はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

瓦はどうする?

2007年03月31日 00時25分39秒 | 古民家再生
以前お伝えした裏山の状態です。かなり削っています。正面の斜面は45度くらいの角度で登っていますが、横幅はこんなにいらないのでもう少し削ってもらいます。

最近気になる瓦、やっぱりいぶし銀がかっこいいのですが、艶のある真っ黒な瓦があるのです。大工さんから薦められたお値打ち瓦も艶ありですが、色はグレー。もし色違いなのであればこれに決めようかな。いぶしにすると40万円くらい高くなるらしいので。

ただ大工さんいわく、黒いのは雪対策の施された高価な瓦の可能性があるとのこと。それほど雪の降る地域ではないのでそんなことはなかろうと思いますが、それならいぶしにしますね。

東南キッチンにしたので越屋根の長さを半分にして、ういたカネを充当します。
越屋根で家の耐震性が悪くなるような気もするし、ちょうどいいか。

明日設計士のアマチンが来てくれます。ブロック基礎のことを聞いてみたのですが、まだ全体を決めていないに工事が始まったことを非常に危惧しています。

どこを壁にするか、どんな壁にするか等、全然決めていないのに工事が始まっていて、まぁこれから決めるんだろう、くらいに思っていましたが、確かに言われればおかしいですね。多分大工さんの頭の中で、構想が出来上がっているのかもしれません。これを聞き出さないと。

アマチンの力を借りて少し軌道修正です。ちょっと落ち着いて考える時間が必要です。

基礎ブロック?

2007年03月30日 00時43分24秒 | 古民家再生
これが昨日見て驚いた写真です。基礎にブロック・・・・。確かに前の状態でも基礎はブロックでしたし、壊した離れもそう、ネットで見たらログハウスの基礎をブロックで作ったりしていました。

上に乗っているだけならいいのですが、地震が来て揺れたらどうなるのか、そこが心配ですね。大工さんは、きちんとした基礎は増築部分ならできるがもったいない、といいます。

確かに増築部分以外のところはただ石の上に土台が置いてあるだけで、ある部分だけオカネをかけても、というバランスの問題はあるでしょうね。せめてこの部分だけでも、という気持ちもあるのですが・・・・。

まぁ、大工さんはきちんとレベルをとっているので大丈夫というし、もともと大工さんの人柄を全面的に信用して始めた工事なので、最後まで信じないと。疑い出したらきりがないですからね。そんなわけで、このままGo!ということにしました。

一つ思ったこと。古民家の再生に理解のある大工さんなら、もっとスムーズだったろうなぁ。生粋の技術屋的な考えではなかなか理解してもらえないので・・・。まぁ予算がこの程度の金額なのでしょうがないか。

最近嫁が足しげく家に通っている。とてもうれしい。
工事の写真を送ってくれるし。
いえのことを考える時間も多くなったようだ。
よい傾向です。

東南工事

2007年03月29日 00時58分18秒 | 古民家再生
今日嫁が現地で撮ってきた写真です。見事何もなくなっています。
来月には東南の部屋は完成しているそう。
焦ってきました。

相変わらず毎日帰るのは遅いので、じっくり考える余裕がありません。
窓からコンセントからきちんと指定しないとどんどん勝手に作っていってしまいそう・・・。

ところでショッキングな事実が判明しました。
なんと!!基礎はコンクリートブロックです・・・

写真の一枚にブロックが並べてあるのが見えたので、まさかとは思いながら確認したらやはりそうでした。今時そんなことありかと思いましたが、大工さんいわく、これが普通だそうです。

うむむ、、、、心配です。
地震もそうですし、耐久性もそう。
ほんとに思っていたような家になるのだろうか・・・・。

東南の部屋が無い!?

2007年03月28日 00時20分27秒 | 古民家再生
本日の建具は、床の間のある一番西の部屋のもの。写真の右端にあるのが南側の障子です。ごくごく普通の障子ですが、これも再利用です。

網戸が写っていますが縁側の外側にはめるものを現在はずしてたてかけてある状態。

この前の日曜日に建具は全部外して離れに避難しました。
ガラスが入ったものはけっこう重くて大変でしたが、それよりも問題はどうしても外れないのが何枚かあり、よ~く見てみると、家の下側がジャッキで持ち上げてある部分がありました。

そろそろ本格的に工事が始まるなぁ、と思ってはいたのですが、

本日嫁が現場に行ってみるとなんと!!東南の部屋が無かったそうです。

もうそんなところまで進んでしまったか。
まだ考えていないことたくさんあるのに・・・・。


工事開始!!

2007年03月26日 00時31分38秒 | 古民家再生
本日の写真は建具シリーズ。2種類あって、片や玄関土間とその西側の和室を仕切るもの、もう一つはその和室の北側和室(北キッチン案のキッチンの場所)の間の建具です。

このを見覚えのある人、ナカナカ鋭い眼をお持ちですね。
そう、薪ストーブを置く場所の1案として掲示しましたねぇ。

本日、昨日と家に行ってきましたが、だいぶと工事が進んでいます。

まず裏山。相当削られています。西に向かって登る重機が登れるほどの道ができていました。そして山の上は・・・・。

物置のところまで重機が全てをなぎ払い、何も無い平らな状態に、そして子供と植えた柚子の木もいずこへ・・・?
大工さんの親切でやってくれたことだけに、うむむ・・・・、仕方ないか。

そして家の方も、玄関土間より東の、今度風呂とキッチンになる部分は天井が取り払われて、上にあった柴が下ろされていました。同時にかまどの煙で煤けて真っ黒だった土壁は全て壊され、さびしい姿に。

さあ、いよいよ始まったか、といった感じですが、このペースで行くと「決めないといけないこと」にまた追いまくられる生活が続きそう・・・。誰か手伝ってくれい!?



東南キッチン!!

2007年03月25日 03時27分23秒 | 古民家再生
本日の建具は、2種類あります。

立てかけてあるのが東南の部屋と玄関土間を仕切るガラス戸。少し古い家にある、別段珍しくも無いものです。

あと左に見えているのが、玄関西の和室の南側の障子で、下半分がガラスになっています。これも別に高級感溢れるような逸品ではないと思います。

でも、どちらも再使用の予定なので大事にしておかないと。

本日の朝、嫁から「東南キッチンにする」旨発表がありましたので、今後は東南キッチンで進めることになりました。

東南キッチンで問題となるのがトイレの位置。
現在は、北東の角の風呂場の南側に置いていますが、これをどこかに持って行けば2畳+α(北側を増築した分トイレが広くなっている)キッチンが広く(10畳→12.7畳)なります。

一番の候補が玄関北の板間。北東角の風呂から西に向かって脱衣所、トイレと並ぶことになります。

当然のことながらキッチンは広いほうが良いと考えて、配置も前述の「+α」の部分を有効に活用して理想的に収まるので、ぼくは非常に気に入っているのですが、この案は嫁の強力な反対にあっていて、絶滅の危機に瀕しています。

実は先週遅くまで考えて出した結論がこの案だったのです。やっと日の目を見ることができると思ったのですが・・・・。

薪ストーブ4

2007年03月24日 01時05分30秒 | 古民家再生
建具シリーズ第2段です。南側和室の西(床の間部屋)と東を仕切る木の建具です。
なかなか立派に見えますが、実は普通です。

これはこのまま使用するつもりなので、大事に残しておかないと。
工事が始まったらどんな風になるのか見当もつきませんが、どこかに避難しておいた方が無難そうですね。

さて昨日の続き。薪ストーブと北キッチンの配置がどうもうまくないですね。
こんなときは直感で、エイヤ!!

薪ストーブは玄関土間に置くことに決めました。これは理屈ではなく、最初、買ったときからからココに決まっていたような気がします。

キッチンは・・・・・、なんとかします。
冬の朝早くに起きて、寒い中多分すぐに暖かくなって欲しいのだと思うと、薪ストーブは疑問が残ります。薪をくべて、火がついて、ストーブが暖まるまで相当時間がかかると思われます。床暖房でも入れましょうか。



薪ストーブ3

2007年03月23日 01時28分05秒 | 古民家再生
今日から建具シリーズです。このふすまは一番西側和室の南と北を仕切っているもの。
なかなかかわいい絵です。
このまま使用したいところですが、相当黄ばんでいて、再使用に気分的に耐えられるかどうか・・・・。嫁からも反対されそうです。

さてまた薪ストーブの話です。
昨日の条件で考えてみると、すぐに暖かくなって欲しい面はそのまま、後でじっくり暖かくなって欲しい面に蓄熱材を設置すると良いことになります。

東南キッチンの場合、玄関土間の奥に南に向けて背面に蓄熱材をおけば、キッチンと居間はすぐ暖かく、北の板間(本棚とかステレオとかの趣味のものを置く部屋として、アカデミックルームと名づけました)とその西の部屋(ここを寝室にする)はじっくり後でも暖かく、ベストな案となりました。

一方北キッチンの場合は難しく、キッチンと居間の間のどこかに設置すると、どうしても寝室となる東南の部屋までが遠く、蓄熱しても暖かさが届かない可能性があります。

しかも冷たい土間を間に挟んでいますので、逆に東南の部屋は完全に密閉した方が良いということになります。
これではまるで意味がありません。
でも居間やキッチンで薪ストーブの火を眺めながらくつろぐことができるのは大きいです。夏場は邪魔くさいかな。・・・

そう、薪ストーブを中心に考えると東南キッチンがいいのです。

しかし薪ストーブだけでキッチンの場所を決めるわけにはいきませんよね~。

薪ストーブ2

2007年03月22日 00時14分57秒 | 古民家再生
物置の写真です。屋根裏を撮ったのですが暗くてよく分かりませんでした。壁は全て土壁で、一面ひび割れています。梁なんかもけっこう太いものを使用していますが、虫に喰われて穴がいっぱい・・・・・、大丈夫でしょうか。

さて、薪ストーブを考える上でもう一つ重要な要素があります。熱を蓄える、蓄熱です。

隙間風の多い家なので部屋の空気は暖まらない、なので輻射熱を利用することにしましたが、ということはストーブを消したら寒くなってしまうということ。
これではせっかく何十畳も暖める能力を持つ薪ストーブがもったいない。
なんとかこの熱を冷蔵庫みたいに貯めておく事はできないのだろうか・・・?

蓄熱するのに適しているのは熱しやすく冷めにくい物体。
なかなかありません。仕方が無いので熱しにくく冷めにくいものを探すと、コンクリートが安くてよく使われています。

これをうまく使えば、一日中暖かい家が作れるのではないかと、必死で考え中です。

まず火をつけてすぐに暖かくなって欲しい場所、キッチンや居間は、ストーブからの直接の輻射熱を受ける場所。
続いて、火をつけてもすぐに暖かくなくても良い場所、もしくは火を消した後でも暖かくあって欲しい場所、寝室ですね、ここには蓄熱体からの輻射熱を受けるところ。

こうやって考えると、間取りによってストーブの位置が変わってきますねぇ・・・・

薪ストーブ

2007年03月21日 01時10分23秒 | 古民家再生
昨日の和机の引出しの中身です。お宝は無いです。さすが、外に放置してあっただけあって、目ぼしいものは何も無く、少しがっかりです。

さて北キッチンの寒さ対策、まず考えるのは薪ストーブの位置です。
玄関土間にしたいというのが希望なので、とりあえずそれを前提に考えます。

薪ストーブの暖かさには2種類あります。

一つはストーブの熱が直接届く輻射熱。
焚き火にあたると火に向いている顔やお腹は暖かいけれど背中は寒い、あれのことで、何かにさえぎられると、その先には届きません。

でも焚き火があったかいように、気密性や断熱性能に関係なく暖がとれるし、壁や柱やその他家にあるもの自体が熱を持つので、不快な風も無く、ほんのりとやわらかな暖かさが特徴で、古い家にはとても有効なのではないかと思っています。

もう一つはストーブの周りの空気をどんどん暖めることによって部屋全体があたたまるというもの。こちらは言うまでもなく隙間風の入る家では効果がありません。

ぼくの家、一応サッシ等は入れるつもりではありますが、どこまで気密性が保てるのかはなはだ疑問です。たくさんお金をかければそれなりにはなるのでしょうが、費用対効果を考えるとあまりそこに注力するのは賢くない気がします。

そこで、後者の空気を暖める効果についてはあまり期待するのは止めて、ウチの薪ストーブは輻射熱で暖をとることを考えようと思います。


越屋根決定!!

2007年03月20日 01時49分05秒 | 古民家再生
写真の机、北側の軒の下に放置してあったものです。新聞紙が貼り付いて汚く見えますが、少し磨いたらツルツルのピカピカに・・・!
木はけっこう良いものを使用しているようで、造りもしっかりしています。
さすがに足の先は腐っていますが、なんとかなるでしょう。

3つづつ双方にある引出しは一つ足りませんが、パソコン用の机が一つ欲しいと思っていましたので、これはうれしい!!近所の骨董屋でもこの手の机は1万円近くは最低します。

さて表題にもあるとおり、越屋根の長さ、決定しました。

薪スト-ブの位置を決めてからのはずでしたが、北キッチンの暗さをできるだけ解消するために、越屋根からの採光に期待することにしました。

つまり考えていた一番長いケース、玄関土間とその西側の居間の上部の約7.2m(畳の長辺90cm×4)に設置します。

これなら居間の方も明るくなりますし(天井をはずせばですが)。
そう、キッチンを吹き抜けにすると冬場は寒いので、天井板の代わりに、中空にして2枚重ねたアクリルの板でも敷こうと考えています。

問題はオカネですが、まぁなんとかなるでしょう。真北のキッチンという、家相の教えに反することをするので、それなりの対応が必要ですよね。

あとは寒さ対策か・・・。

薪ストーブ

2007年03月19日 00時30分21秒 | 古民家再生
時計シリーズ第3段、カシオのデジタル腕時計です。デジタルが世に出て間もない頃のだと思います。この時代には100円で時計が売っているなんて、考えられなかったでしょうね。

さて悩ましい薪ストーブの位置。
どうしても玄関土間に置きたい、これはこの家を見たときから思っていることです。
土間のコンクリートを暖めて(蓄熱)、ストーブの火を消してからもしばらく暖かいように、また灰の掃除で多少汚れても良いように、夏場でも邪魔にならないように、玄関を開けたらまず目に入る「家の顔」として、「ここしかない!」と思っていましたが、この位置だと唯一キッチンが、一番肝心な場所が暖まらない。しかも鍋をのせて料理したりするのには少し距離があります。

かといって居間に上げてしまうと上述のメリットは全て失われてしまいます。
東南の部屋まで輻射熱が届けばよいのですが・・・。

おやまぁ!?間取り決定!!

2007年03月18日 01時22分59秒 | 古民家再生
時計シリーズ第2段!女性用の古い時計です。多分手巻きで石を17個使っているので、普通レベルの時計でしょう。メーカーは・・・聞いた事の無い名前でした。

さて、本日間取りがあっけなく北キッチンに決まりました。

昨日書いたとおり、ほぼ東南キッチンに気持ちは傾いており夜中の2時まで流し台の置き場所を考えていたのですが、今日の朝嫁と話をしないまま大工さんとの調整に向かいました。

大工さんと話しているうちに、用事を済ませた嫁が合流、あれよあれよという間に北キッチンに決まってしまいました。

これで、朝日の差し込む明るいキッチンで取るお洒落なブレックファースト(朝食)は夢と消え、玄関土間にテレビを置くという案は、ついに日の目を見ることはありませんでした(ストーブを置いて暖めた玄関土間をリビングに取り込む画期的なアイデアだったのですが・・・・・)。

キッチンに関しては嫁の思い通りにするということは当初から決めていたので、気持ちを切り替えて、まずはストーブの位置から考えないとね。

昨日は東南キッチンでいいって言ってたのになぁ・・・・。

まだ迷う

2007年03月17日 01時17分45秒 | 古民家再生
写真は外に放置してあった机から発見された時計です。メーカー、年代ともに不明。
メーカー名がどこにも書いていないのって珍しいですよね。

さて、一旦北キッチンに傾いていた間取りですが、ここにきて俄然東南キッチン案が再浮上。
なぜそんなことになったかというと・・・・。

頭で考えると断然北キッチンが有利なのですが、やはり暗い寒いの対策が絶対必要で、このためにガラスの瓦を使ったり天窓を考えたり床暖房つけたりと、小手先の技術で対処する必要が出てきます。

どうもこれがイメージと違うんですね、ごちゃごちゃしすぎます。
で、嫁に聞きました。
「直感ではどっち?」
「東南」
即答でした。
理屈は全くないのですが、ぼくは嫁の直感には全幅の信頼を置いています。

そうか、やっぱり・・・・。

シンプルさでは東南キッチンにはかないません、自然に暖かく何もせずに明るい。
東南キッチンの場合はトイレの位置が玄関北の板間にはみ出すので、これがネック。
あとは12畳のLDKを狭いと思うか広いと思うかです。

ぼくは十分な広さだと思いますが・・・・。

瓦2

2007年03月16日 00時25分10秒 | 古民家再生
写真は山を削る前のもの。昨日の写真と比べると、違いが良く分かります。
今となってはなんだかすっきりした気分なので、不思議です。

家のパソコンが復活しました。さすがに会社のパソコンで書くのは気が引けるし、先日会社のデータを家に持ち帰って仕事をしていた人が懲戒処分になったので、少しびびっていたのですが、新たにパソコンを調達してきました。今後はこれでばっちりです。

さて、悩み中の瓦の話です。
大工さんから提案された瓦、ツヤのあるタイプでデザインは重そうな感じ。
希望は普通のツヤなし銀色、と思っていたら、これって結構高価な瓦らしい。

現在の見積もりはツヤありで考えられていて、これをツヤなしに変更すると1万円/坪高くなるとのこと。
う~ん、まぁいいか、これでも。少しモダンな感じになるけど、40万円は出せんなぁ・・・。