こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

じゃことり

2021年11月24日 02時30分18秒 | 日記
昨日は急遽孫を預かることに。
介護福祉士の娘は訪問介護の担当日とかで、
祭日でも休めないということで、
いつもの通り迎えに高砂まで出向いた。
送って帰るまで〇一日、
幸せなおじいちゃんで大忙しだった。
畑にも連れて行くと大喜び。
成長するにつれて、
「虫がいる、帰る!」と大騒ぎして、
嫌がっていた畑も、
今はいい遊び場になりつつあるのが、
じいじとしては嬉しい限り。
ただまだ源ちゃんは怖いらしく、
鳴きせがむ源ちゃんはお留守番に。
孫を送り返した後で畑で遊ばすしかなかったのが残念。
早く仲良くなってほしいなあ。

孫を連れて散歩中に通りかかった畑の大池は、
水が抜かれて、底がのぞいたり、湿地部分も点点と。
そういえば、

これくらいの時期だったかなあ。
カイボリというらしいが、
溜池保存のために水を抜いていた記憶がある。
その記憶に楽しい「じゃことり」がある。
早朝、大池の周囲を取り囲む村中の人たちは、
てんでに手引きアミと魚篭を用意していた。
年一度の「じゃこ獲り」は、
太鼓を合図に一斉に池へ走り込んだものだ。
足が取られて身動きもままならなくなる泥と格闘しながら、
棒に固定された網でフナや、鯉、ウナギなどを救い取ったのだ。
その日は村中にフナを焼くにおいが漂っていた。
焼いて干した保存食になったフナは、
貴重なたんぱく源だったんだろうな。
コメント
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