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不整脈と心房細動

2013-07-15 | ブログ

不整脈と心房細動。

不整脈は、心臓が本来は規則的なリズムで血液を送るポンプ役が、規則的でなくたった状態。

心臓は、左右に、心房、心室がある。

頭の方に近いのが、心房。その下にあるのが心室。

従って、左右と上下を組み合わせると、右心房、右心室、左心房、左心室の4つとなる。

心臓は、この4つが合わさって、一つの心臓となる。

血液は、心室に入って、心房経由して、動脈へ流れる。

不整脈は、上にある心房が正常に機能してない状態の時に発生する。

それを心房細動と言う。

細動は、細かく動くと書くが、実際は、痙攣しているだけで、動いているわけではない。

従って、下の心室から上の心房に血液が入った時、血液の流れに澱みができ、心房内に血栓ができる。

人間の血は、怪我をした時に、止血できるように固まる性質を持っている。

その心房内でできた血栓が、動脈を通り、脳の血管で詰まると、脳梗塞。

心臓を動かす血管で詰まると、心筋梗塞。

心房細動の動きは、ここを参照:

http://www.cardiac.jp/view.php?target=af_af.xml&lang=ja&flipmode=0

 

心室は、メインのポンプ役。

これが機能しないと、必ず死ぬ。

心房細動はあっても、心室細動はない。

(医学的には、心室細動もあるが、危険な状態で、救命処理をとる必要がある状態。)

心室が機能していて、上の心房が小刻みに動いているので、脈としは、途切れ、不整脈となる。

 

血栓をなくす対策は、血液をサラサラ状態にする薬を飲むことになる。

サラサラ状態と言うことは、出血したら、血が止まらない状態になるので、出血するような事故や怪我は避けなければならない。

私は、診察時、毎回、血液検査をしているが、採血後、約15分ぐらいは、血が止まらない。

あの針を抜いた跡の穴から、血が滲み出る。

薬にも因るが、一般的に血をサラサラにすると言われる納豆は食べられない。

サラサラにする食品が、サラサラにする薬の効き目を弱めてしまうようだ。

 

血をサラサラにするだけでは、不整脈が治らなので、心房への電気信号が正常に機能すうように、神経系を活発にする薬も合わせて飲む。

 

不整脈が出て、なかなか正常な脈に戻らない場合、心臓への電気ショックで戻す。

この治療の場合は、全身麻酔で、起こされた時には、治療は終わっている。

 

私は、今までに、2回、電気ショックを受けている。

死にかけた人が、電気ショックで、生き還ったりするので、心配することはない。

死ぬことはないと考える。

全身麻酔なので、記憶もない。

心臓のある上下の辺りの胸に、丸く電気が通った痕が残るくらい。

電気ショックの直後は、くっきりと残っているが、それも自然に消え、ずっと残ったりはしない。

2度目の時は、電気ショックの出力を上げながら、3回実施したと聞かされた。

 

6月29日の日経新聞の記事によると、

・日本には、100万人から200万人の患者がいる。

・心房細動の罹患率(りかんりつ)は、60代で2%、70代で4%、80代で8%。

・自覚症状は、動悸、息切れ、めまい、胸のモヤモヤ等、人によって様々。

 

私の場合は、気分が優れなく、低血圧のような感じ(実は低血圧にはなったことがないので、正しい表現ではないが)

 

不整脈の発見方法は、おかしいなと感じたら、手首の脈をとる。

不整脈かどうかを調べるだけなので、取り敢えず、脈をとって、脈が飛んでいないかを観察する。

脈が飛んでいたら、気持ちは安静になりたいが、心電図が検査できる病院、医者に駆け込む。

不整脈時の心電図により、原因が特定できる。

不整脈が治った状態では、検査しようがなく、聴診器を当てても正常を確認するだけ。

そして、暫く、様子を見ましょうとなる。

心電図を取って、記録を残すこと。

 

心臓はひとつ。

心臓を一時的に休ませることもできないので、心臓には気をつけよう。

おかしいと思ったら、脈を取る。

私もこれで、不整脈を見つけた。

私は、20代の時に、不整脈が起きていた。

 

心電図や心臓病を知りたい時は、ここを参照:

http://www.cardiac.jp/view.php?target=conduction_system.xml