焚き火で鍋をするとき用にトライポッドを自作したのですが・・・
鍋の高さを変えるのに、吊るしている鎖にカギを引っ掛けて調整するのですが、これがけっこう面倒でした
鍋を釣った状態では重くてやりにくいので、鍋を持ち上げつつ、カギを持ち、鎖を固定するとなると、二人がかりの作業。
なんとかならないものか、ずっと考えていました
どうしても参考にしたかったのは、囲炉裏などで使う「自在鉤」です。
吊り下げる紐に木の棒(魚をかたどったものが多い)が通してあり、棒の先には吊り下げる紐の一端が付いています。
紐は滑車で吊り下げられていて、木の棒を上下させると、鍋の高さが変わります。
ずり落ちないかというと、鍋の自重で棒が引っ張られて斜めになり、棒の穴と紐の摩擦が大きくなって固定される仕組み。
棒を持って鍋を持ち上げると、棒の角度が変わることで紐がリリースされ自由に高さを変えられます。
再び棒(鍋)を降ろすと、自重で固定されるという訳で、片手で簡単に操作できます。
よく考えたものです・・・
さて、これをトライポッドに応用しようとすると・・・
一番のネックは、最大でも吊り下げた紐の長さの半分の高さまでしか上げられないこと。
ポッドの高さがそれほどないので、これは致命的です
その他紐の強度とか、棒の長さが短いと使いづらそう、長いと邪魔くさそうとか、いろいろ出てきます。
なにかもっとシンプルに自在鉤が出来ないか、、、
鍋をするたびに気になっていたのです。
そして先日、ランタンなどを引っ掛けるハンガーを考案していて・・・
「こ、、、これだっ!!」
というものを思いつきました
明日につづく。。。