和歌山の和歌山淡水が販売したウナギの原産地を、愛知県産と偽装して販売。
偽装して販売した数は、約13万5千匹。
木下社長は、ご迷惑を掛けたと謝っている映像は流れたが、正式な会見は、未だ、開かれていない。
取り扱いの商品の内、5割が中国産、1割が台湾産、3割外国産。
国内産は、1割のみ。
木下社長は、「愛知県産が揃わなかったため、昨年5月ごろから愛知県産と表示していた」と話している。
国産が9割で、外国産が1割なら、まだ、揃わなかったからと言えるが、
国産が1割で、残り9割が外国産は、揃わなかったと言うレベルではない。
最初から、悪意をもって対応していたと言える。
社長、専務も、従業員もみんな知っていると言っていた従業員の発言もあった。
冬場に仕入れ、蒲焼に加工したあと、冷凍し、卸していたと証言している。
昨年5月頃からではないような感じがする。
今後の対応は、卸した商品の買取、取引先(地元スーパー、小売店、百貨店等)からの損害賠償請求への対応、今後の取引停止が考えられる。
この会社の存続が危ぶまれるが、偽装は、高い代償になることを肝に命ずるべき。
まさに、自業自得である。
休題:
簡単に国産(ジャポニカ)か、外国産かは、分かるらしい。
また、国産(ジャポニカ)の品種でも、元素を調べると、飼育された産地を特定できるようである。
最近は、中国でジャポニカ品種を養殖しているので、飼育された産地の特定に使われている。
消費者への偽装表示はバレないが、専門の業者である小売業への偽装はバレる。、