こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

年寄りの冷や水

2025年01月25日 00時29分30秒 | 結婚式
だんだん調子が戻って来たので、
気になっていた庭の木の伐採作業に取り掛かりました。
とはいえ、若い頃の体力もなくなってきているし、
持久力半減。
その上、亡き父から譲り受けていた、
年季物のチェンソーが、うんともすんとも動いてくれない。
考えてみれば、父がくれるものは大半が年季物だったっけ。
分家の立場だから、
笑顔を向けて父に喜んで見せたものだったなあ。
たった一人の亡き兄は父の後継者だから、
いつもおニューで、
そこで余った中古品が私へのおさがり?
長男優位の時代に生まれ育った弟の宿命なのです。
捨てるより弟に譲るという父の、
ある意味、今なら時代遅れ的な自己間案続出たのだと思うし、
それがはぐれ息子への愛情だったのだとも思い、感謝したものです。
旧式のトラクターはすぐ故障続きで、
半年もせずに手放してしまった。
勿論、父には内緒。
父の息子への思いを後悔させたくないのは、
昔人間の息子には当然の思いだったのです。・
修理代を重ねるより、
自分の体力でカバーすることを選んだのです。
備中クワで畑を耕したのを思い出します。
古い草刈り機も、丸鋸も……ほぼ使い物にならず、
結局我が家の納屋は中古品の山積みとなったのでした。

その一つのチェーンソーは、やはり役に立ちませんでした。
「新しいもんを手に入れた方が安く尽きますよ」
業者の言葉に目をつぶって頷いたものです。

そんなこんなで、
ジャングル化した庭に育った大木を「ゴリゴリ」、
木に引っ掛けたロープを「ウントコヨ!ウ=ン!」
一日に一本が限度ですね。

断捨離はまだまだ先が見えないのです。(苦笑)
コメント
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