慣らし運転でご法度の、エンジンに負荷をかけるの「負荷」ってなんだ??
散々頭を悩ませた末、結論を出しました
急加速。
エンジンに鞭打って、力を絞り出している。。。。確かに負荷がかかっていそうです。
いかんいかん、エンジンはまだ病後間もないので、そんな無理をさせてはいけないよ、と、思います。
坂道を登る。
これも間違いなく負荷がかかっていますね。
うんうん言いながら一生懸命重いバイクとボクの体重を背負い、高い位置まで引き上げるので、エネルギーが要るのは明らかです。
さて、問題です。
次のケースは、エンジンの負荷はどうなったでしょうか?
高いギア(6速)で走行していたら上り坂になり、そのまま登ろうとしたら、力が足りずアクセルを全開にして速度と回転数を維持するのがやっとで、エンジンも苦しそう。
2速ギアを下げて4速にし、楽に速度をキープしつつ登れるようになりました。
エンジンは快調に吹けて、気持ちよく登って行きます。
もう一問
できるだけ回転数を上げないように、早めにシフトアップしていたが、エンジンもモゴモゴ言って苦しそうだしパワーも出ない。
なので、加速度は変えないけど、許容される回転数の範囲で出来るだけ低いギアを使って加速した。
エンジンの効率の良い回転数が使えたので、余力のある状態で軽く加速していき、エンジンは楽に回っている。
①低いギアで楽に坂道を登って行くのは、エンジンに負荷が少ない状態なのか?
②高いギアで登らないのは、非力で力が出ないだけで、負荷はかかっていないのか?
うむむ、、、どっちも正しい気がしてくるのです。
でも②は確かに正しい気がしますので、じゃあ①が間違いなのか・・・?
エンジンには一番パワーの出る回転数というのがあって、その帯域を使用すると楽にパワーを引き出すことができます。
この楽にパワーが出る状況ってのは、負荷がかかってない状態か?
と、いうことですね
楽に出るんだから、エンジンは楽なんじゃないか、と思ってしまいそうになり、ホントにそうなのか?という自問自答を繰り返していたのです
結局、こう考えることにしました。
重量挙げの選手がいたとして、20kgのバーベルを持ち上げるとします。
か弱い女子が「えぇー!!こんなのもちあがんないぃー!!」っと、よろよろしながら渾身の力で持ち上げました。
これが上で言う②のケース。
次に屈強な男子が軽々とバーベルを持ち上げ、「まだまだいけるぞ!!」と豪語している。
これが①のケース。
で、負荷とはナニ?
無論、女子が苦労しながら上げる一方で、楽に上がるから、と男子が一瞬で持ち上げてしまうと、加速度が違うので負荷が変わってくるのではと思います。
あくまでも、同じ速度で持ち上げた場合のはなし。
で、当然屈強な男子の骨は太く筋肉はガッシリしているし、か弱い女子の骨は細く筋肉も無いので、どうしても女子の方が壊れやすく、ダメージが大きそうな気がします。
でも、これはかんがえちゃいけません!!
このイメージのせいで、何度となく思考があらぬ方向に導かれ、混乱させられました
結局、負荷って力のことなのかと思います。
負荷は、20kgのバーベルが骨や関節に加える重さ=力だ、と考えると、楽に上がるか苦労するかではなく、何キロの重さか、というだけかなと。
関節が太かろうが細かろうが、かかる力は同じですよね??
バイクで言うと、どんな加速をするか、どんな坂を登るのか、どんな向かい風の中を走るのか、そんなのが負荷。
高いギアで低い回転数で走っていると、エンジンのパーツのあちこちに、なにやらものすごい力がかかってそうな気がしますし、低いギアで高い回転数だと、軽やかに回っていて負荷が少ない気がします。
これはでも、錯覚?勘違い?なんですよね・・・?
一応結論は出してはみたものの、なんか感覚と合わないところがあって、今一つ気持ちが悪い。
技術屋さんの方々、どなたか教えていただけませんか?