗ってる気がします

 

自分のミニと全く同じ限定車を見つけました。

こちらのオーナーはとっても気さくな人で、盛り上がりました(言ってることは半分ほど分かりました)
日本にはパーツがたくさんあって、イギリスで買うより安いので助かってる、と感謝され、ちょっとうれしくなりました

 

パーツも掘り出し物だらけ。

ポンドが高いことを考えると破格の値段です。

センターメーター1万円、Mk.1テールランプ1000円など、貴重なパーツがゴミのように乱雑に箱に放り込まれています。

全部買って帰ったらひと財産築けそうです。

今から考えると、円安で日本の業者が買い付けに来ないからダブついていたんじゃないかと思います。

今更ながら、買っておけばよかった。。。

小物もたくさん売っていますが、持って帰れないものは買えないしな~

でもTシャツは安売りのモノを選別し、大体4000円が相場のところ、1000円で買ってきました~

 

ひと通り見終わって、ちょっと満足。

 

博物館の中も覗いてきます。

以前来た時は、もっと広かった気がしたのですが、意外と小さかったな。。。

ロータス・カールトン

オペルの車体をロータスがチューンしています。

これ欲しいなぁ。。。

 

お腹が空いたので、食事。

 

これからの予定と宿をどこにするか、芝生に座って考えていたのですが、どうやらウトウトしてしまったようです。

おそらく、両足を投げ出したクマのぬいぐるみのような格好で。

 

「ブブブブブブ。。。」

なにかの音。

なぜか顔に風が当たっています。

目を覚まして、ふと目を開けるとそこには!!

目の前にミニのマフラーの先端が!!

驚いて起きようにも、体の上にミニが覆いかぶさっていて、身動きが取れない。

「バンバンバン」思いっきりトランクを叩きます。

まぁ、その時にはクルマは止まってはいたのですが。。。

(写真は這い出す途中で撮ったもので、最初は太もも辺りまで下敷きでした)

ミニから運転手が慌てて出てきて

「大丈夫か、けがは無いか」

と聞く。

ちょうどクルマの真ん中あたりにいたので踏まれたわけではなく、特に痛い所は無い。

「大丈夫大丈夫」

ただ、お気に入りのカバンがタイコの下敷きになって汚れてしまった。。。

中のミニカーなどのお土産にはダメージはありません。

 

後ろを確認もせずにバックしてきたようです。。。

係の人が来て取り調べ中。

怪我してないからいいだろ?と交渉しましたが、仕事だから頼むと言われて調査書を各羽目に・・・

あぁビックリした~

しかし危なかったなぁ~
ちょっと位置がずれてたら、足を踏まれて骨折してた。。。
誰かが叫んで車を止めてくれたらしいのですが、そうでなかったら、マフラーが顔に刺さってたはずです

怒るよりも何もなくて良かったというのが先に立って、怪我も無かったし、ドライバーの人とは談笑して別れました。

 

係の人曰く、「芝生には座らないように」

どうやら芝生に座ってはいけないらしい。

それからイギリスでは人前で寝てはいけないようです。

会社で昼休みに自席で寝るのも不可。

今回の件、半分は自分が悪かったみたいですね。。。

ちょっとビックリしましたが、勉強になりました


英国ひとり旅 マン島TT観戦記02 2024チャンピオンズリーグ決勝

2024年11月13日 23時59分21秒 | 旅行

ちょっと早いかもしれませんが、チャンピオンズリーグの決勝が開催されるウェンブリースタジアムに向かいます。

地下鉄に乗って・・・乗ろうと・・・ギュウギュウ

駅のホームから結構な熱気でしたが、着いた列車に乗るのに一苦労です。

ほぼ9割の乗客がおそらくチャンピオンズリーグの観戦者で、すし詰め状態

黄色い人たちとそうでない人たち。

で、おそらく応援歌らしき歌を大合唱。
こっちでドルトムントの合唱が始まると、対抗するようにあっちでレアルの合唱が・・・

けんかになるんじゃないかと心配してましたが、そんな雰囲気はなく、友好的でもないですが、お互い感知せず、と言った感じ。

いやあ、その熱気とやり取りが面白くて・・・顔がにやけてきます

駅に着くと、押し出されるようにホームに流れ出て、そのまま流されて行きます。

その間も合唱は止まらない・・・

改札口はすでに人でいっぱいです。

 

人人人。。。

 

道路に出ても合唱は続く。

 

スタジアムまでの道路が人で埋まってる。。。

この熱気に浮かれたのか、一体感を感じたかったのか、せっかく来た記念になのか、マフラーを買ってしまった。。。

記念と言うことで両チームの名前の入ったのを買ってしまいましたが、、、

大好きだった香川選手と敬愛するクロップ監督のいたドルトムントの買っても良かったかな、、、

 

スタジアム前まで来ました。

さすがサッカー(イギリスではフットボール)発祥の地。

盛り上がりが違いますね、、、いや、ここで盛り上がってるのは、ドイツ人とスペイン人か。

これだけ熱くなれるものがあるというのは、いいことですよね。

うらやましい限りです。

この頃、、、

ケータイの電波状態が悪く、繋がりにくいなと思っていたら、英国用に購入したsimの会社からメールが

会社側で、異常を察知してメールをくれたようです。

外国の会社とは思えない、お気遣いはありがたいのですが、、、
「お店はココだよ」といわれても、ネットが繋がらない状態ではなぁ~

バスで帰るつもりだったのですが、グーグルが使えないと、何時にどこでどのバスに乗ったらいいかわからない。

地下鉄も、降りる駅は分かるけど、どこでどう乗り換えるかは駅で調べないと。。。

 

試合が始まるまでここで熱気に浸っていようかと思っていたのですが、精神的にそれどころではない感じになってきました、、、

帰れないと困ってしまう。

途方に暮れていたのですが、しばらくしたらかろうじてつながるようになり、帰りの経路を写メで撮って、なんとか無事帰ることができました。
助かりました
もうスマホが無いと生きていけない時代になりつつありますね。。。

 

帰ってご飯を食べてから、パブに行きました。

皆さんテレビでサッカーを見て盛り上がっています

とはいえ、皆さん贔屓のチームを応援しているわけではなく、賭けているチームを応援しているだけだそうです。

ちょっと寂しいですが、それだけサッカーが人々の日常に溶け込んでるってことなんでしょうね。

このクソ寒い中、半袖の人が居ます。。。


英国バイク旅09 ハンガーフォード エーヴベリー

2024年08月17日 23時17分45秒 | 旅行

3日目、一人で旅立つ日ですが、途中までは友人が同行してくれます。

翌日に、イギリスの左下にある世界遺産「ドーセットと東デヴォン海岸」方面に行くつもりで、コッツウォルズ地方に向かいます。

途中で有名なストーンヘンジと並んで世界遺産となっているエーヴベリーに寄ります。

 

自分もそうなのですが、イギリスの友人も高速道路が嫌い。

できれば一般道を走りたい、とはいえ遠くに行こうとするとどうしても高速は使用せざるを得ない。

ということで、目的地近辺まで高速で、アプローチはだいぶ手前から一般道。

コッツウォルズ地方までまだもう少しある、というところで、とても英国らしい風情のある通りに出くわしました。

茅葺屋根、といっても日本のようなガサっとした感じでは無く、つるんとした印象の屋根。

こんな家が残っているのに、観光地化しておらず、無名っぽい。

道草万歳!!

 

エーヴベリーは、ストーンヘンジと合わせて世界遺産となっている古代の遺跡です。

巨石遺跡好きの自分としては外せません(ストーンヘンジは以前に見たのでパス)。

 

羊が放し飼い。

こんなデカい岩をどうやって・・・

円形に並んでいたり、なにか法則があるようです。

雨が降っていたのですが、晴れてきました。


英国バイク旅08 Nuffield Place , Greys Court , Henry-On-Thames , Windsor

2024年07月21日 21時18分19秒 | 旅行

サンデーローストでお腹がいっぱいになり満足したところで出発。

雨も上がっています。

 

National trust 「Nuffield Place」
到着したら、閉まっていました。。。

時計を見たら、なんと17時過ぎ。

もともと出発した時間が遅かったし、ACE CAFEに寄って、雨に降られて、、、

陽が長くて明るいから時間感覚が分からないですね~

Chilterns National Landscapeを次の候補に考えていたのですが、近くに同じくNational Trustがあるというので、そちらに行ってみました。

 

National trust 「Greys Court」

当然のことながら、こちらも閉まっていました。

ただ建物は見えたので、写真を。

こちらが本体でした・・・
このころにはすっかり晴れて、いい天気です

 

Henry-On-Thames

川沿いの街です。

特に何があるという訳では無さそうですが、避暑地っぽくていい感じ。

川沿いのカフェにでも行きたかったのですが、どこも一杯っぽい。

 

ウィンザー城(Windsor Castle)

有名なお城です。

週末は国王が来てここで過ごすらしい。 

当然中には入れません。

陽が傾いてくると寒さが沁みてきます。

カフェでお茶して帰りました


英国バイク旅07 絶品!!サンデー・ロースト

2024年07月19日 00時35分04秒 | 旅行

この日の目的地は、ナショナルトラスト ナッフィールド・プレイス(Nuffield Place)。

に向かっていくと、正面から雨雲が・・・そしてぽつぽつと雨が当たり始めます。

「また来るか、雨の野郎」

と思っていると、先頭を走っていたバイクが突然曲がって姿を消しました。

パブの駐車場です。

「昼飯にしますか」

「サンデーローストですね」

イギリス歴の長い二人の会話に付いていけません

昼飯というのは分かるし、サンデーもローストも分かるけど、関連性が不明。

「サンデーローストってなに?」

「え、知らない?」

知らんわい!!

 

サンデーロースト、それは日曜日にローストを食べるイギリスの慣習もしくはその料理のことです。

日曜のお昼は、パブの料理人が腕によりをかけたロースト料理を安く?提供してくれます。

イギリスの人はみんな楽しみにしていて、家族や仲間で揃って食べに行くのです。

東海地方での「モーニング」みたいなものなのか・・・

さて、いかなるものか・・・サンデーロースト

 

そのまえに、パブというものにあまりなじみがない自分。

過去に何度もイギリスを訪れていますが、お酒が飲めないので近寄りがたく、、、
店に入ってどう振舞ったらいいのか、どこに座って、注文はどうして、おカネはどうやって払う?

そして、きちんと会話ができるのか、意思疎通は可能か?

一人なら絶対無理ですが、今回は後についていくだけなので、安心です

 

席がいっぱいで、交渉の末奥の部屋へ。

メニューを見せられて、ローストにはいろんな肉があることを知る・・・

ローストと言えばビーフ、それしか思い浮かばないのですが、豚やチキンや羊まで、よりどりみどり。

自分は無難にビーフにしましたが、チキンもおいしそうでした。

ウェイトレスが注文を取りに来ます。

「jaojoosfgjweoir0qsdkmao@ir@gierjknasjdfphaiug@air」

「ビーフ、プリーズ」

皆さんの真似をします。

「kaaafgjeiorkalkdnfajdpfaoidjgalda:idj@famd:lakmgr@his:kmhsekrjjsfa」

「????」

「飲み物なににしますか、だって」
通訳がいると、助かります~

注文を終え、何やら店員と話をしています。

立ち上がって

「あっちに行きましょう」

「え、席変わるの??」

「荷物は置いといても大丈夫ですよ」

 

行って見ると、バイキング形式のようです(店によって違います)

料理人が目の前で切ってくれます。
うまそ~

その隣で野菜やポテトは取り放題。

ちょっと欲張り過ぎましたかな・・・

真ん中の窪んだパンのようなものの中に、グレイビーソースをいれるらしい。

ロースト埋もれて見えませんが、十分満足できる量がありました。

イギリスは食べ物はおいしくない、というのが定説です。

確かに当たりはずれのギャップが激しく、かつ、はずれの確率が格段に高いのは確かですが、、、

おいしいところはおいしいです

ここは超当たりの店でした

ただ食べきれず、ポテトはお持ち帰りしました。。。

 

店の名は・・・

すみません、記憶になく、店の外観の写真もありません。

Nettlebedという町の、Innと併設されたパブで、Nuffieldni向かって道路の右手にあります。

ちなみにお値段は20ポンド(4000円)くらいでした。


英国バイク旅06 聖地巡礼ACE CAFE LONDON

2024年07月18日 00時09分00秒 | 旅行

翌日、野球の試合が無くなったから、と、フラっと現れたレンタルバイク屋のTさんを加えて、バイク乗りの聖地ACE CAFE LONDONに行ってきました。

ACE CAFEといえば、カフェレーサー発祥の地。

1960年代まで遡りますが、若者たちが夜な夜なバイクで当時唯一の24時間営業だったACEに集まり、ストリートレースでスピードを競っていたそうです。

その当時のスピード重視の改造車が、今のカフェレーサー・スタイルの原型となっています。

今のACE CAFEは再建されたものなので当時のモノとは全く違いますが、それでも休日にはわんさかバイク乗りが集まってきます。

同行のお二人も例にもれず、どっかに出かける前にはここの寄ることが多いらしい。

特に飲み物や料理がおいしい訳では無さそうですが、これだけ人が集まるのはすごいですね~

奥では朝からバンドの生演奏も

もう、ここに居るだけでお祭り気分が味わえます。

ACE CAFEのオーナーと一緒に写真を撮らせてもらいました。

ムキムキのロックンローラーみたいな人かと思ったら、物静かでジェントルな感じの方でした。

日本に帰って来てから知ったのですが、公式の通販サイトがあったんですね。。。

けっこうやり手のビジネスマンのようです。

 

土産を買ったりなんだかんだでかなりのんびりしましたが、ツーリングに出発。

 

途中雨に降られました。

イギリス暮らしの長い二人は慣れたもので、「そのうち止むさ」ってな感じで、のんびりしてます。

たまたま雨をしのげる場所があったのでラッキーでした。

イギリスって、コンビニも無いし、雨宿りできるような場所が無くて、通常は気にせずに走り続けるようです・・・

後でいやというほど実感しますが、よほどの田舎道でない限り、脇に停めるところもないので、カッパを着ることも出来ません。。。

イギリスでのツーリングは、雨との闘い。

雨雲を見て行先を決め、いかにタイミングよく休憩するかで、ずぶ濡れになるかならないかが決まります。。。

 

さて今回は木陰で雨宿り、15分ほどでとりあえず止みましたが、雨が防げたのは最初だけで、結局カッパを着ることにしたのでした。

(つづく)


英国バイク旅05 セブンシスターズ(Seven Sisters) ライ(Rye)

2024年07月12日 22時58分41秒 | 旅行

次に向かったのは、セブンシスターズ(Sevens Sisters)。

イギリスの南の端っこにあります。

海から白い壁が直立していますね。

ドーバーの白い壁も有名ですが、現地ではこちらも人気のスポットのようです。

天気も良くて気持ちいい~

来て良かった、バイクで良かった・・・

遠くからだと分かりませんが、近づくほど、その大きさを実感します。

この先には川があってそれ以上は近づけませんでした。

 

ただの牧草地ですが、、、いい景色です。

 

バイクで川向うに進出。

丁度さっき見ていた崖の頂上に近いあたりです。

ココまでの道、最高でした

途中停めるところが無かったので、写真を撮れなかったのが残念です。

 

次に向かったのがライ(Rye)、街並みがお洒落な街です。

お洒落なお店がたくさんあるらしいのですが、あいにく5時を過ぎていて閉まっていたようです。

カフェ?パブ?バー?で一服しました。
(写真はバイクのみ、写っている人は赤の他人です。見ればわかるってか・・・

暗くならないうちに出発。

とはいえ、夜の9時まで明るいので、かなりのんびりできます。

本日はロンドン近郊のHさんのアパートに転がり込みます。

土曜日は宿が無いので、ホントにありがたい


英国バイク旅04 ジョンクーパーさんのお墓参り

2024年07月10日 19時23分21秒 | 旅行

まずは第一の目的であるバイクには乗れました。

次の目的、、、

「ジョンクーパー氏のお墓参り」

ジョンクーパーさんは言わずと知れたミニ・クーパーの生みの親です。

が、その前に、著名なF1コンストラクターでもあります。

F1マシンが「葉巻型」と言われた時代、今では常識となっているミッドシップレイアウトを、誰よりも早く採用して、席捲したのがクーパーさんです。


「世界の自動車 クーパー/ローラ/エルヴァ」より

ミニクーパーのボンネットの2本線(クーパーライン)は、F1時代からのものですね。


「世界の自動車 クーパー/ローラ/エルヴァ」より

そしてクーパーさんの名を冠したミニ・クーパーが発売されたのも、ミニの生みの親であるアレック・イシゴニスさんと交友関係があったことから考えると、自然の成り行きだったでしょう。

最強バージョンであるミニ・クーパーSは今では1千万円くらいしますね。。。

ボクが新入社員のころ(30年以上前)新車のミニを衝動買いした当時は、まだ300万円で買えたので、こっちを買っておけばよかったな~と、言っても詮無いと思いつつ、そう思います

 

さて、クーパーさんの眠っているアランデル大聖堂は、クーパーさんの店があったワージング(Worthing)の近くにあります。

実はクーパーさんには20数年前にお会いしたことがあり、そのご縁もあって、今回のお墓参りです。

そのときの話はまた後日。

サインももらいました

 

サインしながら「こんな本、俺は見たことないぞ」とつぶやいてましたが・・・

 

アランデル大聖堂(Arundel Cathedral)に到着。
たいして有名でもないと思うのですが、すごい。。。

広角にしたせいか写真では狭く見えますが、かなり広いです。

お墓はすぐに見つかると思ったのですが、周囲をくまなく歩いても墓地は見当たらない、、、

大聖堂の中の売店の店員さんや、近所のパブの店員にまで聞いてみましたが、誰も知らないようです

ネットで調べたら確かにここだと書いてあるのですが、、、

 

しかし仕方ない、同行者もいるし、長々と粘ることは出来ないので、あきらめて出発します。

うむむ、、、渡航初日から計画倒れか・・・

(つづく)


英国バイク旅03 いざ!!バイクで

2024年07月07日 00時58分09秒 | 旅行

最寄りの駅から、レンタルしてくれるTさんの車に乗せてもらって、バイクの倉庫へ。

今回借りるのは、ゼファー750。

イギリスのレンタカーがあまりにも高額で、一旦は断念したのですが、、、

イギリス在住の知り合い(Hさん)から自分の話を聞き、個人のバイクをレンタカー登録して格安でレンタルしてくれました。

レンタルしてくれた人(Tさん)は、もともと日本人向けに気軽にバイクが借りられるようなレンタバイク屋の構想があったそうなのですが、、、

自分がTZRに乗ってるということで「同類」と認識されたようで、そこから一気に話が進んだとか・・・

バイク好きなのと、元々旅行業をやってたそうなので情報が豊富で、めちゃ助かりました~

 

とりあえず、一週間のバイクの旅に必要なものを積んで、残りは倉庫に置かせてもらいます。

イギリスの友人のHさんもバイクで到着。

ヘルメットはレンタル(無料)もありましたが、友人が持って来てくれたのを借りました。

 

そして、いよいよ出発!!

イギリスは何度も走ったことがあるのですが、やはり20年ぶりなのとバイクでは初めてなので、

同行者がいるとホントに心強いです

 

まずはガソリンの入れ方から。

2種類あるUnleadの安い方を入れて、店の中に行き、番号(ガソリンを入れる機械にふられた番号)を告げ、カードをかざして終わり。

簡単です。

カードで支払い後、何かペラペラと話しかけてくるので「Yes,Please」と笑顔で言うと、レシートをくれます

おそらく「レシートはいるか?」と聞いているのだと思います。

 

リッター当たり1.5ポンドなので、300円/ℓくらいですね。。。
高いですが、ここは節約できるところではないので気にしないことにします

 

最初の目的地は、アランデル大聖堂(Arundel Cathedral)

ジョン・クーパーさんのお墓参りをします。

 

途中で、バイクを取りに戻ったTさん待ちで、カフェに寄ります。
う~ん、いいですねぇ~ イギリスでカフェ

ほどなくTさん到着。
Tさん、ぶっ飛ばすのでめちゃ速いっす

 

皆さん朝ご飯を食べますが、自分は機内食が合わなかったのと、機内があまりにも寒くて、食欲がないので紅茶だけです。

紅茶は「Tea」ですが、発音が難しく、どこに行っても何度も聞き返され、ちょっと悲しくなる。
結局、旅行中最後の最後までちゃんと伝わりませんでした。。。


英国バイク旅02 英国のキャッシュレス事情 と、電車の乗り方

2024年06月26日 00時40分52秒 | 旅行

驚きなのですが、マン島も含め、イギリスでは現金はほとんど使いませんでした。

現金が必要なのは、せいぜい旧いパーキングの機械でコインしか受け付けないところか、町の小さなテイクアウトの中華料理屋くらい。

どうやら新型コロナが蔓延した時に、現金を手渡しでやりとりするのが忌避されてそうなったということのようで、今やほぼ完全なキャッシュレス社会です

いわゆるタッチ決済というやつで、使うのはデビッドやプリペイドみたいなもの、クレジットカードなど。

ただクレジットカードでも、使えるのはこのマークがあるものに限られます。

自分はカードなんかほとんど使ったことがないので、サインをしないといけないのか、とか、暗証番号が必要なのか、とか、いろんなケースに対応できそうになく、非常に不安だったのです。

でもこれは簡単、カードをかざすだけで支払いが完了します。
たまたま自分が持っていたカードが対応していたので助かりました

 

電車の場合は乗るときと降りるときに、バスは乗るときに行き先を告げて、お店では店員が金額を入力した機械にカードをかざすだけ。

最初どころか、かなり慣れてからも、どこにカードをかざしたらよいか分からず、あちこちでアサッテの場所にカードを読ませようとして恥ずかしい思いをしています

ただ注意すべきは、カード会社によっては使えないものもあり(マン島はじめ、田舎だとアメックスはほぼ全滅)、またその時たまたま読み込めないこともあるので、カードは2枚以上持っていた方がよいですね

これが中途半端に電車だけ、とか一部の店だけ、とか、逆に一部だけ現金が要る、という中途半端な状態だとあまりメリットはありませんが、、、

ここまで徹底されたキャッシュレス社会というのは、いかに現金至上主義の典型的日本人のボクと言えど、やはり便利さは身に沁みて理解でき、これはこれでいいもんだなぁと思います。

カードが2枚ほどあれば、小銭で膨らんだ財布を持ち歩く必要も無いし、支払い時に小銭が増えないように気を遣うこともない。

いざというときには、至る所にあるキャッシャーでカードで現金を引き出すことができます。

政府?の素早い対応により一気にインフラが整備されてキャッシュレスに移行できた、コロナの怪我の功名ですね。

いろんなしがらみや利害関係に縛られて身動きが取れない日本と違って、イギリスは合理的です。

国民全員の考え方が合理的なので、つまらないことで反対するような人が居ないからでしょうかね。。。

 

ロンドンの地下鉄の運賃は、割引や上限があったりで計算が非常に複雑なのですが、1日券みたいなものを購入せずとも、このタッチ決済で自動的に計算してくれます。

最近日本でも、鉄道会社が導入を決めたというニュースが流れていますが、完全に遅れていますね。

ただ日本人は自分も含め現金主義なので、必要ない気もしますが、これだけ外国人がたくさん日本に来ると、旅行者の利便性も考えないといけませんからね、、、

 

そんなわけで、電車に乗ってスラウ駅へ。

途中乗り換え駅でホームが分からず、道行く人に聞いてみます。

「スラウに行きたいのですが・・・」

「JOIJOIJORHXIUHKEIJUHPEKJHPEUIHPF'OIEHPUEHOIJ'K'POK{PJ'FOIFJ'」

なにを言ってるかさっぱり分かりませんが、指さしたホームに行ってみると、電光掲示板に、グーグルマップで指示された行き先が出ていました。

まあなんとかなるもんですね。。。

(つづく)


英国バイク旅01 出発

2024年06月23日 23時23分25秒 | 旅行

出発当日です。

午前中は会社に行きました。

午後4:30の飛行機なので、ギリギリ間に合います。

駅まではヨメさんが送ってくれました。

 

緊張のチェックイン、、、と思ったら、慣れてない人はすぐわかるのか、係の人が寄ってきて、ほとんど機械での手続きをやってくれました

これで精神的にはかなり落ち着きましたが、英国入国までは中継地での乗り換えや、入国審査、預けた荷物の受け取り、SIMカードがちゃんと使えるかどうか、など難関が待ち受けていて、心は休まりません。

国内はスマホが使えるので、とりあえず乗り場まで行って時間をつぶします。

そしてとうとう乗車?乗機?搭乗?

早く到着したので通路側の席が取れたのはよかった。

乗ってしまえばとりあえずは安心です。

 

しかし、英国到着までの間ですっかり体調を崩してしまいました。

とにかく寒い。。。ブランケットを2枚もらいましたが、それでも寒い。

特に自分は寒がりではあるので、体調が悪いのもあってか、異常なくらい寒い。

そして喉が渇いてしょうがないのですが、あたたかい飲み物をもらうも、お酒の試飲くらいの小さなコップに入ってくるのでとても足らず、何杯もおかわりするのも気が引けてできず。

しかも、紅茶やコーヒーは利尿作用があるので避けるのですが、水がおいしくない。

中継地の香港で給水所があったので飲んだのですが、都会の水の味ですね。

機内食も体に合わないというか、正直食べたくないレベル。

そんなこんなで、ほとんど眠れず寒さに震えながらビデオを見て過ごし、やっとロンドンに到着。

 

今って、入国の時に「目的は?」「観光です」「期間は?」「2週間です」なんて問答は無いんですね・・・

パスポートの写真を読み取らせてカメラの前で静止、それだけです。

緊張していただけに、ちょっと拍子抜けしてしまいました

 

問題なく荷物も受け取り、あとはSIMカードがきちんと機能するかどうかですが、、、

ちゃんとつながりました~

現地の知り合いに、バイクを借りる場所までの行き方を確認。

でも基本はグーグルマップで行先を入れて経路を検索すると、全て教えてくれるので、スマホさえ使えればなんとかなりますね。

スラウ(Slough)まで電車で向かいます。

切符の買い方ですが、とても簡単。

買わなくても良いです。

カードさえあればね

(つづく)