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公明党の政教分離(池上さんと佐々木議員)

2013-07-30 | シンキング

テレビ東京の選挙放送で、話題の質問が、Youtubeにある。

神奈川県選挙区の佐々木議員への質問の映像は、ここを参照:

http://www.youtube.com/watch?v=lwTSXQzxpVg

 

この映像をみると、私のところに来たことがないが、創価学会員の婦人部は、功徳と称して、年齢の2倍以上の票の取り纏めをさせている。

では、この参議院選挙の実態から、創価学会の世帯数は、どうかを検証してみる。

まず、会員数。

創価学会のホームページの会員世帯数は827万世帯。

婦人部も同じ世帯数あると仮定する。

婦人部の年齢を50歳と仮定すると、婦人部の票の取りまとめは、100票。

この仮定で、単純計算すると、8270万票。

しかし、公明党の今回の得票数は、757万票。

どこかが違う。

今回の参議院選の総投票数は、5323万票。

投票率は、52.61%。

選挙人名簿数は、1億118万票。

昨年9月2日現在では、1億431万票。

ここでは、選挙人名簿数は、間を取って1億250万票と仮定する。

 

公明党投票数(757万票) = 公表世帯数(827万世帯) × 世帯あたりの人数(2。62人) × 選挙権をもつ割合(1億250万票 ÷ 1億2780万票=0.8) × 婦人部の比率 × 獲得目標投票数(100票) × 投票率(100%)

世帯あたりの人数(2。62人) × 選挙権をもつ割合(1億250万票÷1億2780万票=0.8) = 2.0 

両辺を、2で割ると、

379万票 = 公表世帯数(827万世帯) × 婦人部の比率 × 獲得目標投票数(100票) × 投票率(100%)

 

1.この公式が正しいとすると:

   ・婦人部の比率 = 0.46%  

     → 殆ど、婦人部はないに等しい比率。

 

2.婦人部が頑張っても、全体では1票しか取れない。

  (婦人部の比率 × 獲得目標投票数 = 1票)

 < 例えば;婦人部の比率(50%) × 獲得投票数(2票) = 1票 >

   ・投票率 = 45.8% 

     → 公明党の組織票の数字ではない。一般の投票率より低い結果となる。

 

3.組織票なので、8割は、投票すると仮定

  婦人部が頑張っても、全体では1票しか取れないと仮定する

   ・公表世帯数 =  474万票。

 

公表世帯数(474万世帯) × 世帯あたりの人数(2。62人) × 選挙権をもつ割合(1億250万票 ÷ 1億2780万票=0.8) × 投票率(80%) ≒ 758万票。

 

投票率を90%とすると、公表世帯数は、421万人。

投票率を95%とすると、公表世帯数は、 399万人。

投票率を100%とすると、公表世帯数は、379万人。

 

これらの数字を分析したら、実際の創価学会の世帯数は、約400万世帯であることが分かった。

意外と少ない。

婦人部の活躍を1票としか、評価していないが、全体で、2票を獲得していると、公表世帯数は、更に低くなる。

真実を知るのは、創価学会と公明党のみ。

 

更に一考:

この公式に入れなかったが、創価学会員であるが、公明党に投票しなかった比率が意外と高いという見方もできる。

そうすると、公表世帯数は、発表どおりかもしれない。

その時は、個人の政教分離が進んでいることになり、組織票とは呼べない。

 

更なる、一考:

組織票が強いと言うと、公表世帯数は、少なくなる。

公表世帯数が多いと言うと、組織票が弱いとなる。

両方を同時に強く言えないジレンマがあることが分かった。

 

更なる、創価学会の想定反論:

世帯あたりの人数は、2.62人でない。

 

会員数は、400万世帯とすると、400万×2.62 = 1048万人。

827万世帯で割ると、世帯あたりの人数は、1.27人。

こういう展開を考えると、会員数にしないで、世帯数にしている理由も分かる気がする。