娘との“今”大事にしたい
小6の娘が、卒業を前にして、クラスメート4人だけの遠出を体験した。ばすで姫路まで出て、動物園やショッピング(?)を楽しんだのだ。
初めてのことだけに本人より親の方が心配で落ち着けなかったが、娘は晴れ晴れした顔で帰って来た。ただ予定していたバスに乗り遅れて、一時間ほど後発のバスに乗ったとかで、娘の姿を見るまで不安が募りっぱなしだったが、、何とも呑気な様子で帰って来た娘の姿にホッと、安堵の胸を撫で下ろした。
持たせた普段より少し多めのお小遣いは、往復のバス代を含めてものの見事に使い切っていた。その分、娘は楽しい体験談をいっぱい持って帰っており、その夜の食卓は娘の独壇場となった。日頃は表情の乏しい娘なのに、嘘のように変身した明るさを見せて懸命に話すのを楽しく聞いた。
中学生になると、娘の行動半径はもっと広がる。その広がりが、初体験の時のような食事を囲む家族の団欒で、明るい話題の主役になってくれるだろうか……。
いやいや、そんな先の気苦労より、今この時を娘と楽しく過ごすことが最も大切なのだ。
(神戸・1976・3・3掲載)
小6の娘が、卒業を前にして、クラスメート4人だけの遠出を体験した。ばすで姫路まで出て、動物園やショッピング(?)を楽しんだのだ。
初めてのことだけに本人より親の方が心配で落ち着けなかったが、娘は晴れ晴れした顔で帰って来た。ただ予定していたバスに乗り遅れて、一時間ほど後発のバスに乗ったとかで、娘の姿を見るまで不安が募りっぱなしだったが、、何とも呑気な様子で帰って来た娘の姿にホッと、安堵の胸を撫で下ろした。
持たせた普段より少し多めのお小遣いは、往復のバス代を含めてものの見事に使い切っていた。その分、娘は楽しい体験談をいっぱい持って帰っており、その夜の食卓は娘の独壇場となった。日頃は表情の乏しい娘なのに、嘘のように変身した明るさを見せて懸命に話すのを楽しく聞いた。
中学生になると、娘の行動半径はもっと広がる。その広がりが、初体験の時のような食事を囲む家族の団欒で、明るい話題の主役になってくれるだろうか……。
いやいや、そんな先の気苦労より、今この時を娘と楽しく過ごすことが最も大切なのだ。
(神戸・1976・3・3掲載)
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