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参議院選、その後

2013-07-22 | ブログ

太田房江と聞いて、わかる人は、大阪人ぐらいと考える。

横山ノックのあと、2000年~2008年まで、2期大阪府の知事だった。

先日、自由民主党の広告看板に、太田房江氏のポスターが、4枚貼られていた。

このおばさん、どこかで見た顔やなと思い、名前を見たら、太田房江、元大阪府知事と書かれていた。

今回、自民党の比例区で立候補。

なんとか滑り込みセーフで、参議院議員に当選。

比例区の次点者との差は、300票。

 

ブラック企業の代名詞と化した、和民の元会長、渡辺氏も当選。

 

京都の選挙区では、民主党の前原氏が推していた民主党議員が落選。

共産党が、滑り込んだ。

大昔の京都府知事は、共産党の知事だった蜷川虎三氏。

1950年から1978年まで8期知事を務めた名物知事。

 

比例区でも、民主党の大物政治家が(石井一氏、鹿野道彦氏)が落選。

東京都の選挙区でも、民主党候補が落選。

 

でもしかは、ないが、維新の会とみんなの党が、選挙協力していたら、当選した選挙区が、京都、福岡の2選挙区あった

選挙後の会見で、野党が惨敗した結果を受けても、維新とは組まないと言う発言をするような党首は、いただけない。

こんな党首だから、票が伸びない。

比例区では、真面目に政治に取り組む(放射能、震災被災地、薬害等川田龍平氏に投票した。

党首嫌いでも、良い政治家には投票する。

 

みどりの風、緑の党、生活の党、大地が比例区で、ゼロ。

 

生活の党の党首のお膝元、岩手県で、敗退。

選挙区、比例区でも当選なしの状態。

 

みどりの風に至っては、参議院の議員4名から0名になった。

衆議院の2名だけの党で、政党要件を失った。

なお、その2名とは、最近は静かになったと言われる亀井静香議員と阿部知子議員。

党の代表だった谷岡氏、みずからが、落選してしまった。

みどりの風では、「風が吹かなかった」と言っている。

 

しかし、風が吹いていはいたが、自民党の風に流されてしまった。

これは、みどりの風だけではなかった。

野党全党に言える話。

 

今回の改選では、次の通り。

自民党 65名、公明党 11名。

民主党 17名、みんな 8名、維新 8名、共産党 8名、社民党 1名、

諸派 1名、無所属 2名。

合計 121名。

 

民主党 改選前44名から17名に、27名減。

生活の党 改選前6名から0名に、6名減。

みどりの風 改選前4名から0名に、4名減。

自民党 改選前34名から65名に、31名増。

どこに風が吹いたか、風に流されたかは、明確である。