こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

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2015年08月08日 19時16分24秒 | 文芸
 いつだって密室での談合で決まってしまう我が国の政治には不満を感じる。昨今のような不祥事の続発とそれに対応する政治家の「蛙の面に……!」といった姿を見せられるたびに腹だしい限りである。
 首相もご多聞に漏れず密室の談合で決まる。それも多数派閥の思うがままのようだ。そのうえ右翼や暴力団が首相選びに介在していたらしいとあっては、あいた口がふさがらない。
 政治は一体だれのためにあるのか。国民をないがしろにした今の政治の有りようが、非常識極まりない首相選びにつながっている。
 この悪弊を断つには首相公選制を実施するのが一番よいのではないか。
 ファン投票化するのではとの心配についても、米大統領選を見るかぎり、その恐れはまずなさそうだ。
 日本国民も首相に相応しい人物を必ず選びだすだろう。
(讀賣・1992・12・19掲載)

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