なんだ坂こんな坂負けないぞ

2013-04-07 22:47:37 | やっぱりKEME君が好き
今日の、東海道新幹線、停電の影響で、90分待たされて、それでも、まあ無事に帰宅した。
ところが
法事の後というのは、荷物が出発時より倍に膨れ上がる。
親戚一同のお供えを皆で分けたり、それぞれが手土産などを交換し合ったりするから、また、私は実家に帰省して、御米を1升ほどありがたく頂戴してきたものだから、ガラガラキャリーバックはパンパンだし、整理してチェックアウトしたはずのハンドバックの中から自宅の鍵が見つからない!!
車が無いから夫は外出中、娘はいるはずなので、ピンポンするが反応なし
電話すれども反応なし
メールすれども反応なし

ごそごそと玄関先で荷物をひっくり返していたら、お隣のご夫婦に不審な私の姿を発見されてしまった。
お隣のご夫婦・・Aちゃんのめちゃくちゃイケメンのダーのお父様お母様・・・

娘は昨日の法事で日帰りだったので、おそらく爆睡中だと思われる。
でも電気がついているからってAちゃんのお義父さまが
庭箒に長い棒を刺して娘の部屋の窓をコンコン・・・してくださった。
おかげで娘もようやくびっくり気づいて、無事鍵を開けてもらえました。
Aちゃんのお義父母さま、ありがとうございました。

「馬鹿か!」
これが娘の一言
「馬鹿です」私・・・。

荷物を整理しても鍵はでてこない。
何処で落としたのだろうかと、冷や汗が出る。
寺か、墓か、ホテルか、実家かコインロッカーか、駅のカフエか・・・
結局、バック イン バックの底の更に底のポケットテイッシュの下・・・に埋もれていた。

つくづく嫌になる・・馬鹿だねえ。

マイペースを貫く、今の佐藤君の姿を思い出して、自分を慰める。
(こんな場面で引っ張り出して・・ケメごめんね。)
誰になんと思われようと、自分の愚かさはそう、その通り、悪あがきせずに受け止めて、自分に出来ることは誠意を込めて生きませう。
写真は、私のリクエストした
「今が好き」
を歌ってくれている佐藤公彦氏。


今夜は、
なんだ坂こんな坂負けないぞ・・・「坂をのぼるの唄」を聴いて寝る!!




再び西へ東へ

2013-04-07 12:50:02 | 日記
昨日は心配したほどの暴風雨にみまわれず西へ移動し、無事法要を済ませ、今日は一昨日の予報に反して、肌寒くはあるけれど、さほどの荒れ模様にならず、満開で耐えた桜も堪能して、ありがたくホテルをチェックアウト、新幹線の車両に乗ったはよいが、名古屋~岐阜羽島間で停電がおこり、もう1時間も車内に缶詰め状態であります。

生田敬太郎

2013-04-04 23:48:07 | やっぱりKEME君が好き
人生戻り道寄り道ついでに

「生田敬太郎」
のことを書いておこう。

元祖「およげ!たい焼き君」のシンガー。
この曲をひらけ!ポンキッキで最初に歌っていたのは、生田敬太郎だった。
でも契約やらなんやらで、悲しいかなレコード化された時には
「子門真人」が歌っていた。
生田はんには何にもお金が入らなかった。面白くなかっただろうなあ、くやしかっただろうなあ・・・でもあのハスキーボイスであれだけヒットしたかどうかは不明だわね。
数年前に晴れてカヴァーできたそうで、良かったです。



私は
「この暗い時期にも」
で、ファンになった。
フォークシンガーというよりもソウルシンガーだ。
ただ、この曲の歌詞に少々疑問を抱いている。
ヘルマン ヘッセ愛読少女としては、作詞 生田敬太郎 と 堂々と書いているのが解せなかった。
でも 誰も突っ込まないからいいのだろう。
いつか生田はんに訊ねてみたいけど、きっと、ヘッセ愛読者だったとは白状しない気がする。



この暗い時期にも
歌:生田敬太郎作詞:生田敬太郎作曲:生田敬太郎

この暗い時期にもいとしい友よ
僕の言葉を聞いてくれ
だましたり苦しめたり はずかしめたり
見放したりおどしたりなどはしないから
この世じゃ どうしようもないことなどない
人は独りということ以外にゃ
人生は甘いものにせよ 苦いものにせよ
好ましいものとして役立てよう

(全部書くと著作権法に触れるから一部分)

これは何行かが、ヘッセの詩そのまんま・・・。

でも、生田敬太郎の歌で、しびれるのだわ。
ヘッセだと、とっても気難しいのに。


いつも凄い酔っ払いさんで、酔ってないと動かないらしい。
彼の名曲の中に
「地下室」
というのがある。
作詞は佐藤公彦氏。
先日、その話をした時、佐藤君は
「あ、あれね、あの歌詞は僕のなんだよ!」
と、胸を張った。
知ってますよ~勿論。
当時のエレックレコード社の地下室のことを歌ったそうだ。 それは遠い昔にラジオで聞いた気がする。

どちらもいい歌だ。

高田渡氏が「生田はげんきか?」なんて心配したほどの大酒のみだそうだが、近いうちにライブに行こうと思っている。
筋肉隆々の酔っ払いだそうだ。

寒い!!

2013-04-03 23:57:01 | 日記
春の嵐が週末に台風規模で来るらしい・・。
舅の13回忌なんだけどなあ・・・

今日もとっても寒かった。
冬に舞い戻ったみたいで、ダウンジャケットをはおってニット帽をかぶってしまった。

今年は「青い空に桜」・・・というより、曇り空に映えない桜を見ることの方が多かった。それでも桜が咲いている景色はほっとする。

これはようやく咲き始めた実家の桜



うちの猫の額の花壇のチューリップは、いつ開いたらよいのか思案中のようで、ずっとつぼみのままだ。
いち早く春を告げていた水仙は全部終わっている。
ムスカリはとにかくまっすぐ、つくしんぼみたいに硬くなって頑張って立っている。
パンジーは昨年の冬からずっとピラピラと咲き続けていて、強いなあ・・・。

子どもに読み聞かせた絵本を思い出した。

ちっとも冬が終わらないからみんなが寒くて困っている。
どうやら「冬」が居座っているのだ。
森の動物やら住人がみんなでおばあさんに「なんとかしてよ~」とやってくる。
おばあさんが

「もう春だよ~」
みんなも真似して「もう春だよ~~」

って、大きな声で叫ぶと、居眠りしていた「春」がびっくり大慌てで、「冬」を蹴散らしてやってくるとかなんとか・・・

ちょっとあやふやな記憶だけれど、そんなお話。

いろんな天気の日がある。
人の心のお天気もさまざま。
同じもの見ても
同じもの聞いても
同じ世界にいても
うんうん・・・て、うなずいていても
本当はみんなの心の中は違うお天気。
でも
そっと寄り添ってみたり
自分の「我」をしまうと
聴こえてくる声がある

自分は誰かになれないし、誰かの心がまるっとわかることは無いけれど、
ほんの・・・刹那の瞬間に、感じることがある。

もちろん錯覚かもしれない。

家族でも友達でも、誤解しあっていることが実は多い。
家族はそれが積み重なっていくから
何十年もかけて、大変なねじれ家族が出来上がる。
友達とは、しばらく会わない日があったりすると、軽くリセットされたり、素直に謝ることもできるから、そこまでねじれないし、また、そんなにねじれるようなら、自然と縁が薄れていく。そして、ちりちり痛い思い出の片隅に沈み込み、いずれ消去・・。

家族とてひとりひとり
「ご自分様」が、服を着て歩いている。

私にはまだ家族の暖かさというものがよくわからない。

「もう春だよ~~」
って叫んだら来るのかな。

1年中乱れ咲き、狂い咲きの、なかなか、あくの強い(個性が強い)家族の中で、自分は雑草になろうと思う。