バイクのカバーをめくったところ、なにやら異臭が・・・
そして目に入ったのが、燃料タンクのモジャモジャ
「なんじゃこりゃ・・・?」
パッと見て、塗装の異常とわかります・・・
それでも、塗装が浮いてるのではなく、何かが付いてるんじゃないか・・・
と、祈るような気持ちでよ~く見てみますが、、、
下の金属が見えていて、これはやはり塗装が浮いているようです
「な、、、、な、なんでこんなことに・・・・」
目の前の光景が信じられず、その時は夜だったこともあり、どんよりとした気分で家に入ります
このショックはちょっと大きく、想像以上に落ち込みました。
バイクを復活させるうえで、タンクの状態は非常に重要なのです
クルマでもそうですが、ボディーがキレイかどうかで価値が大きく変わります。
クルマと違って、バイクのボディーで唯一金属が使用されているのが燃料タンク。(ちょこっとフレームもあるけどね)
その他の部分は大抵プラスチックです。
このタンク、基本は鉄でできていて、ちょっと使ってないとすぐに錆びるんですね
塗装の状態は、クルマでもバイクでもその価値に大きく影響しますが、そりゃそうです。
パッと見て「キレイ」と思うか「ひどいな」と思うかです。
しかも、いくら外目がキレイでも、タンクの中が錆びていると、内臓疾患があるようで気持ち悪いんですよね
このバイクはひどく長い間放置してありますが、奇跡的にタンクの中は錆び一つ無い、とても良い状態のタンクだったのです。
だからこそ、復活させようという気にもなっていたのですが・・・
カラーリングがカッコよくて、とてもお気に入りのバイクだったのです。
結局すっかりしょげてしまい、ヤフオクで見つけたカウルはそれから見る気にもなれず・・・・
さて、それからしばらく月日は流れ、、、、
やっと気を取り直し、「夜だったので、もしかしたら見間違いかも」という淡い希望にすがりながら、現実的にはこれ以上被害が広がらないように処置するため、明るい日の光の中みてみました。

やはり異臭がします。
あぁ、、、やっぱりあった

・・・・・

これは間違いなく、塗装が浮いてますね。
下の金属が見えています。
何かの液体がかかって流れていますね。
フレームの塗装は痛んでいません。が、フレームはどのみち使用不可です

なんでしょうか、この液体は?

全く記憶にありません。
温度センサーを流用するためタンクを外したりしましたが、それ以来放置していました。
その時に何かかけたかというと、そもそも塗装が剥げるような液体を使ったりはしませんよね
う~ん、あるとするとブレーキフルードでしょうか。
でも漏れたような痕跡もないし、漏れてもこんなところにはかかりません。
不思議です・・・・
諦めてパーツ洗浄剤で洗いました。
とてもキレイに塗装が剥げていますね。
逆に塗装を剥がす時に使えそうな液体です・・・

キレイになりました。
さぁ・・・・どうするかな。