物置に昔のアルバムがいっぱいある。
写真が趣味だった兄が、
なんやかやとパチリパチリ!やってくれたものを
多く貼ったものだ。
その兄は二十年前に亡くなった。
だから物置にしまってあるアルバムの写真は、
二十代三十代のものが殆どで、
私の青春時代が溢れている。
時々引っ張り出すと、
一枚一枚じっくり見入り、
懐かしさに目を潤んでしまう。
ただ悲しいことに、
二人きりの兄弟なのに、
ツーショット写真があまりにも少ない。
撮影者は兄、当然そうなる。
もっと昔のものなら。
表紙に家族と記したアルバムに、
兄と並んだ写真が数枚、
丁寧に貼られてある。
年子の兄弟で
仲がよかった小学生の頃のものだ。
写真が贅沢な時代なので、
白黒のミニサイズだが、
兄の記憶はちゃんとそこに残っていた。
老後を迎え、
昔のアルバムに思い出のストーリーを描く機会が、
随分増えた気がする。
写真が趣味だった兄が、
なんやかやとパチリパチリ!やってくれたものを
多く貼ったものだ。
その兄は二十年前に亡くなった。
だから物置にしまってあるアルバムの写真は、
二十代三十代のものが殆どで、
私の青春時代が溢れている。
時々引っ張り出すと、
一枚一枚じっくり見入り、
懐かしさに目を潤んでしまう。
ただ悲しいことに、
二人きりの兄弟なのに、
ツーショット写真があまりにも少ない。
撮影者は兄、当然そうなる。
もっと昔のものなら。
表紙に家族と記したアルバムに、
兄と並んだ写真が数枚、
丁寧に貼られてある。
年子の兄弟で
仲がよかった小学生の頃のものだ。
写真が贅沢な時代なので、
白黒のミニサイズだが、
兄の記憶はちゃんとそこに残っていた。
老後を迎え、
昔のアルバムに思い出のストーリーを描く機会が、
随分増えた気がする。