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福島原発の吉田元所長が食道がんで亡くなる

2013-07-09 | ブログ

福島原発事故は、2011年3月11日。

その日から、東電吉田元所長は、壊れた原子炉と戦い、2011年12月1日付で病気療養のために所長職を退任するまで頑張ってきた。

退任後は、食道がんの手術を受け、療養中であったが、今日亡くなった。

未だ、58歳。

ご冥福をお祈り申し上げます。

 

吉田元所長の原発事故による被曝と食道ガンについて、公式には、被曝線量は累計約70ミリシーベルト。被曝と病気との因果関係は極めて低いとしている。

しかし、「因果関係は極めて低いは、本当かな」という気がする。

未だ、原子炉から放射能は漏れ出しており、収拾していない。

地下水では、高濃度の放射能を含む水が、太平洋に垂れ流されている。

原子炉が破壊された本当の原因も未だ分かっていない。

本当に、津波による電力が供給されなかっただけの問題なのかが分かっていない。

なにしろ、その後、水素爆発したから、地震による破壊かどうかが分からない状況になった。

 

原発推進派は、原発の事故では誰も死んでいないと言っているが、事故後起きてから、未だ、2年と4ヶ月。

強い放射能を浴びない限り、直ぐには死なない。

これから、ガンでなくなる人は多くなると考える。

特に、未成年のガンの発生率は、高くなると考えられる。

住民の健康診断を実施し、未成年者のガン発症率を常に注視し、その率の変動を注意深く見る必要があると考える。

また、妊婦の子供の死産率を見る必要があると考える。

 

休題:

原発事故により、牧場が運営できなくなり自殺したり、避難生活で亡くなった人はいる。

放射能を直接被曝した結果ではないが、原発事故による自殺とは、因果関係があると断言できる。

次の選挙は、原発を推進しない党に入れる。

よく言われるが、汚水処理施設のない、水洗トイレは、いずれ、糞尿で溢れる。

放射能を処理する方法、その処理施設設置場所、スケジュールを決め、道筋ができて初めて、原発の再開ができると考える。

現在の国会議員は、何故、先延ばしにして、その検討をしないのか、不思議でならない。

多分、年寄り議員は、「俺たちは、20年後は、死んでいるから関係ないわ」と嘯いているような気がする。

そう言う観点で、私は、若い候補者に投票する。