先日、ウチの部の管理部門の女性がボクのところにやってきて、こんなことを聞くのです。
「会社の自転車借りていますか?」
あぁ、そうだ、朝借りて、乗って帰ってきて・・・・・
工場は広いので、遠くの建物に行くときは自転車で移動するのです。
ポケットの中を探すと、鍵が無い
おろおろしていたら、
「鍵付けっ放しですね?」
「あ、はい、そうです、そうです」
「あと他にもありませんか?」
「はっ?」
「最近自転車の鍵が無くて、調べたら全部はるにわさんが借りたままになってて返しておられないようなので」
「あ、、、あぁ、もしかしたら・・・・・なんだか鍵返した記憶が無いような・・・・」
「わかりました、自転車に鍵が付いてないか、確認しておきますね」
「あ、はぁ、すいません、お願いします」
あぁ、びっくりした~
確かに、自転車に乗って帰ってきて、自転車置き場に自転車を置いたらなんだか安心してしまっているのか、鍵を付けっ放しで来てしまうことは多かったのですが・・・・
このところ、鍵を返した記憶が無いのは確か。
やはりボクのせいか・・・・・
自転車を借りる時には、台帳に名前と鍵を借りた時間を、鍵を返すと同時に返した時間を、記入します。
返していなければ、当然返却時間が空白になっているので、調べればすぐに判ります。
ヤバイな。みんなにものすごく迷惑をかけてしまっています
これから気をつけよう
しばらくして、先ほどの女性がやってきました。
「鍵ありました?」
「ありました、あったんですが・・・・」
「???」
「自転車自体が見つからないのが1台あるんですが・・・」
「え・・・・・・」
うむむ、、、、どっかに乗って行って、歩いて帰ってきたのか・・・・・・
確かに、歩いて帰る途中で思い出して取りに戻ったことが何度かあります。
「ちょ、ちょっと、どっかに置き忘れてきてるかも・・・・」
「わかりました、そしたら探してきますね」
「あ、いや、自転車で行く場所は決まってるので、今度行ったときに見てきます」
「そうですか、それじゃあ、宜しくお願いしますね」
「あ、はい、すいません」
やさしい女性でよかった~
そういえば、この前自転車で出掛けた帰りに、職場近くの建物に立ち寄った光景が頭に浮かびあがってきました。
近くなので、そのまま歩いて帰った可能性は非常に高いです
行ってみると、よかった、ありましたぁ~
そのまま、その自転車に乗って遠くの建物に行って、帰りも忘れず乗って帰ってきましたぁ~
翌日の朝、、、、ふと思い出して愕然としました・・・・
鍵を返した記憶が無い
急いで自転車置き場に行って自転車を確認し、鍵を持って帰ってきて、やっと返却です。
やれやれ、これで一件落着か
鍵置き場に鍵を置いて、台帳を見ると・・・・
なんと!! 開いた台帳のここ最近の1ページでは、貸し出された自転車の番号は全て同じNo.124!!
つまり、5台ある自転車のうち、1台しか稼働していない状態・・・・
1枚めくって、空白の返却時間にしっかり時間を記載してそっと台帳を閉じ、静かにその場を離れたのでした・・・・
ごめんなさい・・・・・・・・・