テレビ東京の選挙放送で、話題の質問が、Youtubeにある。
神奈川県選挙区の佐々木議員への質問の映像は、ここを参照:
http://www.youtube.com/watch?v=lwTSXQzxpVg
この映像をみると、私のところに来たことがないが、創価学会員の婦人部は、功徳と称して、年齢の2倍以上の票の取り纏めをさせている。
では、この参議院選挙の実態から、創価学会の世帯数は、どうかを検証してみる。
まず、会員数。
創価学会のホームページの会員世帯数は827万世帯。
婦人部も同じ世帯数あると仮定する。
婦人部の年齢を50歳と仮定すると、婦人部の票の取りまとめは、100票。
この仮定で、単純計算すると、8270万票。
しかし、公明党の今回の得票数は、757万票。
どこかが違う。
今回の参議院選の総投票数は、5323万票。
投票率は、52.61%。
選挙人名簿数は、1億118万票。
昨年9月2日現在では、1億431万票。
ここでは、選挙人名簿数は、間を取って1億250万票と仮定する。
公明党投票数(757万票) = 公表世帯数(827万世帯) × 世帯あたりの人数(2。62人) × 選挙権をもつ割合(1億250万票 ÷ 1億2780万票=0.8) × 婦人部の比率 × 獲得目標投票数(100票) × 投票率(100%)
世帯あたりの人数(2。62人) × 選挙権をもつ割合(1億250万票÷1億2780万票=0.8) = 2.0
両辺を、2で割ると、
379万票 = 公表世帯数(827万世帯) × 婦人部の比率 × 獲得目標投票数(100票) × 投票率(100%)
1.この公式が正しいとすると:
・婦人部の比率 = 0.46%
→ 殆ど、婦人部はないに等しい比率。
2.婦人部が頑張っても、全体では1票しか取れない。
(婦人部の比率 × 獲得目標投票数 = 1票)
< 例えば;婦人部の比率(50%) × 獲得投票数(2票) = 1票 >
・投票率 = 45.8%
→ 公明党の組織票の数字ではない。一般の投票率より低い結果となる。
3.組織票なので、8割は、投票すると仮定
婦人部が頑張っても、全体では1票しか取れないと仮定する
・公表世帯数 = 474万票。
公表世帯数(474万世帯) × 世帯あたりの人数(2。62人) × 選挙権をもつ割合(1億250万票 ÷ 1億2780万票=0.8) × 投票率(80%) ≒ 758万票。
投票率を90%とすると、公表世帯数は、421万人。
投票率を95%とすると、公表世帯数は、 399万人。
投票率を100%とすると、公表世帯数は、379万人。
これらの数字を分析したら、実際の創価学会の世帯数は、約400万世帯であることが分かった。
意外と少ない。
婦人部の活躍を1票としか、評価していないが、全体で、2票を獲得していると、公表世帯数は、更に低くなる。
真実を知るのは、創価学会と公明党のみ。
更に一考:
この公式に入れなかったが、創価学会員であるが、公明党に投票しなかった比率が意外と高いという見方もできる。
そうすると、公表世帯数は、発表どおりかもしれない。
その時は、個人の政教分離が進んでいることになり、組織票とは呼べない。
更なる、一考:
組織票が強いと言うと、公表世帯数は、少なくなる。
公表世帯数が多いと言うと、組織票が弱いとなる。
両方を同時に強く言えないジレンマがあることが分かった。
更なる、創価学会の想定反論:
世帯あたりの人数は、2.62人でない。
会員数は、400万世帯とすると、400万×2.62 = 1048万人。
827万世帯で割ると、世帯あたりの人数は、1.27人。
こういう展開を考えると、会員数にしないで、世帯数にしている理由も分かる気がする。