目的を持って始める「ゆうゆう生活」

<Begin with the End in Mind>悠悠、融融、優遊、悠悠閑閑な「ゆうゆう」生活のブログ

和歌山の水産業者が、外国産ウナギを愛知県産と偽装

2013-07-18 | 関西ローカル

和歌山の和歌山淡水が販売したウナギの原産地を、愛知県産と偽装して販売。

偽装して販売した数は、約13万5千匹。

木下社長は、ご迷惑を掛けたと謝っている映像は流れたが、正式な会見は、未だ、開かれていない。

取り扱いの商品の内、5割が中国産、1割が台湾産、3割外国産。

国内産は、1割のみ。

木下社長は、「愛知県産が揃わなかったため、昨年5月ごろから愛知県産と表示していた」と話している。

国産が9割で、外国産が1割なら、まだ、揃わなかったからと言えるが、

国産が1割で、残り9割が外国産は、揃わなかったと言うレベルではない。

最初から、悪意をもって対応していたと言える。

社長、専務も、従業員もみんな知っていると言っていた従業員の発言もあった。

冬場に仕入れ、蒲焼に加工したあと、冷凍し、卸していたと証言している。

昨年5月頃からではないような感じがする。

 

今後の対応は、卸した商品の買取、取引先(地元スーパー、小売店、百貨店等)からの損害賠償請求への対応、今後の取引停止が考えられる。

この会社の存続が危ぶまれるが、偽装は、高い代償になることを肝に命ずるべき。

まさに、自業自得である。

 

休題:

簡単に国産(ジャポニカ)か、外国産かは、分かるらしい。

また、国産(ジャポニカ)の品種でも、元素を調べると、飼育された産地を特定できるようである。

最近は、中国でジャポニカ品種を養殖しているので、飼育された産地の特定に使われている。

消費者への偽装表示はバレないが、専門の業者である小売業への偽装はバレる。、


祇園祭 山鉾巡行

2013-07-18 | 関西ローカル

昨日は、祇園祭のハイライト、山鉾巡行が行われた。

数日前には、見学に行こうとも考えたが、暑いので、見に行くのは止めて、BS放送の生中継で見た。

TVの画面は、カメラマンの目線となる。

画面切り替えは、放送局のスイッチャーの目線。

私の見たい目線と違うので、見ていて困った。

思わず、そこはじっくりと映して欲しいと、思ってしまった。

やはり、自分の目で追うのが良いと実感した。

祇園祭の山鉾巡行で本格的な夏が来たと、例年なら感じるが、今年は、早くから夏が来たと感じる暑さが続いている。

ただ、まだ、強い日差しの、カラッとした夏の天気ではない。

今日も、薄曇りで、小雨が降って来た。

梅雨明け前のような天気。

 

山鉾巡行で、面白い光景が見えるのは、烏丸御池から二条城に向かう御池通。

ここでは、それぞれの山鉾が、自分の地域に戻るための、戻りの順番待ちをする。

山鉾巡行の順番は、抽選で決まる。

其々の山鉾の場所は、次のとおり。

http://kyoto-k.sakura.ne.jp/gion133.html

山鉾が戻れる南北の通りは、裏道では新町通のみ。

この通りは、あの高い山鉾が電線・電話線を気にせずに通れるように、電線・電話線が道路をクロスしない。

電柱は、ご丁寧に左右にある。

ストリートビューで、空を見上げていだけると、電線がクロスしていないことがわかる。

この写真は、姉小路通と新町通の交差点である。

新町通も、山鉾が追い越せる程の道幅はない。

山鉾は、戻ったら、解体されるので、解体には、時間がかかる。

その間、道路を占拠することになる。

従って、御池通から遠い、山鉾から戻り、御池通に近い、八幡山が最後に戻る。

御池通での面白い光景とは、山鉾の上で、ぐったりした人や、巡航が終わった慰労が垣間見える。

ここでは、山鉾巡行は、実質終わっており、緊張の糸がきれた状態を見ることができる。

新町通を入った山鉾を見るのも良い。

あの狭い新町通を戻る時は、山鉾が両サイドの屋根にぶつからない様に、上に乗っている人が、足で電柱を押しながら、山鉾は曳かれるのを見ることができる。

新町通りに入ったら、電線・電話線が有る無しも確認しながら歩いて欲しい。

当然であるが、山鉾巡行のルートには、道路をクロスする電線・電話線は一本もない。

伝統の行事は、伝統を守る仕組みでできている。